読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
THE FISH 魚と出会う図鑑
長嶋 祐成 著
★2020.06.24 『どうしよう。今よりもっと魚が好きになっちゃった。』
魚を、生き物として見たり、食べ物としてみたり、
生き物が好き過ぎて命が見え隠れしてしまっていた自分ですが、
全て晴れました。
図鑑って、絵や写真で満たされていたのに、
長嶋さんの書く文章に引き込まれて、
気がついたら1時間。
〈まえがき〉から最高なわけですが
魚が大好きな自分が、魚の図鑑を1時間集中して見て
その時間のほとんどが無心でした。
魚をどの方面からも捉え、達観されているこの一冊。
絵の美しささえ、危うく忘れてしまうほどの文脈。
酢飯屋 岡田大介オススメの一冊です。
世界名作劇場 赤毛のアン メモリアル・アルバム
河出書房新社編集部 編
★2020.06.16 東京MXの『赤毛のアン』再放送を見て、素晴らしいアニメだと思い資料を探してこの本を見つけました。高畑勲監督はじめ、多くのスタッフのこだわりが、この本を読むとよくわかります。ぜひ購入して手元に置きたい一冊です。インターネット上の書店ではどこも品切れで、Amazonの中古の商品は数十万円と高額すぎて手が届きません。この本がこのまま埋もれてしまうのは、大きな損失です。どうか復刊してください。復刊した暁には必ず買います!
夢も見ずに眠った。
絲山 秋子 著
★2020.06.14 沙和子さんが高さんに苛立つところで私も苛立ちました。岡山から始まって近所が舞台に選ばれて嬉しくなりました。埼玉県が出てきたのは初めてな気がしますが気のせいですかね?他にも気になっていていったことのない場所もたくさん出てきて旅行気分が味わえて、楽しかったです。
アロハで猟師、はじめました
近藤 康太郎 著
★2020.05.31 今回の物語は赴任地における六年間の実体験を綴ったアロハシリーズの集大成とも言うべき作品だとおもいます。米を作る猟をするとは苦悩喜び涙感謝畏敬誇りやりがい試練などさまざまな感情が
描写され筆者の矜恃が伝わりました。加えて説得力の確かさ表現力の豊かさ慧眼の鋭さに感嘆。新しい挑戦がどんなものになるかは知るよしもありませんがまた企画してください
大杉漣
河出書房新社編集部 編
★2020.05.30 ただそこに立っているだけで必ず何者かであった役者は、なぜ300もの役を演じながら常に紛れもない彼であり得たか。役者になった出発点であるアングラ劇団の沈黙劇を通じ、立っていることによる表現を突き詰めた末に、体の中を言葉によらない芯が一本貫き、何を演じても彼を彼たらしめていたからである。その成り立ちが得心できる遺稿・追悼集。大杉漣は死してなお伝説の転形劇場を呼び戻す存在で在り続ける。さまよい続けようと意志した役者魂のありようがよく分かる。
国家への道順
柳 美里 著
★2020.05.27 「国家への道順」秋葉原のBookOffで買って数日で読み切ってしまった。見開きに墨筆で書かれた著者の署名と「戦の中に人あり戦の後に人あり」と2016年夜長月フルハウスにてという書付が記載されていた。読み始めて直ぐP14~「謝罪の言葉を唾を吐くように簡単に口にしてはいけない、いったい、何を知っている?植民地がどこにある?」の問い掛けに愕然とした。30代の頃「なぜ学校の歴史の教科書に【近代史】がないのか?に疑問を持ちつつ、先の大戦の事や主権国家の主権について考えたり、「週刊金曜日」で過去及び現在の日本の歪な政治構造を知り、また辺見庸の「1937」は衝撃でした。残り少ない時間を、のほほんと過ごすよりは過去を知り行く末を案じながら生きて行きたいと思うようになった。貴著「JR上野公園口」も読んでみたい本の1冊です。
死にたくなったら電話して
李 龍徳 著
★2020.05.23 最高密度の真っ暗な絶望に圧倒された。ずっと辛い、ずっとしんどい。傑作だと思います
星野之宣
星野 之宣 著
★2020.05.23 刊行ありがとうございます。ボリューム満点の特盛のような内容に、お腹いっぱいです!
「星野之宣はどこから来たのか 何者か」過去と現在を、デビュー前の習作、本人インタビューと対談、あまたの寄稿と解説、そして夢のような(悪夢のような?)合作マンガで鮮やかに見せてくれました。
「どこへ行くのか」5年後、デビュー50周年記念の増補版の刊行も楽しみにしています!
その悩み、僕らなら数学で解決できます!
はなお/でんがん/キム・ヒョジュン/すん 著
★2020.05.09 やられたって感じでした。よく学校の勉強なんて、なんの役に立つのかと言われますが、考え方わ捉え方によっては、これほど身近な問題解決の手段になるとは思いませんでした。
現在、高校生の受験対策のサポートをしているので、次の授業で絶対、この本の中のネタを話したいと思います!
サピエンス全史 上
ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳
★2020.05.07 とても興味深く読みました。
読んでいて、人間に対する考え方等
養老孟司先生の考えと共通するところが
あるように思えました。
ハラリ氏と養老先生の対談とかあると
きっと意気投合して盛り上がるのでは
ないかと思いました。
是非、ご検討下さい!
RECORD
江口 寿史 著
★2020.05.06 江口寿史先生が手掛けてきたCD、レコードジャケットを30x30のサイズで販売すると聞き楽しみにしてましたが、原画からじゃなくCDからの複製なんですね。CDの再発やCDのみの作品をレコード化したジャケットみたいに線がボケている絵があり残念でした。古い作品は原画が残ってないんですかね。江口先生の解説、峯田さんとの対談は初めて知る事も多く読み応えがありとても良かったです。
一億三千万人のための『論語』教室
高橋 源一郎 著
★2020.04.30 「仁」ってなんだ?
