河出書房新社
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哲学・思想・宗教
河出・現代の名著
歴史におけるエロス
G・R・テイラー 著 岸田 秀 訳
歴史を動かす重要なエレメントとして性(セックス)をとらえ、性を不当に無視してきた従来の歴史認識の欠落と盲点を鋭くついて、フーコーの『性の歴史』登場を準備した古典的名著。
定価3,738円(本体3,398円)
×品切・重版未定
正法眼蔵【全4冊・別巻】
正法眼蔵 2
石井 恭二 道元 原文
日本歴史上最大の思想家・道元の主著、世界哲学思想史の至宝、『正法眼蔵』を現代人の立場から精緻な注釈とともに訳し下ろした画期的労作。推薦=大岡信・森本和夫。
定価6,050円(本体5,500円)
中国思想とは何だろうか
蜂屋 邦夫 著
周を理想とした孔子・孟子の儒家。それを批判した老子・荘子の道家。禅僧の生き方にみる仏教。多彩な神々で満ちた道教。それぞれの最も重要な点をわかり易くのべた画期的入門書。
定価2,136円(本体1,942円)
ユダヤ教の人間観 旧約聖書を読む
E・フロム 著 飯坂 良明 訳
人間の疎外状況をどのように克服するか――。旧約聖書とユダヤ教の著作に語られるヒューマニズムの精髄を精神分析で裏づけ現代に甦らせることにこの根元的問いの答えを見出そうとした名著。
正法眼蔵 1
石井 恭二 現代語訳 道元 原文
死体は窓から投げ捨てよ
丹生谷 貴志 著
すべては崩壊の過程である――その自死によって衝撃を与えたドゥルーズ的な問い――老い・消尽・崩壊――を極限まで加速させた、かつてない異様な思考の擾乱。
定価2,990円(本体2,718円)
象徴作用他
A・N・ホワイトヘッド 著 市井 三郎 訳
伝統的経験論と合理論との新しい綜合というテーマを、もっとも明確に結実させた名著。後期の重要論文「斉一性と偶然性」「過去の研究」「予見について」の3論文を併録。
言語と精神
ノーム・チョムスキー 著 川本 茂雄 訳
デカルト、ソシュールを経て今日にいたる言語学・言語研究の歴史と、世に〈チョムスキー革命〉として知られる変形生成文法理論精髄をやさしく解説したチョムスキーの代表的名著。
定価3,418円(本体3,107円)
アインシュタインの相対性理論
E・カッシーラー 著 山本 義隆 訳
力学的世界像から、場の理論的世界像への変革をもたらしたアインシュタインの相対性理論を認識論的に解明し、主著『象徴形式の哲学』にいたる道を開いたカッシーラーの古典的な名著。
哲学の学校
カール・ヤスパース 著 松浪 信三郎 訳
自己のとらえ方、物の見方、考え方を誰でもが分かる次元から解きおこすことが求められている。現代哲学の巨人が、自ら思考し決断する勇気と英知を指し示す、ユニークな哲学入門書。
感覚の博物誌
D・アッカーマン 著 岩崎 徹/原田 大介 訳
人間のもっとも基本的な感覚である嗅覚・触覚・味覚・聴覚・視覚の五感とその統合を、豊かな自然観察と百科全書的な知識と、美しい詩で描き尽した、人間と自然に関する博物誌。
定価3,098円(本体2,816円)
ヴァルター・ベンヤミン
T・W・アドルノ 著 大久保 健治 訳
ベンヤミンとアドルノ――二十世紀における最も重要な思想家の出会いが生んだベンヤミン論の決定版! ベンヤミン宛て書簡を通して、時とともに輝きをますその思考の核心に迫る、幻の名著。
記号と事件 1972-1990年の対話
ジル・ドゥルーズ 著
二つの主著『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』について、映画をめぐって、フーコーについて等、1995年11月に没した今世紀最高の哲学者ドゥルーズの最も親しみ易い二十年間の対話。
暗い時代の人々
H・アレント 著 安部 斉 訳
時代が押しつける巧妙な虚偽の意識に抵抗し、自ら燃え尽きることで暗い時代に光芒を放った人々――ローザ、ヤスパース、ベンヤミン、ブレヒト、ブロッホ等を通じて描く哲学的人間論の白眉。
ヘーゲルを読む
長谷川 宏 著
『哲学史講義』(初の個人完訳)、『歴史哲学講義』の訳者による25年にわたるヘーゲル読解の評論集。論文10篇と、鶴見俊輔氏らとの対談等4篇を収録。ヘーゲルはおいしい。
服従の心理
スタンレー・ミルグラム 著 岸田 秀 訳
合法的権威によって第三者に危害を加えるよう命令されたとき人はどう振舞うか? 巧妙な手段で人間の隠された本性を暴きだし、オウム真理教以降の現代日本の問題にも一石を投じる問題の書。
二十世紀の神秘家ウスペンスキー
コリン・ウィルソン 著 中村 正明 訳
グルジェフの高弟との世評に隠れ、真の評価を得ずに来た20世紀を代表する思想家・オカルティスト、ウスペンスキー。彼の実像と悲劇、師グルジェフとの葛藤に迫る、日本初の評伝。
フーコー 全体像と批判
J・G・メルキオール 著 財津 理 訳
処女作『狂気の歴史』から遺作となった『性の歴史』まで、フーコーの全著作を綿密に読み解いたフーコー入門書の決定版。思想の全体像と独自性が、徹底的、批判的に検討される。
ピエール・リヴィエールの犯罪
ミシェル・フーコー 著 岸田 秀 /久米 博 訳
言語表現においては理性と狂気は排除し合うか、それとも共に包括されてしまうか。19世紀フランスの寒村で起こった尊属殺人事件の訴訟記録を通じてこうした問題を追求したフーコーの問題作。
日本人の自然観
伊東 俊太郎 編
縄文から現代まで、歴史学・哲学・民俗学・文学・自然科学の全領域から、日本人に固有の自然観を分析する。“自然”との共生が問題になっている現在、最もタイムリーな共同研究の書籍化。
定価4,058円(本体3,689円)