河出書房新社
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文庫・新書
酒の肴雑学百科
永山 久夫 著
酒と同様、肴にも長い歴史があります。本書は、干し貝、ハチの子など縄文人の山海の珍味にはじまる日本列島の酒の肴の数々を、豊富なエピソードをまじえて解説し、読者に“読む肴”を提供します。
定価619円(本体563円)
×品切・重版未定
幻想の肖像
澁澤 龍彦 著
幻想芸術を論じて当代一流のエッセイストであった著者が、ルネサンスからシュルレアリスムに至る名画三十六篇を選び出し、その肖像にこめられた女性の美と魔性を語り尽すロマネスクな美術エッセイ。
定価616円(本体560円)
○在庫あり
〔ビブリア・タルホロジカ〕
ヒコーキ野郎たち
稲垣 足穂 著
草創期ヒコーキのはかない美しさへのみずみずしいノスタルジアをこめたタルホのエアクラフト讃歌全9篇を収録するエッセイ集。巻末書き下しエッセイ=巌谷國士「タルホ・ヒコーキ・シネマトグラフ」。
定価470円(本体427円)
佐川君からの手紙
唐十郎 著
ある日、パリのサンテ刑務所から一通の手紙が舞い込んだ。面会を求めて渡ったパリで、奇怪な出来事に翻弄されつつ、劇的想像力が“パリ人肉事件”の謎の実相に迫る。芥川賞受賞作。
定価481円(本体437円)
少年愛の美学
古今東西の文学、身辺諸事を自在に織り合わせながら、タルホ的エロティシズムの核を示す、「ヒップを主題とする奇想曲」風長篇エッセイ。第1回日本文学大賞。<解説=澁澤龍彦>
蓮と刀
橋本 治 著
“真実の人”橋本治が幼児語を駆使して“おじさん”社会に敢然と立ち向かう痛烈評論。フロイト、ユング、漱石からホモ雑誌に群がる欲望まで徹底分析して、開かれたコミュニケーションをめざす。
定価939円(本体854円)
ヰタ マキニカリス 2
稲垣 足穂
多彩なオブジェが散乱し、ポップなイメージが虚空にシャッフルするファンタジックでメタフィジックなタルホランド。高名な「一千一秒物語」を収録する34の短篇集。足穂の代表作。
県別性格診断
河出書房新社編集部 編
各県の風土は、それぞれ独特の性格をかたちづくってきた。その県民性の特色、長所・短所を地元出身の作家・新聞記者が明らかにする。自分を知り、他県出身者を知る決定版。県別イラストマップ付。
ヰタ マキニカリス 1
黄金時代
庭園、怪物、時間、悪魔――著者愛好のテーマをめぐって書きつがれたエッセイの名品。珍しく現代社会への批判を含み、70年代前後の著者の思索をあとづける鋭い批評眼にみちた作品集。
京都・町並散歩
京都新聞社 編
町人の細やかな心づかいと職人の確かな腕がつくりだした町並の造型。紅殻格子に虫籠窓。路地、家の軒先に残る町家の美しさを、豊富な写真とともに紹介。京の町散策のための恰好のガイドブック。
定価513円(本体466円)
思考の紋章学
迷宮、変身、夢のかたち――12のテーマをめぐり、古今東西の文学作品を縦横に引用しながら、多様なイメージにこめられた観念の形態を考察するエッセイ集。驚嘆すべき博識がおりなす文学論集。代表作。
定価576円(本体524円)
水木しげるの【雨月物語】
水木 しげる 著
当代日本の“妖怪博士”が、日本の古典に挑む。中学時代に本書を読んで感銘を受けた著者が、上田秋成の小説をいつか自分の絵で描きたいと念願。「吉備津の釜」、「夢応の鯉魚」、「蛇性の婬」の三篇収録。
定価528円(本体480円)
〔種村季弘コレクション〕
アナクロニズム
種村 季弘 著
アグリッピーナ物語
弓削 達 著
美貌に恵まれ、他に並ぶものがない高貴な血統をうけ、数奇な運命にもまれながらローマ帝国のトップ・レディとなった女性。兄妹相姦、母子相姦、夫殺しののろわれた運命を生きた稀代の妖婦の素顔とは?
定価449円(本体408円)
京都・伝説散歩
夢の宇宙誌
自動人形、玩具、畸形、怪物など、さまざまなテーマを通して、多様なイメージに通底する人間の変身願望、全体性回復への意志、大宇宙と照応する小宇宙創造への情熱などを考察するエッセイ集。
定価638円(本体580円)
胡桃の中の世界
石、螺旋、卵――愛好するオブジェやイメージに宿った小宇宙をテーマに、人類の結晶志向の夢の系譜をたどる名エッセイ集。『夢の宇宙誌』に続く、イメージの博物誌の最も完成された作品集。
妖人奇人館
占星術師、錬金術師、サギ師など、かずかずの奇行とスキャンダラスな行為で、つねに世の中を煙に巻きつづけた神秘不可思議な男たちの奇妙な生涯を、軽妙な語り口で紹介するエッセイ集。
定価517円(本体470円)
水木しげるの妖怪文庫 1