河出書房新社
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日本文学
人間ドキュメント
井上井月伝説
江宮 隆之 著
出自没却。一切語らず。信州・伊那谷を流浪した男。襤褸を纏い、酒に溺れ、糞尿に塗れ、野垂死にした男――名を井上井月、俳人。芥川龍之介にその句を絶賛された、その生涯を描く。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
蜷川幸雄伝説
高橋 豊 著
海外公演で高い評価を得た演出で知られる蜷川幸雄――彼は1969年新宿の小劇場運動を担う演出家として鮮烈にデビュー。観客を叙情性で魅了する舞台を創り続ける彼の半生を追うドキュメント。
文藝別冊
田中康夫 しなやかな革命
全く新しいスタイルで長野から政治を変える田中康夫。デビュー以来の作家としての軌跡をふり返りながら、新しさを問う今、待望の一冊。
定価1,257円(本体1,143円)
「しらなみ」紀行
定 道明 著
日本海に展けゆく波頭の群れ。沈潜な青春期を抜け出そうと彼は漂白の旅に出る。《北へ、北へ》と――。沈黙と流浪の人生を自ら課した中野重治の若き日の軌跡を追う画期的評論。
定価1,650円(本体1,500円)
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 時代小説のヒーローたち
縄田 一男/永田 哲朗 著
定価1,760円(本体1,600円)
宮沢賢治 「銀河鉄道」への旅
萩原 昌好 著
賢治は1923年夏、教え子の就職斡旋のために樺太に出向くが、真の目的は早世した妹トシの魂との交信だった。「銀河鉄道の夜」と星座の運行の濃密な関係を立証。
定価2,750円(本体2,500円)
ページをめくる指
金井 美恵子 著
センダック、片山健、ピーター・ラビット――誰もが読みふけった絵本の世界の魅力を、誰よりもその世界を愛する小説家が存分に読みとく。絵本を愛するすべての人々への、またとない贈物。
定価2,200円(本体2,000円)
社会が惚れた男たち 日本ハードボイルド40年の軌跡
小野 俊太郎 著
誰もが知っている和製ハードボイルドのヒーロー達の分析を通じて、被占領国から先進国に変貌を遂げた日本社会で、いかに《男らしさ》という幻想が紡ぎ出され、支持されて来たかを透視する。
定価1,980円(本体1,800円)
文学再生計画
石川 忠司/神山 修一 著
文学シーンをリードする批評界のドゥルーズ=ガタリ、石川=神山が、時にFUNKYに、時にPUNKにいまの文学をガイドする、泣けて笑えるクールなガイド。
歴史・地理・民俗
古文書入門 上
歴史教育者協議会 編
古文書に接する初学者のために、各分野の専門歴史家がその基礎から具体的、丁寧にガイダンスした名著。村方文書、商家文書など例図に即して読みにくい字を一字ずつ読み下しながら解説する。
定価5,280円(本体4,800円)
〈定本〉横光利一全集【全16巻・別巻1・補巻1】
(定本)横光利一全集 補巻
横光 利一
昭和文学の真の開拓者として最も前衛的で、今日的課題を誠実に生きぬいた作家の全作品。日記・書簡・対談・座談まで収集した完璧な個人全集。生誕百年・没後五十年記念限定復刻。
定価13,200円(本体12,000円)
田村隆一エッセンス
田村 隆一 著 青木 健 編
1998年夏、惜しまれつつ逝った現代最高の詩人の50年を超える業績の精髄を一冊に集成。第1部に時代を画した代表詩92篇、第2部にきわめつきの名評論、名エッセイを収めた唯一の一巻本選集!
定価4,180円(本体3,800円)
文学のトポロジー
奥野 健男 著
居間、書斎、厠、風呂場――。それらの“場所”は、小説の登場人物達とどの様に関わり合っているのか。古今の名作を通して、人間と場所との関係性と構造を追究する、著者最後の文学評論。
定価2,640円(本体2,400円)
古文書入門 下
性語辞典
柴田 千秋 編
性語――男女の性器を中心に性についての言葉を集大成! 古事記から夕刊紙の風俗記事まで、古今のありとあらゆる文献から用例を大量に採取し、女性器だけで1300語以上収録。
定価2,090円(本体1,900円)
武田泰淳エッセンス
石井 恭二 編
左翼運動、出征兵士としての戦争体験、敗戦、戦後の民主化など、時代の激動を見据え続けた比類ない認識者の精髄。全評論・エッセイから、選び抜かれた26篇。
定価3,300円(本体3,000円)
現代文学の読み方・書かれ方 まともに小説を読みたい/書きたいあなたに
渡部 直己 著
現代文学のリーダーが、島田雅彦、金井美恵子、阿部和重ら最も注目される作家と詳細に語りあいながら小説の書き方・読み方を伝える最良の小説への手引き。
中国人から見た不思議な日本語
莫 邦富 著
魚を多彩に呼び分ける日本語と、家畜に対する語彙の豊富な中国語。同じく漢字を使いつつも似て非なる2つの言葉が織りなすさまざまな異同にこだわった著者積年の研究成果。
澁澤龍彦の時空
巖谷 國士 著
『澁澤龍彦全集』『翻訳全集』を編集した著者の決定版澁澤龍彦論。誕生から死に至る生涯のエピソード、詳細な作品解読、“博物誌的生涯”をもった希有な“器”としての人間・澁澤龍彦!
小林秀雄
前田 英樹 著
様々に論じられながら逆に核心にふれた読解のないままとなっている近代批評の創始者の思考を、出来事と質の存在論から照らしだした、これまでの全ての小林論を一新する決定版。
定価2,530円(本体2,300円)