河出書房新社
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日本文学
天国の扉
篠原 一 著
ここに生命が極まった。人を殺したのははじめてだったのだ――ゆうべ殺して体を切断し、埋めた筈の少年が、再び現れて新たな殺人を指示してきた。エヴァ世代の作家による待望の第3作!
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
群星、梁山泊に翔ける 新誌・水滸伝
谷 恒生 著
「三国志」と並ぶ中国最高の古典読物を、鬼才が独自の史観で捉えた一大冒険小説。宋朝末期、悪政腐敗の権力に追われた義侠の好漢たちが梁山泊に勢揃いして巻き起こす風雲の行方やいかに!
定価2,200円(本体2,000円)
首輪
佐藤 亜有子 著
飢えさせて、鎖でがんじがらめにして……「部屋」へやってくる男から与えられる苦痛と快楽とは? 『ボディ・レンタル』『生贄』に続く愛と服従の物語。芥川賞候補作「葡萄」を収録。
パリ人肉事件 無法松の一政
佐川 一政/根本 敬 著
1981年、世界を衝撃のドン底へ叩き込んだパリ人肉事件の全てを当事者が克明に執筆、根本敬がヴィジュアルを書き下ろしてカップリングした、最暗黒のメルヘン。
定価1,650円(本体1,500円)
デカルトの鏡
金塚 貞文 著
1667年1月パリの王立鏡ガラス工場でヴェネチア人職人が2人、謎の死を遂げた。奇しくも同月、デカルトの遺骨がパリに――。史実をもとに想像力を駆使した壮大な歴史ミステリー書き下ろし。
定価1,980円(本体1,800円)
ラジオ デイズ
鈴木 清剛 著
追い払うことも仲良くすることもできない男が、オレの部屋で暮らしている――10年ぶりにあらわれた同級生との気まずくやるせない1週間を描き、田中康夫、橋本治両審査員に絶賛された話題作。
最後の吐息
星野 智幸 著
わたしは蜜にして、ナイフ――中上健次へのオマージュのもとに浮かびあがる、鮮烈な色・香・熱にむせぶメキシコの陶酔とめまい。島田雅彦氏が絶賛した、異色の第34回文藝賞受賞作!
旭のぼる 木曽義仲の生涯
塩川 治子 著
義経よりも早く京へ無血上洛を果たした源氏の武将・木曽義仲。平安末期を駆けぬけた一世の風雲児を描く雄渾な長篇歴史小説。
定価2,750円(本体2,500円)
華 3
永山 則夫 著
都会で夢破れてホームレスの賢人・秋田のもとに集まる若者たち。彼らが見出した新しい希望とは? 1997年8月1日、突如の死刑執行で衝撃を与えた著者が、獄中で書き続けた未完の長篇大作。
華 4
母の四万十川 第2部 それぞれの道
笹山 久三 著
戦争の傷も癒えた'60年代はじめ、村のかたすみでささやかな商いをいとなむ一家を支える母の姿を通じて、戦後の裏面と村の変貌を抒情溢れる筆致で描くシリーズ待望の第二部。
定価1,760円(本体1,600円)
球心蔵
阿久 悠 著
タイガース監督・村雨烈が、ジャイアンツ監督・長与太陽を、試合中に殴った! 監督交代、選手の入れ換え、球界は大騒ぎ。野球界を通して、人生を描く極上のエンターテイメント。
東京ピストルボーイ
奥田 鉄人 著
まともな奴なんかいない――どいつもこいつも壊れてる。80年代、メガロポリス・Tokyoを舞台に浮遊する出口なき魂の喘ぎと咆哮をクールに描く、死と再生の青春小説。
白い島
島 一春 著
不知火海の孤島に出稼ぎに行った青年男女の、ダイナマイト岩盤を破砕するという危険な重労働の日々を描く、貧しくも希望に燃えて生きる友情と愛の青春記。やがて緑の島は不毛の白い島へ……。
定価2,090円(本体1,900円)
柔らかい土をふんで、
金井 美恵子 著
柔らかい土をふんで、あの人はやってきて、柔らかい肌にナイフがつき刺さる――逃げ去る女と裏切られた男の狂おしい愛の物語。待望の官能的長篇小説!
華 1
華 2
湯灌師
木下 順一 著
死者がでると呼ばれて行き、納棺する前に死体を清め、死者を装うことを職業として生きてきた老湯灌師を主人公に、生と死、死にまつわる情景と死をめぐる想い、湯灌師としての生活を描く。
小池真理子短篇セレクション【全6巻】
小池真理子短篇セレクション セット
小池 真理子 著
著者自選による短篇セレクション。各巻にオリジナル・エッセイ、最終巻に自作年譜収録。
定価10,560円(本体9,600円)
贅肉 【サイコ・サスペンス篇Ⅱ】
贅肉/刺繍の家/終の道づれ/どうにかなる(巻末エッセイ6=たおやかな狂気 解説=藤田宜永 著者自作年譜)