河出書房新社
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日本文学
人間ドキュメント
今村昌平伝説
香取 俊介 著
世界的評価を受ける映画監督今村昌平――人間の奥底に潜む欲望を抉り取るテクニックは人々を魅了してやまない。奇才の世界を描く人間ドキュメント。
定価2,640円(本体2,400円)
×品切・重版未定
中原中也―永訣の秋
青木 健 著
『山羊の歌』から『在りし日の歌』へ。小林秀雄、太宰治らとの交友、そして愛児の死。夢と狂気に彩られた独特の世界を紡ぎ出した、詩人・中原中也の極北のドラマ。評伝2部作、完結!
定価3,300円(本体3,000円)
盛岡中学生、宮沢賢治
小川 達雄 著
発火演習、寄宿舎騒動、岩手山登山、修学旅行、教師への不満、そして恋……。中学時代を詠んだ歌、手紙、新聞、友人の証言など豊富な資料から紡ぎ出された、中学生・宮沢賢治の息吹!
定価2,750円(本体2,500円)
灰谷健次郎――その「優しさ」と「文学」の行方
黒古 一夫 著
大衆小説と純文学のはざまに位置する児童文学――文芸時評や文壇の話題にならないこのジャンルで『兎の眼』『太陽の子』等で読者の圧倒的支持を受ける灰谷作品を様々な角度から検証する。
定価2,420円(本体2,200円)
日本文化へのまなざし 司馬遼太郎記念講演会より
大阪外国語大学/産経新聞社 編
司馬遼太郎の日本文化への関心を引きついだ作家、研究者らによる歴史、日本語、文化への考察と提言。大阪外国語大学と産経新聞の共催による司馬遼太郎記念講演会の記録。
定価1,980円(本体1,800円)
文藝別冊
色川武大vs阿佐田哲也
純文学作家・色川武大と雀聖・阿佐田哲也という二つの顔をもつ作家の全貌を一冊に凝縮! 単行本未収録原稿300枚超を一挙掲載!
定価1,257円(本体1,143円)
作家はこのようにして生まれ、大きくなった―― 大江健三郎伝説
戦後青年の精神状況を政治と性を媒介に描出する大江健三郎――デビュー以前の中・高校時代に多くの詩及び小説を書いていた(新資料)文学的出発から、難解と言われる大江文学を解読。
刹那の恋、永遠の愛 相聞句歌40章
正津 勉 著
樋口一葉、夏目漱石、菅野スガ、柳原白蓮、原阿佐緒、金子文子、小津安二郎、中条ふみ子、鈴木しづ子……。詩人正津勉が調べ上げた40人の様々な恋愛模様を、その句歌川柳から克明に探る。
定価1,650円(本体1,500円)
丸山眞男八・一五革命伝説
松本 健一 著
東洋古典の素養を背景に近代政治学の先駆者、ラディカルなデモクラットとして戦後民主主義思想の展開に指導的役割を果たした丸山眞男が検証した8・15革命を抉る――生誕90周年。
服部二柳伝説
飯田 辰彦 著
68年正月、山形県鶴岡市。精神病院で、ひとりの不遇の画家が63歳の生涯を閉じた。名を服部二柳。将来を嘱望された天才画家。才能を完全燃焼させることはなく死した彼の人生を描出。
日本童謡ものがたり
北原 白秋 著
日本を代表する大詩人で、童謡研究・創作の第一人者がまとめた童謡鑑賞エッセイ。四十数篇の日本各地の童謡を蒐集し、その成立背景やことばの美しさを味わう。
定価1,760円(本体1,600円)
中原中也―盲目の秋
口語自由詩の祖・永遠の青春詩人として読みつがれている中原中也の若き日の姿を、恐慌と震災と爛熟した都市文化に代表される大正・昭和の時代の細部から描ききった決定版の評伝。
定価3,080円(本体2,800円)
古田晁伝説
塩澤 実信 著
1940年、信州出身の古田晁によって創業された筑摩書房。臼井吉見、唐木順三との友情と太宰治との交遊――戦後の出版界に屹立した存在になるまでの波乱に満ちた彼の生涯。没後30周年出版。
らんぷの本
江戸川乱歩と少年探偵団
堀江 あき子 編
変装の名人・怪人二十面相と明智小五郎の暗闘やいかに……。戦前・戦後の少年少女たちを熱狂させたシリーズの挿絵・グッズ満載! BDバッジ、少年探偵手帳など。乱歩の未発表草稿掲載。
司馬遼太郎の「戦国時代」
好評の01年秋の「幕末~近代編」に続く、もっともホットなフィールドをガイドする。戦国物全長篇徹底鑑賞。司馬氏の単行本未収録対談(城山三郎、海音寺潮五郎、D・キーン氏…)も多く収載。
定価1,320円(本体1,200円)
中野重治伝説
定 道明 著
生誕100年記念出版――中野がプロレタリア芸術運動の中心を担いつつ、何よりも反差別の中に、歴史と民族と文化を見ようとした高潔さと接続力があった、と展開し、彼のリリシズムを描出。
詩人の愛 百年の恋、五○人の詩
北村透谷、辻征夫……、50人の日本詩人の各1篇の恋愛詩から、そこにこめられた様々な恋愛模様の修羅場を追う。淡い初恋から不倫まで、この100年の詩人がいかに愛に翻弄されたか。
立松和平伝説
1970年『とほうにくれて』で文壇デビューを果たし、いま最も脂の乗り切った現代作家立松和平――戦後文学の正統を継ぐ彼は未来に向けどう発信していくのか。時代の目撃者立松文学の全貌!
澁澤龍彦 ユートピアふたたび
60年代、70年代の芸術運動の中心を自然とになった“歓待の人”澁澤龍彦の魅力に、まったく新しいテーマと書き手で迫る決定版特集!
笙野頼子 虚空の戦士
清水 良典 著
現代文学の最前衛にしてリーダー笙野頼子文学の全体像を最良の理解者である批評家が論じる待望の一冊。笙野ファン、現代文学に関心をもつ全読者のために贈る、決定版。