河出書房新社
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日本文学
華 3
永山 則夫 著
都会で夢破れてホームレスの賢人・秋田のもとに集まる若者たち。彼らが見出した新しい希望とは? 1997年8月1日、突如の死刑執行で衝撃を与えた著者が、獄中で書き続けた未完の長篇大作。
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
華 4
定価1,980円(本体1,800円)
母の四万十川 第2部 それぞれの道
笹山 久三 著
戦争の傷も癒えた'60年代はじめ、村のかたすみでささやかな商いをいとなむ一家を支える母の姿を通じて、戦後の裏面と村の変貌を抒情溢れる筆致で描くシリーズ待望の第二部。
定価1,760円(本体1,600円)
球心蔵
阿久 悠 著
タイガース監督・村雨烈が、ジャイアンツ監督・長与太陽を、試合中に殴った! 監督交代、選手の入れ換え、球界は大騒ぎ。野球界を通して、人生を描く極上のエンターテイメント。
東京ピストルボーイ
奥田 鉄人 著
まともな奴なんかいない――どいつもこいつも壊れてる。80年代、メガロポリス・Tokyoを舞台に浮遊する出口なき魂の喘ぎと咆哮をクールに描く、死と再生の青春小説。
定価1,650円(本体1,500円)
白い島
島 一春 著
不知火海の孤島に出稼ぎに行った青年男女の、ダイナマイト岩盤を破砕するという危険な重労働の日々を描く、貧しくも希望に燃えて生きる友情と愛の青春記。やがて緑の島は不毛の白い島へ……。
定価2,090円(本体1,900円)
柔らかい土をふんで、
金井 美恵子 著
柔らかい土をふんで、あの人はやってきて、柔らかい肌にナイフがつき刺さる――逃げ去る女と裏切られた男の狂おしい愛の物語。待望の官能的長篇小説!
華 1
華 2
湯灌師
木下 順一 著
死者がでると呼ばれて行き、納棺する前に死体を清め、死者を装うことを職業として生きてきた老湯灌師を主人公に、生と死、死にまつわる情景と死をめぐる想い、湯灌師としての生活を描く。
小池真理子短篇セレクション【全6巻】
小池真理子短篇セレクション セット
小池 真理子 著
著者自選による短篇セレクション。各巻にオリジナル・エッセイ、最終巻に自作年譜収録。
定価10,560円(本体9,600円)
贅肉 【サイコ・サスペンス篇Ⅱ】
贅肉/刺繍の家/終の道づれ/どうにかなる(巻末エッセイ6=たおやかな狂気 解説=藤田宜永 著者自作年譜)
平蔵組、走る 鬼平とその時代
今川 徳三 著
ご存知「鬼平」こと火付盗賊改め、長谷川平蔵。その実像を伝える唯一の手がかり水野為長の厖大な日誌を精緻に検証し、人足寄場、棄捐令、数々の捕物帖等を通し、時代と人物を活写する。
母の乳房
立松 和平 著
父と母と、母の乳房にすがりつく小さな弟と、まだ乳房が恋しい年頃の私。そして寝たきりの祖父。慎ましく戦後を生き抜いた卵売り一家。貧しいが暖かみのある切ないほど懐しい家族の原像。
夢のかたみ 【ノスタルジー篇】
夢のかたみ/チルチルの丘/路地裏の家/ディオリッシモ/約束(巻末エッセイ5=遠い日の情景 解説=稲葉真弓)
百円シンガー極楽天使
末永 直海 著
芸能界の無法地帯といわれるドサ回りの世界を、歌に魅せられ、「夢」と「食うこと」とのせめぎ合いの中で生きぬくニセ演歌歌手の波瀾万丈の人生。蓮如賞作家の第一作、書き下ろし自伝小説。
稲荷の家
中脇 初枝 著
離散した家族が集まった正月にやってきた易者。だんだんこの家の秘密が暴かれて――。17歳のデビュー『魚のように』から6年、23歳大型新人の書き下ろし!
定価1,430円(本体1,300円)
サイゴン・ピックアップ
藤沢 周 著
破産してヤクザに追われ、禅寺に修行僧として身を隠す白童。彼を待ちうけていた不吉な運命をハードボイルドに描いた、芥川賞候補・野間文芸新人賞候補となった、異色の暗黒長篇。
暗潮 ――大阪物語――
小田 実 著
「えらい世の中になりましたな」が挨拶ことばになり、戦争の影が日ましに色濃くなってゆく昭和13、14年頃の、大阪・天王寺界隈の庶民の暮らしぶりを鮮烈に描いた書き下ろし小説。
妻の女友達 【ミステリー篇】
妻の女友達/泣かない女/悪者は誰?/鍵老人(巻末エッセイ4=物語の快楽 解説=宮部みゆき)