河出書房新社
河出の本を探す
1511件中 1001~1020件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
平蔵組、走る 鬼平とその時代
今川 徳三 著
ご存知「鬼平」こと火付盗賊改め、長谷川平蔵。その実像を伝える唯一の手がかり水野為長の厖大な日誌を精緻に検証し、人足寄場、棄捐令、数々の捕物帖等を通し、時代と人物を活写する。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
母の乳房
立松 和平 著
父と母と、母の乳房にすがりつく小さな弟と、まだ乳房が恋しい年頃の私。そして寝たきりの祖父。慎ましく戦後を生き抜いた卵売り一家。貧しいが暖かみのある切ないほど懐しい家族の原像。
定価1,760円(本体1,600円)
小池真理子短篇セレクション【全6巻】
夢のかたみ 【ノスタルジー篇】
小池 真理子 著
夢のかたみ/チルチルの丘/路地裏の家/ディオリッシモ/約束(巻末エッセイ5=遠い日の情景 解説=稲葉真弓)
百円シンガー極楽天使
末永 直海 著
芸能界の無法地帯といわれるドサ回りの世界を、歌に魅せられ、「夢」と「食うこと」とのせめぎ合いの中で生きぬくニセ演歌歌手の波瀾万丈の人生。蓮如賞作家の第一作、書き下ろし自伝小説。
定価1,650円(本体1,500円)
稲荷の家
中脇 初枝 著
離散した家族が集まった正月にやってきた易者。だんだんこの家の秘密が暴かれて――。17歳のデビュー『魚のように』から6年、23歳大型新人の書き下ろし!
定価1,430円(本体1,300円)
サイゴン・ピックアップ
藤沢 周 著
破産してヤクザに追われ、禅寺に修行僧として身を隠す白童。彼を待ちうけていた不吉な運命をハードボイルドに描いた、芥川賞候補・野間文芸新人賞候補となった、異色の暗黒長篇。
暗潮 ――大阪物語――
小田 実 著
「えらい世の中になりましたな」が挨拶ことばになり、戦争の影が日ましに色濃くなってゆく昭和13、14年頃の、大阪・天王寺界隈の庶民の暮らしぶりを鮮烈に描いた書き下ろし小説。
定価2,200円(本体2,000円)
妻の女友達 【ミステリー篇】
妻の女友達/泣かない女/悪者は誰?/鍵老人(巻末エッセイ4=物語の快楽 解説=宮部みゆき)
カップリング・ノー・チューニング
角田 光代 著
とりあえず、遠くへ行きたい。行き先は、乗せた女しだい――助手席にやってくる女の子たちとのちぐはぐな旅のゆくえを描く、直木賞作家による話題の傑作ロード・ノベル。
迷宮のラビア
三田 誠広 著
架空の宗教教団の新しい〈原理〉を中心に据え、宗教とSMビデオが交互に同時進行するスタイルを用い、前衛的・幻想的トーンで描かれる実験的かつ挑戦的作品。
島の少年
内海 隆一郎 著
瀬戸内海に浮かぶ、貧しいが豊かな自然につつまれた小さな島で、父と離別、母と死別し、病気の祖父、万引癖の治らぬ妹と暮らす少年がひたむきに生きる姿を描出。
命日 【幻想篇】
命日/家鳴り/流山寺/水無月の墓/ミミ(巻末エッセイ3=現世と異界 解説=辻章)
ひぐらし荘の女主人 【官能篇】
ひぐらし荘の女主人/花ざかりの家/彼なりの美学(巻末エッセイ2=官能の風景 解説=皆川博子)
水迷宮 瀧の巻
長野 まゆみ 著
その因果、私に引き受けさせてください――水天女の怒りにふれ、異形の身となった者たち。受け継がれゆく因果を絶ち切ることはできるのか? 少年たちが織なす転生の物語。シリーズ完結編!
定価1,100円(本体1,000円)
彼方にあるもの
高山 栄子 著
心も身体も弱い少年、勉強が不得手な少女。思春期の二人をとりまく家庭と学校の現実に対する不安と違和感――強く生きたいという願望を描いた連作小説。脆弱な少年少女を支える思いとは?!
夏の少年
川西 蘭 著
父の死。それは少年時代の終わりの幕開けだった。炎上する秘密の小屋、夜の城跡での肝試し、少女の弾いたショパン。夏の夜の花火のように美しく儚い、鮮やかな〈少年時代〉の残像を描き出す。
眠れぬ森の美女たち
香山 リカ 著
将来の老後を女性だけですごす空の家を企画した精神科医湖陶子。やがて彼女は、一見順調に見える女性達の心に潜む癒されぬ不安に直面する――精神科医が現代の女性に贈る話題のセラピー小説。
橋本治小説集成【全6巻】
橋本治小説集成【全6巻】
橋本 治 著
デビューから20年、“文体の革命児”“文学の鉄人”橋本治、待望の小説選集。衝撃のベストセラー「桃尻娘」シリーズ全六冊。
定価13,970円(本体12,700円)
雨の温州蜜柑姫
醒井凉子を主人公としたシリーズ第六作。昭和の女版『坊っちゃん』と評される青春大河小説「桃尻娘」シリーズ、完結篇。
定価2,420円(本体2,200円)
神無き月十番目の夜
飯嶋 和一 著
江戸初頭、地上からひとつの村が消えた。村民たちはなぜ殺されねばならなかったのか? 壮大なスケールで歴史の闇をあばく、スリリングにしてミステリアスな戦慄の巨篇。