河出書房新社
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日本文学
新文芸読本
澁澤龍彦
河出書房新社編集部 編
全集編集委員による書き下ろし年譜エッセイ、インタヴュー「『滞欧日記』の真相」、ボツ原稿の本邦初公開や「中近東日記」の新収録など新原稿・新趣向満載のちょっと変った文芸読本。
定価1,708円(本体1,553円)
×品切・重版未定
南方熊楠
柳田國男、折口信夫と並び称される知の巨人、南方熊楠。真言密教から民俗学、さらには植物学や博物学に至るまでの全領域を、最新の研究成果をもとに探るはじめての文芸読本。
年表作家読本
中原中也
青木 健 編著
詳細な生活事項と創作活動、中也自身の手紙や文章、肉親知友の証言、250余点の写真や図版を配して浮き彫る詩人の30年の赤裸々な生涯を読み解く。中也の没後史を付す。
定価1,923円(本体1,748円)
稲垣足穂
光のマントを翻し、過去と未来、地上と天界を自在に行き来し、ファンタジックな幻想のなかに多彩なオブジェを生みだした20世紀の魔術師。「ヰタ・マキニカリス」タルホの全貌に迫る。
昭和精神の風貌
日本人にとって大東亜戦争とは何を意味したか?いや、平成の現在、何を意味しているか? 著者の魂をゆるがした10人の思索者の言説を通して、昭和の精神の原点をあらためて問う名著。
定価2,563円(本体2,330円)
原石鼎 二百二十年めの風雅
忘れられた天才俳人、原石鼎の生涯を追い、俳句を通して日本近代の精神像に新たな光をあてる、著者会心の注目の評伝文学! 好評につき、新資料を加えた増補新装版!
フィネガン辛航紀
柳瀬 尚紀 著
ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』という難攻不落の大作を世界で初めて翻訳した著者の、6年余の辛苦と歓笑の航跡を克明にたどる正嫡の解読書。『フィネガン』が強烈に面白くなる。
性の文学
文学における性の追求はどこまで可能か。古今東西さまざまな試みが文芸の世界を彩ってきた。それら性文学の流れを追いながら、現代作家にみる性の描き方、表現の軌跡などを広く収録。
定価1,602円(本体1,456円)
ボクの大東亜戦争 心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出
東大生のボクが、二等兵としてはるかな南の島でくり広げたスマトラ人、中国人たちとの交友記。現地の人々との交友によって日本書紀の「八紘一宇」を実践しようとした孤軍奮闘記。
定価3,631円(本体3,301円)
迷宮めぐり 現代作家解体新書
小説好きの読者と、まだ小説好きではない読者のために、文壇のウラとオモテに精通する文芸記者40年の古強者が、現代作家の作品と人間の核を探り、迷宮と化した日本文学を見事に解明!
定価2,030円(本体1,845円)
江戸川乱歩
知的な謎解き遊びを尊重し、怪奇幻想のロマン性を強調した数多くの名作を生み、わが国推理小説の開拓者であり、達成者、指導者として大きな功績を残した乱歩の人と作品の秘密に迫る。
山色水聲 時事論集
昭和天皇の崩御から、バブル経済、湾岸戦争、そしてソ連邦の消滅にいたる激動の3年を、実業家としての体験と古今の古典への素養を通して直視した異色評論。江藤淳・宇野精一氏推賞。
定価2,136円(本体1,942円)
柳田國男
北海道から沖縄まで日本の隅々までわけ入って、普通の民=常民の生活文化の豊かさを実証的に明らかにする日本固有の民俗学を確立した巨人の姿を多面的に照らしだす。
泉鏡花
異界の逢魔が時に跳梁する魑魅魍魎、美しい裸身をさらし、死によって美化され聖化される魔界の女。過剰と逸脱にみちた妖美・エロス・幻想・奇想の鏡花世界への誘い。
定価1,282円(本体1,165円)
日夏耿之介全集【全8巻】
日夏耿之介全集【全8巻】
日夏 耿之介 著 矢野 峰人/山内 義雄/吉田 健一
近世の知性を代表する日夏耿之介の古典研究から詩、翻訳、文学論、エッセイにいたる全偉業を集成。大判で読み易い活字を採用。
定価198,641円(本体180,583円)
×品切
「アメリカ」の影
「なんとなく、クリスタル」から天皇・原爆・無条件降伏まで、現代日本の戦後系と現代系を鳥瞰し通底して縦横の回路を穿つ。みずみずしく柔らかな批評の誕生。
宮沢賢治研究ノート 受苦と祈り
山内 修 著
生体はその生命を維持するために、かならず他の生命を奪わざるを得ない。賢治の作品はこの存在の受苦を超えようとする祈りだ。作品生成過程のなかに賢治をさぐる気鋭の作品・作家論。
定価2,670円(本体2,427円)
予定不調和 境界の小説
宇野 邦一 著
ベールイ、カフカ、ジュネ、セリーヌ、ムージルらの言葉の襞にわけいる中から、境界の移動、権力の形成と消滅、そして小説と世界をめぐる思考の海図を描き出す、ラディカルな長篇エッセイ。
ホーロー質
閉ざされ、一様化した現代の言説空間のなかで思考することを深く問い直し、人間的なものと非人間的なものの逆転、スターリニズム、天皇と日本人、戦後文学の現代的課題を縦横に論じる。
定価3,738円(本体3,398円)
萩原朔太郎
人生をまっすぐに、まぜものなしに歌いあげた詩人、ことばへの絶望がはじめて歌を可能にすることを知っていた近代最初の詩人、明治大正昭和を生きたモダンボーイに多面的に迫る。