河出書房新社
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哲学・思想・宗教
倫理 <悪>の意識についての試論
アラン・バディウ 著 長原 豊/松本 潤一郎 訳
善はただ善へ向かう姿勢の中にしか存在しない。その時、うまれるのは〈不死なるもの〉だ――。善と悪、倫理の問題を新たな視点から論じる〈出来事〉の哲学者バディウの大胆にて過激な問題作。
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
カオスモーズ
フェリックス・ガタリ 著 宮林 寛/小沢 秋広 訳
ガタリが遺した最後の名著。カオス=混沌とコスモス=宇宙が浸透(オスモーズ)する世界へむけた、脱領土化のための地図をつくるガタリ思想のエッセンスを凝縮した美しい預言。
定価3,080円(本体2,800円)
エリック・ホッファーの人間とは何か
エリック・ホッファー 著 田中 淳 訳
『自伝』が大ヒットした「沖仲仕の哲学者」E・ホッファー、1971年発表の名著が待望の復刊! 人間の本質に深く沈潜した独自の文明批評は、意外なほど現在の日本社会の姿を映し出している。
無人島 1953-1968
ジル・ドゥルーズ 著 前田 英樹 監修 宇野 邦一 訳
20世紀最大の哲学者・ドゥルーズの単行本未収録テクスト、インタビューなどを集めた思考集成。ベルクソン・ニーチェらを研究しつつ、〈差異〉を思考するドゥルーズ思想の誕生をあとづける。
定価3,850円(本体3,500円)
無人島 1969-1974
ジル・ドゥルーズ 著 小泉 義之/笹田 恭史/鈴木 創士/杉村 昌昭/立川 健二 訳
ドゥルーズの未刊行論文集成。スピノザ論、ガタリとの共同作業など、『アンチ・オイディプス』刊行後、もっとも現実にコミットした時期の全論考を収める。本邦初紹介のテクストも多数。
シリーズ・道徳の系譜
孔子の哲学 「仁」とは何か
石川 忠司 著
「仁」とは「不道徳」で「不穏」、かつ野蛮な生き方のすすめなのだ。今までの孔子像を根底から読み替えつつ、パンクで、ラジカルなストリートの思想家としての孔子を甦らせる壮大な力業。
定価1,650円(本体1,500円)
生殖の哲学
小泉 義之 著
クローン万歳! バイオテクノロジーはすばらしい。なぜならそれが怪物たちを生み出すから……まったく新しい視点からバイオを論じ、哲学としての生殖をとりあげる、思想への招待。
未来は長く続く アルチュセール自伝
ルイ・アルチュセール 著 宮林 寛 編
フーコーやデリダを育て、20世紀の知の世界に革命を起こした哲学者が、妻を殺害し、〈狂人〉として過ごした晩年に書き上げた、衝撃の〈告白〉。大問題作、待望の完訳。
定価4,730円(本体4,300円)
あなたは世界を変えられる
西園寺 昌美/アーヴィン・ラズロ 著
人々の変革の意志が世界を変えると考えるアーヴィン・ラズロと、政治や宗教を超えた精神平和運動を全世界で展開する西園寺昌美が、現代の危機を超える理念と方法を示す待望の書。
定価1,320円(本体1,200円)
「知」的放蕩論序説
蓮實 重彦 著
東大総長をやめた蓮實重彦がスガ秀実、渡部直己ら最良の聞き手を前に大学、思想、映画などの現在と未来を縦横に語った痛快無比・話題騒然の「読書人」連続インタビューを一冊に集成。
定価1,760円(本体1,600円)
批評と臨床
ジル・ドゥルーズ 著 守中 高明/谷 昌親/鈴木 雅大 訳
作家とは、言語の内部にひとつの新しい言語を、ひとつの外国語を発明する――最晩年のドゥルーズが、極限を生きた<作家>たちを論じた特異な文学=思想論。
クマのプーさん 心のなぞなぞ
ジョン・T・ウィリアムズ 著 小田島 則子 訳
世界で一番すてきなクマ、プーさんが教えてくれる心理分析とは? コブタの成長を助けたり、カンガとルーの育児をめぐっての考察、イーヨーのうつ病を救いウサギの問題を片付ける。
大革命論
平岡 正明 著
60年代からの過激派イデオローグがその半生を総括しかつ提出する思想のBOMB。斉藤和や足立正生らをめぐる秘話を明かした、渾身そして窮極の力篇。21世紀のための壮大なアジテーション。
定価3,190円(本体2,900円)
リアルの倫理 カントとラカン
アレンカ・ジュパンチッチ 著 冨樫 剛 訳
倫理とは「人のために善をなすこと」ではない。ジジェク派の若手がカントとフロイト――ラカンから読み解く新たな善と悪をめぐる逆説の真実。圧倒的迫力に満ちた思想の挑発。
現代フランス思想とは何か レヴィ=ストロース、バルト、デリダへの批判的アプローチ
J・G・メルキオール 著 財津 理 訳
フランスの現代思想の起源であるロシアフォルマリズムの運動からレヴィ=ストロース、バルト、デリダを批判的に論じ、はじめてその全体像を提示した画期的な論考。
定価4,620円(本体4,200円)
ヘミングバードの囁き
山本 光夫 著
かわいいキャラクター・ヘミングバードによって描き出される「哲学的思想空間」。忘れてしまいがちな“あたりまえのこと”“大切なこと”。ヘミングバードが、あなたにそっと教えてくれます。
定価1,100円(本体1,000円)
希望の選択
池田 大作/デイビッド・クリーガー 著
「核兵器のない21世紀こそ人類の希望」――唯一の被爆国であり、戦争放棄の憲法を持つ日本人は、今何をなすべきか? 池田大作先生とクリーガー博士の情熱溢れる対談集。
定価1,885円(本体1,714円)
家事と城砦
丹生谷 貴志 著
男であることの恥かしさ、そして文学の最後の使命とは――いま、最もラディカルな思考者が挑む、無力にして、崇高な批評的挑発。ドゥルーズ以降の思考の地平を問い続ける、待望の、必読の一冊。
定価2,750円(本体2,500円)
イデオロギーの崇高な対象
スラヴォイ・ジジェク 著 鈴木 晶 訳
現代思想界の異端児にして最後の大物ジジェクの代表作。マルクスの貨幣分析とフロイトの夢分析を結合、見たことのない世界を開示する驚異の書物。来るべき世紀へむけての新たなマニフェスト。
定価3,520円(本体3,200円)
黄昏の哲学 脳死臓器移植・原発・ダイオキシン
小松 美彦 著
脳死・臓器移植などが相次ぎ、科学技術の意味を問う必要が痛感される現代日本の社会批判と科学事件を結ぶ言説。科学事件年表を付した、科学時代を考えるための必携版。