河出書房新社
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日本文学
母にささぐ受験歌
幼くして父を失い、母の手一つで育てられ、苦学のなかで、司法試験を目指した著者が、受験に明けくれた清貧苦闘の青春時代を詠んだ、感動にみちた歌日記。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
同時代の女性歌集
風の吹く日にベランダにいる
早坂 類 短歌
〈生きてゆく理由は問わない約束の少年少女が光る湘南〉 風俗の表面で軽やかに生きる若者の姿を鮮やかに捉えた、新しい時代のイメージが充溢する、次代のホープの第一歌集。
天使がきらり
干場 しおり 短歌
〈別のわれどこか遠くで泣いておりちりりと胸が痛い真夜中〉 一行の抒情詩としての短歌が透明に響かせる、去りゆく青春の、恋や仕事で日日痛みを覚える心のありのままの姿。
俳句のおけいこ MY HAIKU JOURNEY
J・スタム 著 江國 滋/佐藤 和夫 監修
梅咲いてまたひととせの異国かな――漂泊するコスモポリタンの哀しみとユーモアを、日本語と英語に託したHAIKU=俳句集。俳句の国際化に生涯を捧げた米コピーライターの意欲作。
定価1,708円(本体1,553円)
コリオリの風
井辻 朱美 短歌
〈きたる世も吹かれておらんコリオリの力にひずむ地球の風に〉――。宇宙的な空間を意識しつつ、地球の古生代から現代までを視野に入れた、時空を超越したファンタジー溢れる歌集。
定価1,388円(本体1,262円)
たまゆら草紙
松平 盟子 短歌
〈ランジェリーすべりおちゆくたまゆらのうすべにいろの迷い愉しむ〉 離婚を体験した女性の、別れた子どもへの思い、また日々接触する異性に対して揺れる女心を華麗にうたう。
ここは夜のどこか
“やわらかい白状”“冷蔵庫で眠りたい”“マニキュアを塗らない日”など、女のこころの真実をことばに変える松井五郎。つぶやきがあなたの胸にしみ入り、優しくふれ、やがてなぐさめる。
いつか笑える日 仲井戸麗市歌詞集
フォーク世代を風靡した「古井戸」時代の貴重な詞60編と、2枚のソロアルバム、さらに「麗蘭」での未発表詩を含む歌詞集大成! おおくぼひさこ氏の豪華グラビア、自作年譜つき。
定価1,815円(本体1,650円)
猫のしっぽ 101匹俳句の猫大行進
バラ色の舌のぞかせて猫日和。パーソナリティ、声優、俳優として活躍するチャコとネコの四季遊び。101の俳句とかわいらしい写真でつづった猫たちのフォー・シーズン。
定価1,282円(本体1,165円)
ふたりごころ
沖 ななも 短歌
〈一つ一つ放棄しゆけり捨てられるものがそれでもあるうちはよし〉 独身のまま中年に到った女性の日常に触れてくる光景や出来事、男性への思いを新鮮に刻んだ人生の歌集。
BUNGEI SPECIAL
〈同時代〉としての女性短歌
馬場 あき子/俵 万智 短歌
〈時代〉の心を31の音の響きに乗せて――。斎藤史、馬場あき子をはじめ、俵万智、林あまりまで、90余人の女性歌人のインタヴュー、作品、女性短歌史年表などを収めた画期的案内書。
夜明けの桃
稲葉 真弓 著
“またきっと会える。千年もたてば――”水に揺蕩う透明な情景、流れ行く時。過ぎ行くものと残るものとのあえかな交歓を、あふれる感性で描き出した注目の新詩集。
千年の祈り
渡辺 十絲子 著
「Fの残響」から三年――おもいがけない旋律のゆらぎの中にたしかに渦をまいている眩く、新しいポエジーの可能性のかたち。90年代詩をきりひらく大型女性詩人による話題の第二詩集。
定価2,350円(本体2,136円)
きらい
大田 美和 短歌
〈木漏れ日に漏れたる君にくちづける今朝は世界ができて七日め〉 ほのかな恋の芽ばえから悲しい黄昏の別れの歌のほか、鋭利な批評を秘めたフェミニズムの短歌までを収録。話題の第一歌集。
最後から二番目のキッス
〈降るまえの雨の匂いに思いつく今夜が最後のくちづけの場所〉――新鮮な感受性を武器に、時代の中の男女、少女たちの生きゆく光景を素材に、世紀末から“明日”へと向かう〈予感〉の歌集。
ナグネタリョン
李 正子 短歌
〈靴ぬぎてひとりたたずむすすき野のむこうは祖国ふりむけば日本〉 在日韓国人二世として生を享け、宿命的な生き難い場所で短歌に“生の表現”を託した女性の、魂の底からの作品を収録。
かぜのてのひら
俵 万智 短歌
〈男とはふいに煙草をとりだして火をつけるものこういうときに〉 国民的な熱い共感を呼んだ第1歌集『サラダ記念日』以後の、成熟へと向かう内面、教師生活への別れを歌った第2歌集。
定価1,068円(本体971円)
風の婚
道浦 母都子 短歌
〈水の婚 草婚 木婚 風の婚 婚とは女を昏くするもの〉 全共闘・団塊世代の歌人として圧倒的支持を受ける歌人が、年代を深めて、ふたたび新たな“自立”への思いを歌う感動の歌集。
螺旋歌
吉増 剛造 著
書くことの深源にある、究極的な「詩」への旅。創造への、言葉による旅は、悲しみ、痛苦、そして至上の喜びと深い感情をよびさます。現代詩の先端を走り続ける詩人の渾身の大作!
定価5,233円(本体4,757円)
今朝の一句 イラスト歳時記三六五日
詩人の清水哲男さんがFMモーニング東京で毎朝放送中の評判の“今朝の一句”に、超異色の絵本作家、松本哉さんがユーモラスな即興イラストを添えたオモシロ歳時記。
定価1,762円(本体1,602円)