河出書房新社
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日本文学
情況としての画像
吉本 隆明 著
昭和天皇の死、天安門事件、美空ひばり――昭和から平成へ時代が大きく変わる中、歴史と情況をテレビの画像を通じて解読し、社会主義国家権力と超資本主義という新たな時代の問いに応える。
定価2,136円(本体1,942円)
×品切・重版未定
村上春樹をめぐる冒険 対話篇
三人の若手批評家が三様の立場から村上春樹の作品の意味と構造と表現の可能性をわかりやすく読み解き、批評のことばの先、現代の“圧倒的な空虚”の向こう側にある問題の本質に迫る。
定価1,708円(本体1,553円)
新文芸読本
与謝野晶子
河出書房新社編集部 編
人はふしぎ、歌はおもしろい。晶子は1901年に歌集「みだれ髪」で衝撃的にデビューした。またすぐれた女性論を書き、古典の口語訳業を残した。今世紀を飾った女性第一人者の丸ごと。
定価1,282円(本体1,165円)
球体の神話学
神話の森を逍遥しながら、偏在する球体幻想の始源へとわけいる詩的エッセイ。究極の美、神、宇宙の原型、魂と愛と生命の象徴としての球体を原始の思考に探究する異色作。
定価2,990円(本体2,718円)
ロンドンの夏目漱石
漱石はロンドンで本当にノイローゼになったのか? 当時の英国での生活を新聞、雑誌等あらゆる史料を駆使して詳細に再現、漱石が近代というものに早々と見切りをつけた思考の足跡を描く。
定価2,030円(本体1,845円)
追悼 野間宏
文藝編集部 編
戦後文学・戦後思想の巨人の全業績を、あらゆる角度から検証しつつ、強靭な批判精神と豊かな実験性にみちた<同時代人・野問宏>を浮彫りにする注目の特集。戦後文学ファン必読の書。
定価1,602円(本体1,456円)
ねえやが消えて 演劇的家庭論
奥野 健男 著
聖女でもあり、魔女でもある存在「ねえや」――かつての文豪達が彼女達に抱いた憧憬と畏怖。彼らの文学世界と「ねえや」との関係を、多彩な思考で展開する、著者会心の長篇評論!
定価2,670円(本体2,427円)
中原中也
長谷川泰子との恋、愛児の死、三十年の短い生涯と魂の詩を論じる文集。「生涯を自分自身であるという一事に賭けてしまった」(大岡昇平)詩人の生涯。
石川啄木
なき虫、生意気、怠け者。うそつき、甘ちゃん、借金王。詠んだ名歌もお涙頂戴式。啄木って青春時代のニキビのような存在ね、と言う前に本書をどうぞ。
三島由紀夫
どこまでが素顔なのか、どこからが仮面なのか? 昭和45年、45歳で突如その生をみずから断った天才作家の華麗にして劇的な作品と生涯を、恩師、友人、編集者、写真家、女優らが検証する。
やちまた 上
本居宣長の長男に生まれ、失明しながらも「詞の八衢(ことばのやちまた)」により国語学史上に不滅の業績を残した本居春庭の生涯を、構想40年を経て描き出した評伝文学の最高傑作。
やちまた 下
おもいっきり侃侃
国文学の世界で孤高を持して生きる碩学のはじめてのエッセイ集。その学問の方法論を語る「解釈学序説」、そして読む者の既成概念を打ち砕く古典世界への鋭い感想を記す名随想の数々。
宮沢賢治
妹の死に慟哭し、野原や山や星を歌った詩人、林や高原で風や雲が語ったはなしの記録者――?賢治。彼がのこしてくれた数かずの詩や物語、いまも銀河宇宙に散乱する魂についての24篇。
ことば遊び悦覧記
言葉の魔術師・現代短歌の雄、塚本邦雄が、古今東西のさまざまなことば遊びを収集し、それらの作品を解読しつつ、遊びごころの豊かさとその文学的価値を論じた知的悦楽の書物。
芥川龍之介
芥川の小説は何度読んでも面白い。話が面白いだけなら一度読めば十分なのに、なぜだろう。芥川に関するミニ情報とともに、不思議な言葉に満ちた絢爛たる文章世界に遊んでみよう。
夏目漱石
漱石の言葉ってすごくいまの言葉だし「坊っちゃん」の語りのリズムはハードボイルドそのものだ――。沢木耕太郎、橋本治、関川夏央をはじめとする現代的感覚で漱石文学の魅力をさぐる。
太宰治
青春の代名詞のような太宰治。彼の小説をたのしみ、彼の生き方をたどりながら、彼が問いかける愛と友情と正義、自由と恋と革命について考えてみよう。肉親から現代作家までの証言。
澁澤龍彦考
巖谷 國士 著
故澁澤龍彦の若き朋友であり仏文学者である著者がその人と文学を論じた注目のエッセイ集。〈庭〉から〈旅〉へ、たえず変貌しつづけた異才の本質にせまる初めての澁澤龍彦論。
定価2,750円(本体2,500円)
日本文芸史【全8巻】
日本文芸史 第五巻 近代 1
第一部・新しい言葉をめざして/第二部・新しい文学の言葉/第三部・組み替えられる言葉/第四部・文学の制度的確立
定価7,480円(本体6,800円)