河出書房新社
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日本文学
海の夫人
谷川 健一 著
民俗学の探求と文学への熱い思いとの交点で生みだされた短歌62首と、短歌のモチーフ(彦火火出見と豊玉姫の物語)に関連のある評論・エッセイを集成。
定価2,136円(本体1,942円)
×品切・重版未定
朝鮮・言葉・人間
朝鮮語への関心から出発し、そこから朝鮮の人間・風土・文学へ向うという道筋を切りひらき、若くして世を去ったパイオニアの仕事を集成した遺稿集。
定価3,738円(本体3,398円)
琉球弧の喚起力と南島論 シンポジウム1988・12・2那覇
吉本 隆明 他
かつて反天皇制の論拠として構想された「南島論」を超国家論の地平へと解き放ち、世界史的視点から日本国家の神話を掘り崩す壮大な知的冒険。
定価1,923円(本体1,748円)
紙の中の殺人 探偵・幻想・少女
川村 湊 著
我が国が生んだ特異な少年・少女文化の影を、足穂や尾崎翠の文学に追いながら、密室なき紙の密室殺人というイメージで照らし出す評論集。
紙オムツ・シンドローム 平成元年への罵詈雑言(クリティック)
渡部 直己 著
汚辱を隠ペイし自堕落な快適にひたるトレンド=紙オムツ症候群を撃て! 気鋭の批評家が聖子、アグネス・チャン現象などを縦横に斬る辛口のコラム集。
定価1,815円(本体1,650円)
言葉からの触手
吉本 隆明 著
「文藝」に連載されたアフォリズムを徹底的に改稿、新たなテクストとして世に問う、吉本隆明の思想、表現の原理の書。思考の運動を体験する本。
定価1,282円(本体1,165円)
文学の現在
江藤 淳 著
中上健次、富岡多恵子、川村湊、吉本隆明――当代を代表する作家・文学者を迎え、日本文学の今日的状況を縦横かつラディカルに論じる連続対談集。
性の幻想
戦中の少女期、原爆投下直後の広島で見たもの、十余年のアラスカ・米国生活――。女と男、漱石、老子、自然、神話、昭和、文学体験などを吉本隆明、江藤淳、川村二郎らに語る。
躓きとしての文学 漱石『明暗』論
漱石の小説は細部に至るまで考えぬかれた象徴・記号操作によって描かれていた! さり気なく道を横ぎる犬とは何か。全く新しい視点から描かれた新進気鋭の新漱石論。
定価2,350円(本体2,136円)
評伝 梶井基次郎
大谷 晃一 著
実地に調べ抜いた精細な事実と発見を積み重ね、作家の個性の秘密を“生身の人間”のうちに浮き彫りにする長篇評伝。親愛をこめて生との凄愴な戦いを探り、青春文学の永遠性を追跡した名著。
リアリズムの源流
日本近代のリアリズム思潮とは何であったか? 子規・虚子のホトトギス派から説き起こし、明治から戦後までを画した作家15名を再検証する待望の作家論文学史。
定価2,883円(本体2,621円)
歌を詠みはじめた頃
生涯の師窪田空穂、生涯の友尾崎一雄らに導かれ、短歌に賭けた青春時代から60年余の歳月を縦横に活写した孤高の歌人の貴重な回想文学の秀作。
定価3,850円(本体3,500円)
ことばの古代生活誌
古代のことばを古代人のように聴き、感じることを通して、記紀万葉をはじめとする古代文学の中に息づく「やまことば」に日本語の祖型を探して、古代の生活スタイルと意識を撃つ試み。
定価2,221円(本体2,019円)
感情教育
映画に文学にそして現代思想に独得の切り口で語る著者が、東京・ニューヨーク、ソウルを股に描くおしゃれなプライベート・エッセイ集。軽妙な語りの中にも微量の毒が。
定価2,200円(本体2,000円)
非在の海 三島由紀夫と戦後社会のニヒリズム
三島由紀夫にとって戦後とは、天皇とは、何であったのか――その文学と生の軌跡に、戦後市民社会のニヒリズムの行方を透視する、気鋭の思想家による渾身の長篇評論。
定価2,424円(本体2,204円)
文藝時評
川村 二郎 著
文学の変容は時代の変貌をいかにうつしたか――「文藝」誌上に連載の文芸時評十年分を集成し、現代文学に燦然たる金字塔をうちたてた記念碑的大著。
定価6,408円(本体5,825円)
これは日本語か
D・ラガナ 著
日本人の皆さん、あなたの日本語は正しいですか?大学生へのアンケートをもとに現代日本語文法と国語教育の課題を、愛惜こめて提起。国際化時代におくる本格的日本語論!
定価1,762円(本体1,602円)
作家は行動する 文体について
戦後批評に初めて文学原理論を構築し、吉本隆明「言語にとって美とはなにか」と並び、現代の言語・文体論の原点となった若き著者の代表作、待望の復刊! 巻末評論=川村湊
定価2,420円(本体2,200円)
本居宣長
宣長はそんなに偉かったのか?「田舎人のふところおやじ」と同時代人上田秋成が難じた言葉をきっかけに、「漢心」排斥論をぶつ宣長の実像を実寸にまで引き下す痛烈な批判論考。
新文芸読本
女流短歌
河出書房新社編集部 編
歌留多あそびとして親しまれている百人一首の明治以来のすぐれた評釈のなかから一首につき一篇を収録。ほかエッセイ、論争などを併せて収録した百首鑑賞のための最上の手引書。
定価1,079円(本体981円)