河出書房新社
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日本文学
ゴジラの出そうな夕焼けだった
花形 みつる 著
神奈川はM半島に住む、幼なじみの小学生集団が参加した「体験・夏合宿」の大騒ぎを、心暖まるユーモアで描き、家庭の事情をブッ飛ばす、ぼくらの冒険夏休み。
定価1,068円(本体971円)
×品切・重版未定
シオンの砦
第二次大戦末期、全滅したビルマ・シオン戦線から危うく生還した男が犯した罪とは? 戦中と戦後の二重の呵責に追いつめられた男が抱きとめた最後の夢を描く、著者渾身の文芸サスペンス。
定価1,602円(本体1,456円)
奏迷宮
絵描きであり、作家でもある主人公「烏」の放蕩の日々――。無頼の中に潜む、真摯な芸術家魂を骨太でエネルギッシュな文体で描く連作小説集。無頼派の新しい復活!
新文芸読本
中原中也
河出書房新社編集部 編
長谷川泰子との恋、愛児の死、三十年の短い生涯と魂の詩を論じる文集。「生涯を自分自身であるという一事に賭けてしまった」(大岡昇平)詩人の生涯。
定価1,282円(本体1,165円)
楽園のイングランド パラダイスのパラダイム
失われたエデンの園か? 死者の楽土か? 庭と森が攻めぎ合う文明の力学の中に、生から死へ連なる楽園の系譜を鮮やかに描き出した英文学者の遺稿集。
定価2,563円(本体2,330円)
蜃気楼
佐川 一政 著
全世界を震撼させた悲惨な事件の当事者が、事件へと到る日々、事件そのものを再び捉え直したベストセラー「霧の中」の衝撃的完全完成版。
ケンチとすみれ
南国土佐の真っ白なけがれない心のハチキン娘と高知高校生の十年ごしの純愛物語。評判を呼んだNHK連続テレビドラマの小説化。あとがき=阪田寛夫。
流水桃花抄
橋本 治 著
夢が誘導する物語の始原。詩のような、対話篇のような小説のような多声で色彩の氾濫する宇宙。想像力の水源に浮ぶ鮮やかな花びらの数々。作家の誕生を記す初の掌篇小説集。
リゾートの思想 幸福の空間を求めて
"古今東西の""幸福の空間""を渉猟し、「万遊同根」の普遍に立脚しつつ、究極の「理想土(リゾート)」を実現するための思想を提示する。ハード先行のリゾート開発批判の書。"
定価2,030円(本体1,845円)
琥珀の町
稲葉 真弓 著
琥珀色に染まり行く都会の落日――。増殖しつつ変容する生きたオブジェ=東京を舞台に、その余白を生きる孤独な魂の交わりを透明な寂寥感で描いた、五つのウォーターフロント物語。
THIRSTY
田中 康夫 著
充たされているのに、どこか哀しい。恋愛も、仕事も、結婚も。そんなサースティな心を描き、若者たちの共感を呼んだ「Hanako」連載の人気短篇連作集。
定価1,388円(本体1,262円)
リアルタイムズ
湾岸戦争は、サダム・フセインと原油まみれの海鳥と空爆の花火のような光のイメージとして記憶されるかもしれない――。TVメディアのもっている虚と実のあわいに分けいる傑作コラム集。
定価1,708円(本体1,553円)
石川啄木
なき虫、生意気、怠け者。うそつき、甘ちゃん、借金王。詠んだ名歌もお涙頂戴式。啄木って青春時代のニキビのような存在ね、と言う前に本書をどうぞ。
危ない橋
恋とは、分かり合えるものを探しながら、いつのまにか分からないものに惹かれていくもの――。プロポーズを待ちながら、不安心理から自虐へとはしる女性を描いた異色作。
四万十川 第3部 青の芽吹くころは
笹山 久三 著
少年あつよしの淡い恋の芽ばえと性の目ざめを、山に生きる男の恋と夢の挫折に重ねつつ、少年たちの成長と村の変貌を鮮烈に描くなかから、現代に喪われたものを問う、待望の第3部。
青春デンデケデケデケ
芦原 すなお 著
ビートルズにのって走った、踊った! エレキギターに魅せられたあの日――。誰もが通過する青春の輝かしい季節を描いた文藝賞・直木賞受賞の大ベストセラー。
蠱惑への傾斜
「電子城」、「セルロイドの乳首」の最新戯曲を中心に、舞台写真、演出ノート、演劇論を構成したビジュアル版戯曲集。内閉した少年少女の世界を破壊する演劇空間が体験できる書物の劇場。
定価4,165円(本体3,786円)
マンガ日本の古典
マンガ太平記 上
後醍醐天皇は幕府討滅に思いをめぐらせ、楠正成・新田義貞・足利尊氏らが死力を尽くす! 鎌倉幕府の崩壊から建武中興を描き、壮大な変革期を彩る英雄たちの真の姿に、マンガで迫る。
カンザスの毛玉ネコ
カンザスの町で出会った皮ジャンにハーレーダビドソンを駆走させるおばあさんは、元ドイツの女優ミス・リーフェンシュタールだった?。
東京妖かし
あの街角、この店先、あの男女――見慣れた光景が突然変貌する魔のとき。地霊に魅入られて分け入る東京ワンダーランドで見た真実とは? 迷宮に行った男を描く私小説作家の超私小説。