河出書房新社
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哲学・思想・宗教
意識と場所
異界のフォノロジー
俳諧、歌謡曲、ロック、詩、祝詞、神話――深奥からのバイブレーションを託された言霊=音霊の生成を触媒として神道、国学、近代思想を批判する中から、人が人を超える叡知の道を探る。
定価3,098円(本体2,816円)
×品切・重版未定
聖トポロジー
ブッダ、スサノオ、空海から賢治、王仁三郎、ナウシカ――意識を揺るがす地霊の直接体験を中心に据え、聖性と場所の思想上の関係を深く探る、知の先端を渉猟する気鋭の論稿。
定価2,670円(本体2,427円)
二十一世紀への人間と哲学 上 新しい人間像を求めて
池田 大作/J・デルボラフ 著
東西文化の精神的伝統、その核心ともいうべき仏教とキリスト教の真摯な理解を通じ、その深い要請に応えて築かれるべき新しい人間像。
定価1,650円(本体1,500円)
二十一世紀への人間と哲学 下 新しい人間像を求めて
池田 大作/J・デルボラフ
美の理論・補遺
T・W・アドルノ 著 大久保 健治 訳
フランクフルト学派=批判理論の到達点「美の理論」を補いつつ、その要諦を明晰に提示する。美と哲学をめぐる哲学的アフォリズム。待望の完訳。
定価4,379円(本体3,981円)
思考の敗北あるいは文化のパラドクス
A・フィンケルクロート 著 西谷 修 訳
あらゆる差異を文化的同一性に還元する現代の言説。〈文化〉という概念に内含される〈排他性〉を告発する、新鋭哲学者による異色の文化論。フランスで空前の大ベストセラー!
定価1,987円(本体1,806円)
中道の思想 ちょうどいい加減とは
あらゆる思想を貫く中心テーマは、「ちょうどいい加減」の智恵を得ることではないのか。お風呂の湯加減の話から、ギリシャ思想、中国思想へ及ぶ自在な発想の哲学エッセー。
定価1,980円(本体1,800円)
現代の魔術師 クローリー伝
コリン・ウィルソン 著 中村 保男 訳
「魔術は、変化が《意志》に則して起こるようにさせるための科学であり、技術である。」クローリーの自由意志の哲学に、物質世界の束縛から解放された真の自由の可能性を見る。
定価2,136円(本体1,942円)
高群逸枝論 「母」のアルケオロジー
魅惑的な巨人・高群逸枝の全言説を全く新たな視角から読み解きつつ、ポスト・モダンとファシズムのはざまにゆれる現在を批判する、気鋭の新人による画期的な長篇評論。
定価2,640円(本体2,400円)
エンチュクロペディ
「真理は全体である」。フランスの百科全書エンサイクロペディアに対する批判として書かれた本書は、真理は個々の断片にではなく全体にあることを論証した哲学の綱要である。
定価4,806円(本体4,369円)
生命と過剰
ニヒリズムの徹底による生の限りない肯定へ――ことばと生命の境界から、意識と無意識の根底をめぐり、〈永遠回帰〉へとたどりつつ生の力をうたう反-哲学の書。丸山理論の新展開。
BUNGEI CRITIQUE
神秘学カタログ
文藝編集部 編
新しい世紀末にこたえる新しい生き方のために、いまこそ神秘主義へ?奇想と叡知に溢れた知のパノラマへ読者を誘う怪しいガイドブック。
定価1,078円(本体980円)
アンチ・オイディプス
ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 著 市倉 宏祐 訳
世界の解放は可能か――フロイトの精神分析とマルクスの経済学とを根本的に読みかえ、乗り越えて、高度資本主義をひとつの機械として独自な視角の下に明らかにした革命的著作。
定価5,940円(本体5,400円)
美の理論
イデオロギーとしての美の全体像を解体し、自立した作品の真実と内容に美とユートピアを幻視する、深いペシミズムと否定弁証法により到達されたフランクフルト学派究極の成果。
定価10,145円(本体9,223円)
現代思想選
知覚の扉・天国と地獄
オルダス・ハックスレー 著
トリップ体験記――意識拡張剤によって発現する啓示に満ちた幻視の世界を、名画の感動や宗教的脱我体験と類比させつつ克明に語り、日常意識を超えた他界の存在を探求する!
定価1,923円(本体1,748円)
言語表現の秩序
ミシェル・フーコー 著 中村 雄二郎 訳
言説に対する社会的統御の手続きを明かにし、言説の制限と排除の働きを強化してきた哲学上の問題を分析する。フーコーの思想の核心ともいうべき言語表現の問題に新しい展望を開く。
ソヴェト・コミューン
R・ウェッソン 著 広河 隆一 訳
厖大な資料を駆使して、ソヴエト農業コミューンの生成から消滅にいたる歴史を詳細に論じ、スターリン主義の根源を抉りだした本格的論考。ロシア革命史の空白を埋める力作。
定価2,424円(本体2,204円)
知の考古学
人間諸科学の新たな統合は可能か? 思想史を新しいパースペクティヴでとらえる〈知の考古学〉の企て。構造主義の代表的思想家フーコーが方法論的基礎を固めた問題作。
定価3,204円(本体2,913円)
脱領域の知性
G・スタイナー/由良 君美
チョムスキー言語論への批判を軸に、ヨーロッパ価値体系の崩壊に伴い〈言葉と事物の一本化〉を見失った現代に言語および言語文化の本質とその将来を問う、最新の言語論集。
定価2,200円(本体2,000円)
象徴作用他
A・N・ホワイトヘッド 著 市井 三郎 訳
伝統的経験論と合理論との新しい綜合という課題を、もっとも明瞭に結実させた名著「象徴作用」。他に「斉一性と偶然性」「過去の研究」「予見について」の三論文を収録。