河出書房新社
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1511件中 1301~1320件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
メイド・イン・オキュパイド・ジャパン
進駐軍に占領されていた戦後のあの時代が最高だった。アメリカに憧れ、なにもないのに夢だけがいっぱいあった少年の、やがて歌手になるまでを爽やかな筆致で描く、青春記の佳作。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
氷河が来るまでに
薬物に身とこころをおかされ、「壊れかけた器」となって苦悩の淵をさまよう魂の畏れと祈り――苦しみの果てに救いの可能性を問いながら、文学の極北をめざした名篇。
定価2,670円(本体2,427円)
うつくしい木乃伊
あなた、私、隣りの人――ごく普通の暮らしのなかの小さな謎が映し出す、意外な人間模様。深い心理洞察とあたたかなユーモアにみちた文芸ミステリーの巨匠の傑作短篇集。
定価1,708円(本体1,553円)
アリスの国 Vol.1
長野まゆみ、坂田靖子、めるへんめーかー、堀田あけみ、江國香織、川村真澄、きたのじゅんこ、小林麻美――17人の作家による、コッミック・イラスト・ポエム・ノベルの書下ろし作品集。
定価1,282円(本体1,165円)
マンガ日本の古典
マンガ雨月物語
木越 治 岸田 恋 画
命よりも大切な信義、夢の世界での無上の体験、押さえきれない狂気など、怪異をとおして人間の真実を探究した、鬼才・上田秋成による近世短篇小説の最高峰を、魅惑的なタッチで描く。
定価1,068円(本体971円)
スタイリッシュ・キッズ
鷺沢 萠 著
何でも叶えてくれるはずのひとが色あせてみえた――。宝石箱のように輝かしくちりばめられた日々の終わりに、最高の恋人たちの別れを痛切に描いた80’s青春グラフィティ。
新選組傑作コレクション 2 烈士の巻
縄田 一男 編 池波 正太郎 他著
近藤勇、土方歳三、沖田総司、芹沢鴨、あるいは山南敬助、永倉新八、原田左之助、斎藤一など、新選組を率い、担い、争いながら修羅場を駆け抜けた男たちの壮絶多恨の人間絵巻!
異水
永山 則夫 著
香港、宇都宮、大阪――ただ、希望を喪うためだけかのように、少年の孤独な彷徨は続く。密航の失敗、そして兄の許での苦い日々を描く「陸の眼」、大阪への逃避行を綴る「異水」を収録。
定価1,760円(本体1,600円)
僕らはドリーム・ビリーバー
僕は青春に向かって走る! 金も定職もなかったけど、夢と音楽とバイクがあったあの季節、あの街、あの仲間――若者に人気の著者が描く、懐かしの東京ダウンタウン・ストーリー。
定価1,388円(本体1,262円)
夜啼く鳥は夢を見た
長野 まゆみ 著
この美しい沼には子供たちが沈んでいる――。畏るべき少年たちを水紅色の愛へ誘う夜の世界を、著者自筆のカラーイラスト入りで、より幻想的に描いた、メルヘン新世界。
マンガ平家物語 清盛篇
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり――。平家全盛の基礎をきずいた平忠盛の登場から、権勢をほしいままにした清盛の死までを、祇王・俊寛・以仁王などのエピソードをまじえて描く。
世紀末鯨鯢記
久間 十義 著
崩れおちる現実の彼方にひびく鯨たちのうたをきけ――南氷洋にむかう調査捕鯨船にのりこんだ新聞記者の悪夢と現実の相剋の中に、「白鯨」の黙示を甦らせた衝撃の巨篇。
マンガ太平記 下
足利尊氏が天皇と対立、楠木正成が戦死し、天皇は京都を脱出する。日本人の価値観に根本的な変革をもたらした戦乱の時代を、多彩なエピソードと共に描く待望の完結篇。
マンガ今昔物語
鬼に娘を食い殺された欲深な親の話、肝だめしを競った三人の男の話など、人々の生活のなかに生まれ伝わる説話の宝庫から、ユーモラスな話や不思議な話を選び、絶妙なタッチで描く。
まちがい天使
あるスキャンダルが原因で思いっきり髪を切った少女トト。ニューヨークヘ行くと少年とまちがえられて――。不思議にときめく10日間のライト・ラブ・ストーリイ。
冬の道
家族をかえりみず、おのれの道をひたすら走りつづけてきた男が、生死の境をさまよう妻の無事を祈りつつ歩む冬の道。苦しみと哀しみのはてに訪れた静穏の日々。連作小説集。
定価2,030円(本体1,845円)
飢餓船
笹山 久三 著
国鉄分割・民営化を背景に、それに抗うものたちがひきうけた受難と葛藤、そして絶望から再生への歩みを、ヒューマンに刻む、名作「四万十川」の著者による感動の長篇小説。
いちご同盟
三田 誠広 著
甘やかにもこわれやすい十五歳の季節――。ひとりの少女の死を前に、ふたりの少年の心は揺れる。いちご世代の繊細な心の襞を、リリカルに描いた恋と友情の純愛物語。映画化。
新輯 お伽草紙
古来より語り継がれてきた民話・神話・万葉の物語を、流麗な文体で読み解く会心のライフワーク。幻想的色彩に満ちた香しき古典世界、「天の川」「絵姿女房」等22篇を収録。
定価1,923円(本体1,748円)
悪党のトマト
幸せそうに見えても決して幸せではない様々な人生模様がある――。市井の日常に生きる人々を、哀歓と慈愛を込めて描き切った、表題作ほか8篇の秀作。