河出書房新社
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日本文学
螺旋階段の上の神
螺旋階段に象徴される苦悩の軌跡と回心の彷徨。神へいたる魂の歩みを、三島由紀夫、遠藤周作ら同時代の文学者との交流をまじえて、切実に描きあげた自伝的小説。
定価1,708円(本体1,553円)
×品切・重版未定
ポワール・ウィリアムスに関する20点と70点の思い出
講談社エッセイ賞作家の、爽快な感性が織りなす渾心のエッセイ集。都会に生きる人びとの姿を抒情豊かに描く。眼を凝らせば毎日は楽しい、そう感じさせる珠玉の一冊。
定価1,388円(本体1,262円)
仮往生伝試文
古井 由吉 著
説話がつたえる僧俗の往生。現代の日常に滲む死――時間を、生と死を果てしなく越境し、現代の文学の深淵をしるしづけた、読売文学賞受賞の記念碑的大作!
定価3,204円(本体2,913円)
少年たちの終わらない夜
鷺沢 萠 著
愛すべき季節に別れの挨拶を――。終わりかけの夏を駆けぬける少年たちの愛のきらめきを透明な抒情で綴る。話題の女子大生作家が描く、ピュアでせつない処女青春小説集。
定価1,282円(本体1,165円)
六本木を一ダース
せつないことさえ楽しくて、この街は心かきたてる。殺したいほど愛した女、過去をグラスに覗いた女、見栄をはりたくなる女――。六本木スクランブルをかけぬけた12の愛の物語。
拝啓、あのねママ メイコと母の往復書簡
娘が五十を超えて今、母は最高の友となった。その母とメイコの間に交わされた39通の手紙。父のこと、菊池寛のこと、そして親友美空ひばりのこと――今だから語れる人生の真実!
命の残り 夫和田芳惠
和田 静子 著
男女の愛怨の修羅に、人間の宿業を見詰め、描き続けた作家の妻が、夫との30年の数奇な歳月の真実をはじめて綴る魂のうた。切なさに揺れまどう日々に、いつしか至福のきらめきが――。
定価1,923円(本体1,748円)
黄金の服
ぼくらに残されているのは〈最終出口〉だけなのか――危うい痛みにあやどられた若者たちのひと夏を、鮮烈に描き出しながら、時代の絶望を問う実力派注目の作品集。
定価2,030円(本体1,845円)
千利休
土岐 信吉 著
茶道の原点を明かす痛快ロマン! 権力の簒奪者秀吉と対峙し、戦国乱世に敢然と挑戦した利休が生と死の境に築こうとした志とは何か。利休像を一新させる超大型新人の力作!
フェアリーボーイ
美しくて危うくて透明な、人をひきつける妖精のような少年(フェアリーボーイ)と彼に恋をした多感な少女のナイーブな心の成長物語。男の子をシリアスに描く書き下ろし小説。
サボテン家族論
純愛とは? グッド・セックスとは? 恋と性、そして家族の束縛のはざまで悩む若き女性たちへ送る、元祖元気印からのメッセージ。リラックスして深く考える。新しい家族論のエポック!
定価1,815円(本体1,650円)
暗い人 第2部
人間の自由な在りかたを求めて変転する魂の行方は――戦後文学の最前衛・井上光晴が文学的想像力の一切をかけて、「天皇の世紀」へ挑む渾身のライフワーク。
定価1,602円(本体1,456円)
河出女性ロマンシリーズ
金木犀の薫る街
金木犀の香りが呼び起こした30年前の思い出――。あの美しい人妻の情事の秘密とは?東京の街の変貌を描きながら、記憶の謎をたどる会心の書き下ろしロマン!
定価1,656円(本体1,505円)
よつ葉のエッセイ
俵 万智 著
ミリオンセラー『サラダ記念日』で空前の反響をまきおこした著者が、青春の四つ角でふと立ち止まり、自らの風景を振り返ってつづる、きらめく言葉たち。さわやかな初エッセイ集。
琉球弧の喚起力と南島論 シンポジウム1988・12・2那覇
吉本 隆明 他
かつて反天皇制の論拠として構想された「南島論」を超国家論の地平へと解き放ち、世界史的視点から日本国家の神話を掘り崩す壮大な知的冒険。
アリゼの村の贈り物
高柳 佐知子 著
ハーブがたくさん入った花束や、これまたおいしいゼリー・ロールなど、ファンタスティックな人々が作る楽しい品の数々をイラストと文で紹介。
野ばら
長野 まゆみ 著
少年の夢が匂う白い野ばら咲く庭、そこには銀色と黒蜜糖――2匹の猫が住んでいた。文藝賞作家が、『少年アリス』に続いて贈る真夏の夜のフェアリー・テール。
定価1,068円(本体971円)
東京日記
荒木 経惟
名のある写真家、しかも、あの年齢なのに、このパワーとこの交友関係。並の人間にはかないません。私のことも、ちっともよく書いてないし。と山田詠美氏を慨嘆させた大芸術日記。
定価2,990円(本体2,718円)
禅と日本人
日本人の心、日本の文化に強い影響を与えてきた仏教思想を、道元、良寛、一休等高僧との出会いの中に解き明かす独創的日本人及び文化論。
なぜか、海
永山 則夫 著
60年代、集団就職で上京した少年を待ちうけていた運命は――苛酷な少年のよるべなき彷徨を清冽な孤独の中に描く、話題作『捨て子ごっこ』に続く自伝的作品集。
定価1,760円(本体1,600円)