河出書房新社
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日本文学
理想の人生
三木 卓 著
早逝した父との大連での日々、かつて憧れた美少女の訃報、死の直前に宗教を捨てた母の姿。逝きし人々を静かに見つめ、人生の哀歓を見事に描く感動の自伝的連作小説。果して理想の人生とは?
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
星降る街の物語
木崎 さと子 著
旧家に嫁ぎ、何不自由ない生活を送る香子。ある日、ホームレスとなっている過去の恋人に再会して――。一人のホームレスから紡がれていく孤独や愛の形を12ケ月にわたって描く感動の長篇。
素敵なあいつ
高橋 咲 著
現役のやくざに愛された17歳のサキは「天井棧敷」に別れを告げ、二人だけの世界に溺れて行く。少女から女へと変貌するサキと、中年男との三年を描き、前作『15歳天井棧敷物語』を凌ぐ評判作!
定価1,760円(本体1,600円)
二十三階の夜
曾野 綾子 著
その日、見知らぬ男が神父に告げた。「私は飛行機に爆弾をしかけた」フランスの田舎町で出逢った一人の農夫。元カトリック司祭の男の過酷な試練とは。人生の光と闇を見据える魂の物語十篇。
定価1,430円(本体1,300円)
誕生石物語
永遠の絆を意味するダイヤモンド、情熱の石ルビー、誠実の石サファイヤ、希望の石トパーズ。夫婦、親子、友人同士の愛の姿を優美に描く珠玉の12篇。誕生石に秘められたきらめく愛の贈物。
政治的良心に従います 石橋湛山の生涯
江宮 隆之 著
鋭い洞察力と卓越した見識を持ち、少数派を恐れず合理主義に徹し、終始一貫、良心に従って生きた宰相・石橋湛山の波瀾に満ちた人生。
神の大きな手
谷 克二 著
狩猟小説の第一人者が、アラスカ、ケニア、カナダなど、世界の大自然を舞台に、灰色羆などの野生動物とハンターの闘い、互いの心の交流、自然との共生を描いた、爽やかな狩猟冒険小説集。
騙す人びと
村松 友視 著
騙す人、騙される人、あなたはどちら? 老齢の俳優が貫いたダンディズムの裏側を鮮やかに描く表題作他、秀作九篇を収録。嘘と本当の間で演じられる奇妙な人間模様を、哀感漂う筆致で綴る。
母の四万十川 第3部 かたすみの昭和
笹山 久三 著
高度成長期をすぎた1970年代、四万十川の村に、やっと収穫のときが訪れたかにみえた――昭和の激動を背景に女性たちを主人公にして「村」の歴史を問うてきた感動の大河シリーズ、完結。
魔女
山本 昌代 著
百年をもひとときのように、呼吸し続ける街や建物。そのなかを今もさまよう、魔女や幽霊や妖精たち――。イギリス滞在中に連載された、『居酒屋ゆうれい』の著者によるゴーストツアー。
チャーリーと水中眼鏡
清水 アリカ 著
空を見上げる動物は人間とペンギンだけだ――破滅の果てを生きのびるストリート・チルドレンを強烈なヴィジョンで描く、幻のカルト作家6年ぶりの書。
定価1,650円(本体1,500円)
涅槃刑
神 栄二 著
ハッテンバの映画館で、「私」と隣あわせた「妙な客」。そのたぐい稀な美貌の持ち主の唇から紡がれた物語は、罪深い、法外なものであった――。超大型新人が描く、狂おしい愛のかたち。
コーリング
赤坂 真理 著
私を呼んで。呼ばれるために私は来たの――自傷行為に憑かれた人々の集まりを描く表題作はじめ、傷と痛みを主題に、分裂し愛しあう生のリアルへ挑む連作集。
定価1,320円(本体1,200円)
超少年
長野 まゆみ 著
「きみは王子なんだ」ピエロと名乗る3人の少年はこう言った。スワンの兄はハイパーフットボールのスター選手。兄の留守中、行方不明の王子と間違えられたのはなぜ? 待望のファンタジー!
定価1,100円(本体1,000円)
○在庫あり
東京大學殺人事件
佐藤 亜有子 著
三四郎池の畔で医学部教授が死んだ。その娘の背後にエリート達の愛の秘密結社が浮上する。無気力で憂鬱なジゴロ探偵・桂木圭太を挑発する狂気の愛の結末は? 文藝賞作家の長篇ミステリー!
定価1,870円(本体1,700円)
マダム・グレコ フリーク・ストーリーズ
藤沢 周 著
これはポルノか、近未来サイバーパンクか。『ブエノスアイレス午前零時』の芥川賞作家のデビュー前の習作と、デビュー後、文芸誌外で書いた短篇を集成、ファン待望の作品集。
干刈あがたの世界【全6巻】
黄色い髪
干刈 あがた 著
定価3,080円(本体2,800円)
業平の窓
塚本 靑史 著
欺瞞・暴力・裏切り・伝奇・復讐――話題作『水無月祓』に続く異色ミステリー。中国歴史巨篇で人気急上昇の著者が人間心理の深層をえぐり出す、サスペンスと意外性にみちた推理傑作集!
ロスト・ストーリー
伊藤 たかみ 著
ある朝彼女は出て行った。自分の物語をとり戻すために――リアルで哲学的でミステリアス。不完全さを引き受ける旅を描き、角田光代、石川忠司氏絶賛の長篇ファンタジー。
春の完成
大鋸 一正 著
1999年7月、預言の月が当たり前のように通り過ぎて……。これ以上ない未来に行き着いてしまった“わたしたち”の運命を透視する問題作! 《未知の感動――石川忠司》他、各紙誌絶賛。
定価1,540円(本体1,400円)