河出書房新社
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30日以内に発売された新刊一覧です。
文庫・新書
虹いろ図書館のかいじゅうたち
櫻井 とりお 著
心凍らせた少女かおりと、いじめを受けた少年ケン。体の中にかいじゅうを飼い、出口を探す二人に、イヌガミさんと図書館の人々は――心がじんわりあたたかくなる、大人気「虹いろ図書館」文庫、第3弾!
定価968円(本体880円)
○在庫あり
ULTIMATE EDITION
阿部 和重 著
「つうわけで、てめえら捨て駒は死ぬまでが仕事なんだよ」。ポケモン少女、極右大統領、イーロン・マスク、闇バイト……。読み手の現実をハックする究極の小説集(アルティメット・エディション)。
定価1,397円(本体1,270円)
これはちゃうか
加納 愛子 著
Aマッソ加納愛子、初小説集が待望の文庫化! 「文藝」掲載の短編「イトコ」「最終日」「宵」「ファシマーラの女」に、「了見の餅」「カーテンの頃」と書き下ろし短編を加えた作品集。
定価869円(本体790円)
△3週間~
犬と いぬのエッセイアンソロジー
佐藤 愛子 他著 小川 糸 著
犬は家族、犬はともだち、犬は恋人、犬は伴侶、犬は鏡……。古今の作家の犬との付き合い方は「みんな違うのになぜか気持ちはみんないっしょ」。犬の魅力を余すところなく伝える39篇。文庫オリジナル
定価990円(本体900円)
輝きの七日間 上
山本 弘 著
642年前に起きたペテルギウスの超新星爆発により21世紀の地球へと飛来した謎の粒子が、人類の運命を大きく変える……「SFマガジン」に連載された幻の長編SF、ついに初刊行。
定価1,100円(本体1,000円)
輝きの七日間 下
1週間しか続かないと予測された、生物の聡明化現象。その間、人類は何が成し遂げられるのか? 「SFマガジン」で連載された幻の長編SF、著者自身による改稿版。SF作家・山本弘から人類への遺言。
経験論と主体性 ヒュームにおける人間的自然についての試論
ジル・ドゥルーズ 著 木田 元/財津 理 訳
ドゥルーズが22歳で執筆した最初の作品、初の文庫化。独創的なヒューム論であり、想像と妄想、虚構と自然が渾然一体となり〈主体〉へと生成する未曾有の世界。後の思索の萌芽がここに。
定価1,650円(本体1,500円)
変身のロマン
澁澤 龍彦 編
澁澤龍彦の「メタモルフォシス」への憧憬が詰まった珠玉の変身譚十五篇。ギリシャ神話、アンデルセン童話からカフカ、太宰治、中井英夫まで。『暗黒のメルヘン』と対を成す一冊!◎解説=東雅夫
定価1,320円(本体1,200円)
ずっしり、あんこ おいしい文藝
池波 正太郎/平松 洋子 著
ずっしりとした掌の重みは、おいしさの証──おはぎ、おしるこ、ぜんざい、羊羹、たい焼き、草餅、桜餅、だんご。「あんこ」愛あふれる39篇! 「こし」か「つぶ」、あなたはどっち?
定価935円(本体850円)
0 ZERO
堂場 瞬一 著
「すごい原稿がある」――ベストセラー作家が死の間際に残した一言より始まった原稿捜索。しかしそれは、出版業界を揺るがしかねないパンドラの箱だった……「創作」の倫理をも問う問題作!
小栗上野介 殺された幕末改革の旗手
蜷川 新 著
維新の通説に異を唱える雪冤の書。維新の実態とは、本当に我々に植え付けられたようなものだったのか? 克明に記された小栗(2027年NHK大河の主人公)の先見性と構想から、新たな可能性が見える。
まっとうな人生
絲山 秋子 著
移住者として暮らす富山で十数年ぶりに再会した花ちゃんとなごやん。飛騨でのキャンプ、身内の死、そして輪島への家族旅行……緊張感に満ちたコロナ禍の暮らしを富山の風景に乗せて描く、温かな傑作長編。
死まで 吉村昭初期短篇集
吉村 昭 著
学生時代より執筆の「学習院文藝」掲載作品を柱とした、最初期の貴重な短篇を収録。全て単行本未収録作品。若き日より、冷徹な視点で人間を見据える高い文学性は瞠目に値する。発掘原稿「日曜日」も収録。
定価1,210円(本体1,100円)
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