河出書房新社
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日本文学
酔いどれ山頭火 何を求める風の中ゆく
植田 草介 著
家を捨て、妻子を捨て、放浪行乞しつつ自由律俳句と酒に生きた孤高の俳人、山頭火。著者自らその足跡を辿り、旅の過程から、山頭火の知られざる生涯と魅力にせまる渾身の書き下ろし評伝!
定価2,530円(本体2,300円)
×品切・重版未定
哲学・思想・宗教
KAWADE道の手帖
鶴見俊輔 いつも新しい思想家
戦後思想の中心であり、今日ますます重要性を増す鶴見俊輔。いま新たに、その軌跡と思想をたどり、核心と可能性に迫る入門書にして決定版。対談・執筆=中井久夫、吉本隆明、黒川創ほか。
定価1,650円(本体1,500円)
河童芋銭 小説小川芋銭
正津 勉 著
生誕140年、没後70年を迎える、独自な画家芋銭。茨城・牛久沼畔に生まれ、水辺の風物を愛し、独自な幻想世界を追求。幸徳秋水らとの付き合いや、飄逸の人間味を追う初めての評伝小説。
定価2,420円(本体2,200円)
吉屋信子 黒薔薇の處女たちのために紡いだ夢
大正・昭和、乙女たちの絶大な支持を受けた作家・吉屋信子。再評価の呼び声高い、彼女の全貌を解き明かす一冊! 嶽本野ばらロングインタビュー、田辺聖子等のエッセイ、論考、多数収録。
ランボーとアフリカの8枚の写真
鈴村 和成 著
1883年アフリカのハラル。ランボーは高価な写真機をヨーロッパから取り寄せ、僅か8枚の写真を残しただけでカメラを捨てる。ここから発する数々の謎を追跡し詩人の本質に迫る渾身の力作。
定価2,750円(本体2,500円)
文士のきもの
近藤 富枝
きものが日常着だった時代の文豪たちは、作品のなかできものをどのように描き、また自らはいかなるきものをまとっていたのだろうか。きもの研究第一人者が読み解く、もうひとつの文学史。
定価1,980円(本体1,800円)
倉橋由美子 夢幻の毒想
今なお多くの読者に愛され続ける作家、倉橋由美子の全貌に迫る入門書。「聖少女」の原型となった単行本未収録作品「わたしの心はパパのもの」一挙掲載。対談:川上弘美×桜庭一樹等。
小林多喜二と『蟹工船』
いま、鮮烈によみがえる小林多喜二と「蟹工船」を多角的に検証する他にない一冊。対談、執筆など=浅尾大輔、雨宮処凜、青山七恵、ECD、小森陽一、島村輝、日高昭二他。
まんが 松尾芭蕉の更科紀行
すずき 大和 著
松尾芭蕉は中秋の名月を、なんとしても「さらしなの里・姨捨山」で見るため旅に出た……。その折りの「更科紀行」を読み解き、月の詩人、芭蕉の真髄に迫る。漫画だから描き出せたその心とは?
定価1,760円(本体1,600円)
吉村昭
川西 政明 著
戦史小説、歴史小説、記録文学、純文学短篇で一時代を画した作家・吉村昭の初めての本格伝。本人126冊の著作、多岐に亘る関連文献に目を通し、吉村昭の手法で吉村文学を追跡する。
定価2,640円(本体2,400円)
時代小説の勘どころ
寺田 博 著
隆慶一郎、司馬遼太郎、藤沢周平らが没してほぼ10年、時代小説界は新たな若い才能の輩出で活況を呈している。古典から現代作品まで、時代小説の普遍性をふまえ、その楽しみ方のコツを伝授。
文学報国会の時代
吉野 孝雄 著
日米開戦の半年後、大政翼賛会の一翼を担うために総勢3000人から成る「日本文学報国会」が創立された。当時の文学者のほとんどが名を連ねたこの組織の内実を克明に描き、現代を問う。
定価2,200円(本体2,000円)
極楽の日本語
足立 紀尚 著
気鋭のノンフィクション・ライターが句会に参加して見えてきた驚くほど豊かな日本語の世界。日本語のさまざまな姿を詩や小説など多くの事例を手がかりに探っていく、今までになかった日本語の本。
中井英夫 虚実の間に生きた作家
1964年2月29日『虚無への供物』刊行――あれから40年以上、いまなお絶大な支持を得ている中井英夫。「反世界」に生きた作家のすべてに迫る! 単行本未収録短篇多数収録。
吾輩のご主人 天才は猫につくられる
原口 緑郎 著
猫から霊感を受け、苦悩を癒され、生命の本当の意味を発見した作家、学者、思想家、画家、政治家……。熊楠、足穂、天心から茂田井武、シュヴァイツァーまで、猫を愛した天才たちの物語。
文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。
千野 帽子 著
「志は高く心は狭く」――尾崎翠、武田百合子、嶽本野ばら等、大正・昭和・平成3代のガーリッシュな文学作品を紹介する、スヰートで辛口な小娘(フィエット)のためのブックガイド決定版。
ぬけられますか 私漫画家 滝田ゆう
校條 剛 著
異色の漫画家・滝田ゆうの担当編集者として長年交流をもった著者が描く渾身の評伝。関係者から取材を重ね、秘蔵の日記も公開。滝田の生い立ちや人物像に鋭く迫りつつ、見事な作品論に展開。
定価2,310円(本体2,100円)
美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉
長谷川 郁夫 著
大正・昭和の出版界・文学界に巨大な足跡を残した長谷川巳之吉。堀口大學『月下の一群』、萩原朔太郎『氷島』等の美装本、全集を手がけた巳之吉が、その最盛期に自ら廃業した謎を追う。
定価6,380円(本体5,800円)
埴谷雄高 新たなる黙示
20世紀の最も異様な文学者で思想家の真実と可能性を検討する待望の一冊。対談・島田雅彦×鹿島徹、埴谷エッセイコレクション、埴谷論集成などによって新たな埴谷が姿を現す。
ユーミン「愛」の地理学 松任谷由実「私」という至福の空間
蔦 きうい 著
永遠のユーミン。荒井由実時代から松任谷由実時代にわたる名曲の歌詞世界を、気鋭の歌人が鑑賞する。恋愛を手がかりに、自分を癒し、確立していくことを応援するユーミンの世界。