河出書房新社
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日本文学
まちがい言葉 おかしい言葉
言葉は時代とともに移り変わるもの。とはいえ面妖な言葉や珍語・新造語の氾濫で世の中大混乱――劇作界の第一人が美しい日本語への感慨をこめて綴るユーモア溢れる言葉の博物誌。
定価1,667円(本体1,515円)
×品切・重版未定
銀色夏生の本
月夜にひろった氷
銀色 夏生 著
言葉がこころのなかにしみとおってくる。銀色夏生の詩にはそんな力がある。“ポケットの中で星が揺れたので”とはじまる本書を、著者は星雲詩集と呼んでいる。
定価1,431円(本体1,301円)
朱雀家の滅亡
天皇への忠誠ゆえに自己破滅への道をたどる公卿華族とその一族の姿を、戦中・戦後の四季を背景に描き、日本人の精神の深部に潜む忠誠心の謎に迫る。硬質で華麗な三島戯曲の最高傑作。
定価1,430円(本体1,300円)
ハイウィロー村スケッチブック
高柳 佐知子 著
ハイウィロー村は夢がひろがるファンタスティックワールド! 風屋のロジャさん、夢想家ロビンさんなど、わたしアリゼがご紹介します。少女の目を通して描く人と自然の四季の物語。
定価1,320円(本体1,200円)
日本文芸史【全8巻】
日本文芸史 第三巻 中世
第一部・平家物語の時代/第二部・中世の形而上学/第三部・王朝伝統の光と影/第四部・基層世界の奔流
定価7,700円(本体7,000円)
人間の零度、もしくは表現の脱近代
鈴木 貞美 著
戦後的理念・天皇制は、現代の表現に何をもたらしたか。「新青年」、戦後文学を再見しつつ、歪められた言説空間を逆照射し、人間の零度より位置付けられた、新世代による戦後=現代批判。
定価1,760円(本体1,600円)
世阿弥の後姿
世阿弥の美学「花」とは何か? 観客と芸能者との相克を論じ、同時代人として世阿弥の生きる姿勢を追求する新解釈論考。
定価2,200円(本体2,000円)
盛り場のフォークロア
神崎 宣武 著
湯島天神下で40年間行商を続けた一老婆の眼を通して描く盛り場の移り変わり。焼け跡から花柳界へ、そして飲み屋・スナックの街へ。盛り場の生態を考察した都市民俗学の野心的試み。
定価1,650円(本体1,500円)
サリサリくん
サリサリくんはかわいいのんきもの。おなじクラスのスイムくんと海へいきました――。2人のかもし出すとってもしあわせな気分が、見る人をホッとさせる人気絵本。
秩父コミューン伝説 山影に消えた困民党
松本 健一 著
明治の国家を震撼させた武装革命=事件は秩父の農民一人一人にとって一体なんであったのか。日本近代化の必然を問うた民衆の深層心理を捉えつつ解いた秩父事件の全貌!
無辺世界
私が愛するだれかへ、私を愛するだれかへ、透明な心が感じる悲しみと喜びを――。精神界の吟遊詩人・銀色夏生が『黄昏国』に続いて贈る言葉と絵のファンタスティック・ワールド。
西洋の詩 東洋の詩
平川 祐弘 著
西洋の詩と東洋の詩が相会うところは、東西の文化が互いに相結ぶところである。その出会いの秘密と不思議を、テクストに密着して具体的かつ緻密に論じた注目のエッセー集。
定価1,980円(本体1,800円)
サヴォイ・オペラ
「ミカド」でおなじみのロンドン生まれのコミックオペラ。またの名をギルバート・サリヴァンオペラ。我国でも往年の浅草で大当りをとった喜歌劇――その成りたちとたのしさを再現。
BUNGEI CRITIQUE
現代思想の饗宴
文藝編集部 編
現代日本の代表的思想家20数名による現代思想の俯瞰図。柄谷行人、大森荘蔵、廣松渉、丸山圭三郎、上野千鶴子、渡辺格、橋爪大三郎、鎌田東二、中沢新一、今村仁司、竹田青嗣、吉本隆明他
定価1,078円(本体980円)
童謡でてこい
阪田 寛夫 著
「赤とんぼ」「ぞうさん」など、誰もが知っている童謡のたのしさの秘密をときあかし童謡の成り立ちと歴史を、作詞者・作曲者の苦心やエピソードを豊富におりまぜてわかりやすく綴る。
定価1,656円(本体1,505円)
北一輝伝説 その死のあとに
二・二六事件に理論的な影響をあたえたとされ、刑死した思想家北一輝。国家改造の情熱に殉じた彼の晩年及び死後にスポットをあて、成らざりし“革命”の原質を鋭く考察。
定価1,335円(本体1,214円)
黄昏国
少年の、そして少女の日の、水色のかなしみのようなもの――。“僕は鈴をならす”“七夕こまり”“ピンチくんのうっかり”など、作詞界の妖精がやさしく奏でる書き下ろし愛の詞画集。
定価1,079円(本体981円)
わんちゃ利兵衛の旅
大黒屋一家の盃を受けて利兵衛の旅は始まった。巧みな口上で茶碗を売る――このしたたかな芸で世間を渡っていったあるテキヤの生涯を追い、その社会の実像に迫る。
新しい書き手はどこにいるか
三田 誠広 著
“くっ、くっ、――コピーライターなんぞに負けてたまるか”――ブンガクが絶望的な危機に瀕しているいま、文学の可能性を求めて八方破れに書き綴ったウルトラ過激な現代小説読本!
白秋・迢空
宮 柊二 著
近代短歌史の浪漫主義の系譜に立つ北原白秋と釈迢空――白秋に師事し、迢空に私淑した著者が、二人の偉大な歌人の〈人と作品〉について深い敬愛の念をこめて論じた評論集。