河出書房新社
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日本文学
エンパイア・ステート・ビル解体
D・マコーレイ 著 中江 昌彦 訳
アメリカ帝国のシンボル的建造物をアラブの石油国が買い取ってしまった。痛烈なジョークを建築工学的な解体作業工程に託して美しいペン画で図解しつつ絵本にした傑作。
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
夏目漱石論 増補版
桶谷 秀昭 著
時代に拮抗して最も激烈な存在者であった漱石?日本近代の栄光と悲惨を象徴するその切実な生の軌跡を抉り、今日の思想的荒地を撃つ著者の代表作。新稿三百枚を加えた待望の決定版。
定価2,750円(本体2,500円)
モダニスト横光利一
デニス・キーン 著 伊藤 悟/井上 謙 訳
昭和文学の光源、横光利一の衝撃的な影響力をもった初期作品を中心に、西欧のモダニズム受容と展開を、世界文学の視野の裡に大胆に位置づけ、昭和文学史の再編を促す野心的長篇評論。
異域からの旅人 川端康成論
橘 正典 著
「伊豆の踊子」「雪国」「山の音」など主要作品の位相と構造を大胆に読み解き、<故郷と異郷><浄と不浄><時代との接点>という新たな分光器で川端とその文学の全体を初めて集約した野心作。
定価1,980円(本体1,800円)
描けなかった風景
司 修 著
生い立ちの記、絵の話、小説の話そして評判の装幀のはなし等々、全エッセイを初めて集成した司ファン必読の書。幻の写真集「映像戯曲」全巻と代表的装幀書のカラー写真を収録。
定価3,098円(本体2,816円)
石見の人麻呂
都筑 省吾 著
現代短歌の巨星が積年の研鑚を通して探り出した柿本人麻呂の死の謎。茂吉の「鴨山考」を周到な現地調査と精緻な論理展開で乗り越え新地平を拓く。名著「万葉集十三人」に続く大作。
定価8,800円(本体8,000円)
西行の歌
中世の動乱の時代を単独者として生きぬいた歌僧西行――その人間像と、生の深みから詠みおこされた歌の魅力を、現代歌人の視点から熱い共感をもって論じたエッセイと評釈。
定価1,870円(本体1,700円)
夢のかげを求めて 東欧紀行
島尾 敏雄 著
ポーランド・チェコ・ユーゴなど東欧諸国を経巡り異質な土地と人々との交感の中で、鋭い感受性がとらえた生々しい日常と非日常のあわい。詩意識に貫かれた紀行文学の傑作。
定価2,090円(本体1,900円)
鴎外 闘う家長
山崎 正和 著
挫折しないことの不安に怯えつつ、至福の青春を生きた森鴎外が、社会的命名を拒否して逝く、凄絶なその一生を論じ、知識人論に画期的視座を提起する書き下ろし。
定価1,650円(本体1,500円)
趣味・実用・芸術
何でも見てやろう
小田 実
世界22ヵ国を放浪し、天性おおらかで自由な青年の知性がとらえた世界のなかの日本。全篇ウイットとユーモアにあふれ、日本じゅうに爆笑と共感をよぶ、1日1ドル世界旅行。
定価1,570円(本体1,427円)
K氏のベレー帽 父・山本健吉をめぐって
山本 安見子 著
日本文芸史に画期的な足跡を記した山本健吉氏の愛娘が、幼い日の思い出から父の晩年にいたるまでを綴った感動の長篇エッセイ。故人の横顔が、ユーモラスにまた切々とたちあらわれる。
小栗虫太郎雑文集成
小栗 虫太郎 著 日下 三蔵 編
衒学趣味の探偵作家・小栗虫太郎のエッセイ、読物、自作解説など、「小説以外」の作品を集大成。戦時中の単行本未収録掌編や未完の絶筆「悪霊」の笹沢左保による完結編もあわせて収録。
予価3,630円(本体3,300円)
※未刊
路上へ。 走ることの持つ意味 TOURING RUN MEANS
池田 伸 著
15年間にわたり、「HOTBIKE JAPAN」の編集長として日本各地、アメリカ大陸、ヨーロッパなどを愛車のチョッパーで走り続けて、その思いを綴ってきた著者が贈る、愛と涙の二輪讃歌。
定価1,430円(本体1,300円)