「礼」ってなんだ?
全ての答えがここにあった!
漢文読めなくても大丈夫!
全文、完全現代語訳付き!!
「論語」は難しいイメージだったも、たまたまコロナ禍自粛前に書店で見かけ、分かり易くて購入。4000年の歴史を誇る大国中国から、悩める現代人へこの本をfor you!
今、読んでも色褪せぬ新鮮さ。
購入して本当に良かったです。
ホモ・デウス 上
ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳
★2020.04.30 たまたま著者が現在のコロナ禍についてインタビューに答える番組をテレビで見て、著者に大変興味を持ちました。
思い切ってサピエンス全史と共にオンラインで購入。まだ届いていませんが、今から読むのが本当に楽しみです。著者の他の作品も是非読んでみたいです。
インタビューを見ただけなので本についてはまだ詳しく感想を言えませんが、現時点での気持ちとして「人々は、この人物の言葉に、刮目せよ」と、思っています。混沌とした今だからこそ、是非本を通じて、著者の言葉に耳を傾けたいです。
日本のオカルト150年史
秋山 眞人 著 布施 泰和 協力
★2020.02.24 kindle版を早急に出して下さい。
しまったくん・ まえばぐらぐら
★2020.02.22 保育士です。
こども園で子どもたちに読み聞かせしています。
古い本ですが、毎年年長組さんのお気に入りです。
子どもたちが感じる不安や思わずしてしまう行動に共感でき、最後にほっとできる名作だと思います。
新しいものが欲しいので、ぜひ重版してください。
日航123便 墜落の波紋
青山 透子 著
★2020.01.25 事故原因の再調査をしない政府に対して、一歩一歩証拠を積み上げながら遺族や関係者と連帯しながら、真実を追い求めている青山さんの真摯な態度に心が打たれます。改ざんされていないボイスレコーダーやフライトレコーダーの情報開示が必須です。この国に、真の司法が生きているなら情報開示して多くの研究者に公開するべきだと思います。一部の人間しか聞けない・見れない情報ではなんの公平性もありません。隠す必要のないものを、あえて隠している、そのことに35年の罪の重さを感じます。
多くの遺族の方々も高齢者になりました。彼らの心の痛みは、真実が明らかにされない限り決して癒されるものではありません。この裁判を通じて、事故原因の再調査が始まりますよう願っております。
最後に、あの便に搭乗した「大島九」こと坂本九ちゃんへ、哀悼の意を句にして捧げます。
秋風に九ちゃんの声風車
明智家の末裔たち
明智 憲三郎 著
★2020.01.20 巻頭漫画『信長を殺した男 外伝』は、光秀嫡男・光慶が「北近江山田村」に逃れたという衝撃的な前振り。近江山田家に伝わる光秀の兜や家中法度、曾我助乗署名の書札礼法書など数々の伝承品は、その衝撃的な仮説の信憑性を静かに裏づけ、家系捜査は日本各地に散らばる明智家の末裔へと広がっていく。紆余曲折の歴史を経て、辛うじて残ってきた明智家の末裔たちの伝承を丁寧にすくい取っていくと、朧気ながら光秀の子孫の全体像が見えてきて、徳川とのつながりについても蓋然性がますます高まっていく。『明智軍記』の解明や、藤堂采女家、小田原藩稲葉家と光秀とのつながり、土岐頼芸の子・頼次(小次郎)の長男と次男をめぐる推理など、氏ならではの大変興味深い考察だと思う。
フランス郷土料理
アンドレ・パッション 著
★2020.01.18 Félicitation et merci beaucoup pour publier le livre de Cuisine francaise regionale.
素晴らしい。長い間 Restaurant Pachonのファンです。フランス大好き人間にとって 最高に嬉しいニュースです。2月の発売が待ち遠しいです。早く手元に購入し ページを開いてみたいです。すぐ予約します。
アメリカーナ 上
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 著 くぼた のぞみ 訳
★2020.01.15 出版社の皆様へ。
文庫版の出版、ありがとうございます!
日経新聞の記事をきっかけに、書店でハードカバー版を手に取りました。試し読みをするつもりが一気に引き込まれ、そのまま読み終えてしまいました。
とても面白かったので、購入することは確定事項でした。ただハードカバー版の厚みと重さは家に置いたときに読み返すにはやや不便だな…と思い、購入に踏み切れませんでした。友人に勧めようにも皆その厚みにたじろいて読んでくれませんでした。
ですが、今回ついに、念願の文庫版が発売されました。もちろん上下共に購入し、友人にもがんがん勧めようと思います。文庫版になるのは難しいかと思っていたので本当に嬉しいです、長年待った甲斐がありました。出版に関わったすべてのスタッフにお礼を申し上げます、本当にありがとうございます!
「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント
菅原 洋平 著
★2020.01.09 最近疲れやすくなったなぁ……と思い、なんとなく買ってみましたが、気軽に行える上に効果が高いノウハウが多く、とても良い本でした。
まずは、実践しやすい睡眠のコツから試してみましたが、朝が苦にならない・日中の睡魔がほとんど無くなったことに驚きました。
また、生体リズムの解説を参考に、タスクをやる順番を工夫することで、より効率的に仕事をこなせるようになり、本当に良い本を買ったなぁ、と感じています。
他のノウハウについても、焦らずに少しずつ実践していくことで身につけようと思います。
ありがとうございました。