河出書房新社
河出の本を探す
1511件中 1041~1060件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
江戸星月夜
海野 弘 著
うつろ船伝説の悲恋の物語、遊女を妻にした商人の不思議な運命、吉原遊郭で財産を蕩尽した男のそれから――など、江戸の町を舞台に生きる、市井の人々を描く。きらめく二十二の短篇。
定価1,870円(本体1,700円)
×品切・重版未定
橋本治小説集成【全6巻】
その後の仁義なき桃尻娘
橋本 治 著
衝撃のデビュー作『桃尻娘』で世の大人の度胆をぬき、若者たちの大喝采を浴びた大河シリーズの第二作。浪人・榊原玲奈を中心に、磯村薫、木川田源一、醒井涼子の四人を主人公とした小説。
定価2,200円(本体2,000円)
現代語訳・樋口一葉【全5巻】
十三夜 他
樋口 一葉 原作 阿部 和重/藤沢 周/篠原 一 訳
収録:十三夜/わかれ道/やみ夜
定価1,282円(本体1,165円)
闇桜/ゆく雲 他
樋口 一葉 原作 井辻 朱美/角田 光代/多和田 葉子/山本 昌代 訳
収録:闇桜/ゆく雲/うもれ木/うつせみ/雪の日
自由の地いずこ
北 影一 著
朝鮮戦争の戦場を逃れて日本へ脱出し、身許を隠し、色々な国を転々としながら、母国朝鮮への望郷の熱き想いを胸に、不安な毎日を生きてきた著者自身の半生を下敷きにした書き下ろし小説。
定価1,650円(本体1,500円)
離婚式
三浦 俊彦 著
「ふたりで生きよう」だから結婚! 「ふたりが生きよう」だから離婚!! 理想の離婚を求める日下部博司と早智子の“ななころび”の闘いと終わりの哲学をきわめる痛快小説。
定価1,430円(本体1,300円)
桃尻娘
デビューから20年、橋本治待望の小説選集。第一巻は処女作『桃尻娘』。女子高校生の口語体を大胆にとり入れ、リアルなストーリーにユーモアをまじえてベストセラーとなった異色の青春小説。
ガラスの愛
稲葉 真弓 著
男は少年を切りきざみ、金魚鉢に入れて呟いた。「君は永遠に私のものだ――」実際に起きた猟奇殺人事件をモデルに、少年愛に走った男の倒錯した性を描き、極限の愛を浮彫りにした衝撃長篇!
定価1,375円(本体1,250円)
やがてヒトに与えられた時が満ちて――
池澤 夏樹 著 普後 均 写真
災厄のため人間が住めなくなった地球。選ばれた人々が移住したのは人工衛星に造られた植民都市だった|?|?都市と人類の行方を写真とのコラボレーションで描いた近未来小説。
定価2,136円(本体1,942円)
春に縮む
たわいもないきっかけで噴出する日常の狂気、理性のたががはずれ抑制の利かなくなったその姿を「日本人」の独特かつ複雑な対人関係と絡め描出する異色作品集。表題作他6編を収録する。
定価1,708円(本体1,553円)
にごりえ 他
樋口 一葉 原作 伊藤 比呂美 訳
収録:にごりえ/この子/裏紫
ボディ・レンタル
佐藤 亜有子 著
私のカラダは誰のものでもない……。リクエストに応じて自らの身体を配達する女子大生マヤの遍歴を軽やかに描く、文藝賞選考史上に残る4時間の大激論のすえ決定した優秀作。
子供たちの居場所
辻 章 著
子供の眼に映る大人の世界を透明な筆致で描く「空中の家」、自閉症の子供を持つ親として障害児という存在を改めて問う「こいのぼり」他、「すてご石」「青い麦の道」収録。
定価1,923円(本体1,748円)
フレア
大鋸 一正 著
いやなことって本当に忘れられるもんじゃない……。2つの“失敗”の間で揺れるキョーコの心を、語りの音楽に奏でた、島田雅彦氏絶賛の第33回文藝賞優秀作!
再会セッション 街の物語
村松 友視 著
過去と現在が交叉する街角で今日も秘やかに男と女の宴が始まる。出逢いの風景、別れの予感。「街」を舞台に繰り広げられる人々の関係を描き出すペーソスあふれる9つの物語。
四万十川 第6部 こころの中を川が流れる
笹山 久三 著
職場での労働運動が腐敗を深める中、ひとりあつよしは闘う。そんな彼を支えているのはふるさとの思い出だった。亡き父・母への追憶をこめたシリーズ待望の完結篇。
定価1,388円(本体1,262円)
たけくらべ
樋口 一葉 原作 松浦 理英子 訳
収録:たけくらべ
賢治のトランク
大場 冨生 著
ローズバンクの駅で、乗客が一人乗りました。宮沢賢治さんでした――。ほんとうのさいわいを求める長い旅。盛岡在住、孤高の版画家が、すべての銀河の旅人へ贈る、魅惑の絵本。
定価1,602円(本体1,456円)
新世界 2nd.
長野 まゆみ 著
ソレンセンの一方的な指示にしたがい、シュイはミンクを収容施設から連れ出そうと試みるが、失敗に終わる。消えたミンクと謎の物質ゼルをめぐる種族間の争いは、いよいよ混迷を深める――。
定価1,046円(本体951円)
ヴィンテージ 酒の物語
極上のワインの神秘な香り――。老人の胸に鮮明に甦った過去の疑惑とは?「酒」が紡ぎ出すミステリアスな人生模様をほのかな哀感をこめて描く芳酵な物語九篇。