河出書房新社
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1539件中 921~940件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
北山大橋
橘 弦一郎 著
50年昔、京都大学在学中に高橋和巳らと文学活動を開始し、川端康成論、小泉八雲論などで独特の評論世界を拓いた著者が円熟期を迎えて放つ異色の長篇恋愛小説。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
国道20号線
小林 紀晴 著
フィルムを回している間だけ、世界は私の思い通りに存在する――東京発/信濃。冬から春へ。国道20号線の上を歩き、生きる6人のロード・ストーリー。あの小林紀晴が、初の“本格小説”に挑戦!!
メイドインジャパン
黒田 晶 著
この国が産みおとした子どもたちによる、この国にしか起こりえない少年犯罪。リアルで残酷な殺人描写とグルーヴ感あるクールな文体に全選考委員が“不快”な絶賛を贈った、戦慄の問題作!
定価1,320円(本体1,200円)
肉触
佐藤 智加 著
精神か肉体かいずれかを捨てるなら、私は迷うことなく精神を捨てる――姉の追憶に支えられた詩的宇宙の静かな崩壊のゆくえ。早熟な才能と表現、17歳・高校生による珠玉の作品。
惜春
井上 明久 著
新緑鮮やかな京都東福寺の通天橋から紅葉燃える永観堂の臥龍廊と京の街々。謎を秘めた美女を巡る男たちの狂おしい恋を描き、漱石以来の小説の醍醐味をいまに甦らせた二都物語!
定価1,870円(本体1,700円)
遠雷四部作 全一巻(四分冊・函入り)
立松 和平 著
高度成長からバブル崩壊に至る時代の流れとともに、土地と人間の荒廃を描いてきた『遠雷』『春雷』『性的黙示録』『地霊』の4部作と資料篇を収録した時代の目撃者立松文学の全貌。
定価10,780円(本体9,800円)
小説 真夜中の弥次さん喜多さん
しりあがり 寿 著
全てがうすっぺらな江戸を捨て、お伊勢さんへと旅立った弥次さん喜多さん。ほんとうのリアルを求める道行きで、彼らが見たほんとうの世界とは? 宮藤官九郎初監督の映画原作!
僕とみづきとせつない宇宙
平中 悠一 著
自他ともに天才ミュージシャンと公言する傲慢不遜の少年=18歳のコサカ・トオル。デビューを約束された彼は、自信満々、学校を辞め、家出同然に一人暮らしを始めるが……。
定価1,980円(本体1,800円)
刺客の青い花
西垣 通 著
東大教授、エンターテインメントに挑戦! 近未来の日本を彷彿させる「海の植民地」を舞台に、一匹狼の刺客が、臓器売買でサバイバルする少数民族の娘と出会い、新しい希望を紡ぎ出す!
定価2,200円(本体2,000円)
タブー 禁忌
佐藤 亜有子 著
殺人の容疑をかけられた警察庁局長夫人・優佳。謎のSM系ポルノフィルムに出演する優佳そっくりの女、背後に浮かびあがる血の呪縛と一族のタブーとは? 探偵・桂木圭太の事件ファイル2。
さだめ
藤沢 周 著
AVスカウトマン・寺崎が出会った女性、佑子。正気と狂気の狭間で揺れ動く彼女に次第に惹かれる寺崎を待ち受ける「さだめ」とは。芥川賞作家が描く切なくも一途な傑作恋愛小説。
定価1,540円(本体1,400円)
緑ノ鳥
大鋸 一正 著
多額の借金から逃れるように上京した樋川は“水子”の遺影を作る商売を思いつく。“見ず子”を“見える子”にしてゆく過程で彼が目にした不可思議なモノとは何か? 石川忠司氏激賞の異色作。
ニューヨーク・トラップ 奪われた浮世絵
久我 なつみ 著
ニューヨークに消えた浮世絵師・岩佐又兵衛の秘本をめぐる謎。現代美術商の複雑怪奇な世界を暴き、又兵衛に憑かれた恋人の行方を京都~アメリカに探し求める、重層的ミステリー・ロマン。
こころの旅立ち
森 省二 著
精神病にかかったお母さんをかかえた、男の子と夫の成長物語。夫は家族、人生を見つめ直し、子どもは精神科看護士を目指して成長してゆく。病との共棲を考える新しいヒーリング小説の誕生。
闇迷路
宝生 茜 著
まったく別々の人生を歩んでいた5人の男女。ある日、頭の中で少年の声が響き出す。5人が迷い込んだ迷路に出口は存在するのか?! ホラー&ミステリーのコラボレーション、完成!!
定価2,090円(本体1,900円)
姉妹7センセイション
工藤 キキ 著
「この女、最低の天才!――リリー・フランキー」 北海道を糞まみれにし、チッチとサリーが狂気の愛にふるえる、圧倒的にくだらなくて素晴らしいJ文学を乗り越える、びっくり文学誕生!
定価1,430円(本体1,300円)
似顔絵
東野 光生 著
草一郎は、見知らぬ老婆から、ある男の似顔絵を描いてほしいと頼まれる。話を聞くうちに、草一郎と老婆、そして思い出のなかの男が、運命の糸で結ばれていることが明らかになってくる。
定価1,650円(本体1,500円)
マスカットフィルム 新・アイドルを探せ
濱田 順子 著
空虚ですらない時代の果てにたたずむように生きる三人の“青春”。文藝賞受賞作、芥川賞候補作『Tiny,tiny』でデビューした話題の著者が、ダークでクールな生の感覚をきざむ。
少年の日に
木下 順一 著
結核が不治の病だった昭和の初め、小学校1年のとき、結核菌に冒された右脚を大腿部から切断した。片脚を失った少年は、厳しい戦時下でどのように成長したか。その軌跡をたどった自伝小説。
大づち小づち
内海 隆一郎 著
荒れた心をもつ少年・中井剛、15歳。母のすすめで、いやいやながら川島工務店を訪ねる。そこは離婚した腕の良い父がかつて働いていた所だった。一人前の大工として成長していく過程を描く。