河出書房新社
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日本文学
少年万華鏡【全4巻】
夏至祭 (併録)綺羅星波止場
長野 まゆみ 著
半夏生の夜が終わったらぼくたち出発するんだよ――半夏生の夜まで、あと2週間、集会はその夜に開かれるのに、会場の入り口を見つけるための羅針盤を落としてしまった――。
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
ふたくちおとこ
多和田 葉子 著
ティルは口と肛門のふたつの口で、しゃべった!? ふたくちおとこ、かげおとこ、ふえふきおとこなど、ドイツの伝説にあらわれた無用で無意味な奇蹟の男たちの活躍を描く各紙誌大絶賛の話題作。
定価1,870円(本体1,700円)
三日月少年漂流記 (併録)銀色と黒蜜糖
博物館から三日月少年が消えた! ニッカド電池で動く自動人形を追って少年たちは路面電車に乗り込んだ――単行本化されなかった幻の初期作品が書き下ろし装画とオリジナル詩篇を加えて甦る。
カンパネルラ (併録)銀木犀
兄さんはボートを漕ぎ出して、何処へ出かけてゆくのだろう? 兄の秘密の隠れ処をさがして川を遡る柊一。兄が描いた素描に記された「カンパネルラ」の意味は? そして緑の中に見たものは?
マリ&フィフィの虐殺ソングブック
中原 昌也 著
麻薬のように人をまどわせ、ナイフのように人を狂わせる今世紀最後の超前衛文学? これを読んだらもう死んでもいい。日本文学のジョーシキをなしくずしにブチこわす究極・極上の作品集。
定価1,320円(本体1,200円)
児童書
酪農家族 1
立松 和平 著
“いのち”の大切さ、かけがえのなさ、素晴らしさを知ってほしいとの意図から生まれた、牛乳の生まれる現場=牧場を通して酪農一家の生活を、イラストと共に綴る少年少女向け小説。
定価1,045円(本体950円)
北京恋 エンドレス・チャイナ
山崎 厚子 著
五四運動から天安門事件まで、三代50年にわたる中国人と日本人の復讐、野望、背信、暗殺、悲恋を描く近現代史サスペンスロマンの異色作。日本人の血を引く美貌のヒロイン方玉珍の父は誰か?
定価1,815円(本体1,650円)
ホテル・アウシュビッツ 世界と人間の現在についての七つの物語
山口 泉 著
大量虐殺や差別、エイズや脳死・臓器移植、肉体や生命の商品化、戦争責任、歴史の抹殺……などの主題が、象徴的・幻想的・寓話的な方法を主調音に、万華鏡のように展開してゆく。
定価2,200円(本体2,000円)
郵便屋の涙
笹山 久三 著
人事交流の名目で職場を突然変えられる郵政の現場、郵政官僚だけが肥え太るためだけの7ケタ郵便番号――『郵便屋』から6年、ますます非人間的な場と化す郵政を告発する長篇。
定価1,760円(本体1,600円)
干刈あがたの世界【全6巻】
樹下の家族
干刈 あがた 著
定価3,080円(本体2,800円)
15歳 天井棧敷物語
高橋 咲 著
15歳で寺山修司に認められ、劇団「天井棧敷」に入団。女優として開花するが、安部譲二に見そめられ、3年で劇団を去る――早熟で真摯で勇敢な少女の、魂と肉体の叫びを描く感動の物語!
ブエノスアイレス午前零時
藤沢 周 著
雪のふりつもる山中の旅館のダンスホール、今宵ただひとたびのタンゴのステップをふむ盲目の老嬢と孤独の青年――。J文学の中心的作家が新しい境地をひらいた第119回芥川賞受賞作。
定価1,100円(本体1,000円)
新世界 5th.
シュイが躰の中へチュウブをさしこまれ目を醒ました頃ジャウは拘束されていた。ゼルは何処に?ラシートの真の後継者は? 最期の闘いの中、今“永い眠り人”が目を醒ます。感動の完結篇!
ロックンロールミシン
鈴木 清剛 著
高校時代の友人が始めたインディーズブランド「ストロボ・ラッシュ」。会社を辞めて時々彼らのマンションを訪れるうち、賢司は服作りに巻き込まれていく……『ラジオ デイズ』に続く話題作。
佐保神の別れ
井上 明久 著
春の花々の盛りを追うかのように出現する、奇怪な事件の謎に秘められた、危うくて切ない宿命の愛――ミステリか、恋愛小説か? 各紙誌で絶賛されたミステリ・ロマン。稀有の大型新人誕生!
定価1,980円(本体1,800円)
白起
塚本 靑史 著
中国・戦国期、秦の常勝将軍・白起は、なぜ大量虐殺者として歴史に悪名を残したのか――権謀術策渦まく乱世を駆け抜けた武将の悲運の生涯を描く、1998年度日刊ゲンダイ時代小説No.1の傑作!
定価2,420円(本体2,200円)
ある詐欺師の風景
村松 友視 著
人は信じたいと望むことを信じ自分を愛する者を愛するもの――結婚詐欺師の条件、それはこの鉄則を疑わないこと。全国を渡り歩き、虚実の境に生きる結婚詐欺師の姿を哀切に描く連作小説。
死者の体温
大石 圭 著
トラウマもない、悪意もない、動機もない――快楽殺人をも超える史上最悪の連続殺人の日々を、犯人であるサラリーマンの目を通して描いた戦慄のホラーノベル。今、世界は溶け続けている!
一葉の雲
江宮 隆之 著
甲州人を父母に持ち、東京の真ん中の「甲州村」で甲州弁の中で育った一葉。誇り高く、侠気に溢れたその気質は、紛れもない甲州女であったとする全く新しい一葉像を描き出す。
新世界 4th.
もう二度とこの躰を、医療局(オス)に使わせたりしない――マザーワートの支配を目論む“その女”とは誰か? シュイの身代わりとなったジャウの運命は? 待望の巨編クライマックス突入。