河出書房新社
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外国文学
奇想コレクション
洋梨形の男
ジョージ・R・R・マーティン 著 中村 融 編訳
誰もが彼を知っている……腐ったにおいを漂わせ、地下室に住む〈洋梨形の男〉におびえる女性の心理を描く表題作他、ネビュラ賞、ローカス賞、ブラム・ストーカー賞受賞の全6篇を収録。
定価2,090円(本体1,900円)
×品切・重版未定
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集
庭、灰/見えない都市
ダニロ・キシュ/イタロ・カルヴィーノ 著 山崎 佳代子/米川 良夫 訳
第二次大戦中にアウシュビッツで父を失った作家が、精緻な入れ子細工のように仕立てた自伝的長篇初訳と、伊文学の巨匠が幾何学的な形式に沿って象徴的に描く仕掛けに満ちた都市の物語。
定価3,080円(本体2,800円)
×品切
まぼろしの王都
エミーリ・ロサーレス 著 木村 裕美 訳
定価2,200円(本体2,000円)
アメリカの鳥
メアリー・マッカーシー 著 中野 恵津子 訳
大ベストセラー『グループ』著者の最高傑作、新訳決定版。ヨーロッパに渡った米国人青年が自身の内なる反米主義に悩んだり自分流の哲学につまずいたりしながら成長を遂げていく姿を描く。
定価3,300円(本体3,000円)
イー・イー・イー
タオ・リン 著 山崎 まどか 訳
「寂しいんだ」「どうしたらいい?」――ピザ屋で働く高学歴フリーターのアンドリューの目の前に、厭世的な熊と凶暴なイルカが現れる。心も身体もプアな時代の、これが新しい青春小説!
定価1,540円(本体1,400円)
クーデタ
ジョン・アップダイク 著 池澤 夏樹 訳
アフリカの沙漠の国の大統領が、4人の妻と愛人、有能な大臣、アメリカ、ソ連などとの駆け引きの結果、政権から逐われていく。アメリカ化する世界をアフリカの架空の国に投影した傑作長篇。
アンダルシアの肩かけ
エルサ・モランテ 著 北代 美和子 訳
イタリア最大の女性作家の幻の作品集。母と息子の近親相姦的な愛が生む悲劇を描いた表題作、死者たちのための灯火が次々に消えるのを目撃した少女の恐怖を描いた「灯火を盗んだ男」他12篇。
定価1,980円(本体1,800円)
いずれは死ぬ身
柴田 元幸 編訳
死、喪失、別離、崩壊……人生で避けて通れないそれぞれの瞬間。スチュアート・ダイベック「ペーパー・ランタン」、ポール・オースター「ブラックアウツ」他、17の物語。
定価2,420円(本体2,200円)
ジャッド 生きることの不思議
フランソワ・ギャラニヨン 著
少女ジャッドが案内する、世界で一番不思議な旅、それはあなた自身を見つける心の中への旅。少女版『星の王子さま』と評されフランスでベストセラーとなった、魂と神様の話。
△3週間~
パタゴニア/老いぼれグリンゴ
ブルース・チャトウィン/カルロス・フエンテス 著 芹沢 真理子/安藤 哲行 訳
不毛の大地に漂着した人々の見果てぬ夢を綴ったイギリス紀行文学の傑作と、ラテンアメリカ文学の巨匠が革命下のメキシコを舞台に描く愛と憎しみの物語。虚構と現実が混淆する2つの長篇。
定価3,740円(本体3,400円)
○在庫あり
プリンセス・ダイアリー がけっぷちのプリンセス篇
メグ・キャボット 著 代田 亜香子 訳
ミアの彼氏、マイケルは大学生。そろそろHなことも期待しちゃうお年頃。そんなビミョーなふたりに訪れた大転機、なんとマイケルは外国しかも日本行きが決定。1年間離れ離れになるなんて!?
マイトレイ/軽蔑
ミルチャ・エリアーデ/アルベルト・モラヴィア 著 住谷 春也/大久保 昭男 訳
インドの大地に身を委ねた若き技師と下宿先の少女が、タブーを超えて惹かれ合う悦楽の神話と、妻の心変わりを察した男の視点で壊れゆく夫婦の関係を緻密にたどったイタリア文学の傑作。
フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者
ミシェル・トゥルニエ/J・M・G・ル・クレジオ 著 榊原 晃三/中地 義和 訳
太平洋の孤島で遭難したロビンソン・クルーソーとフライデーのもう一つの物語と、南の島で海賊の財宝を探索した父祖の記憶をノーベル賞作家がたどり直した自伝的長篇。
定価3,520円(本体3,200円)
精霊たちの家
イサベル・アジェンデ 著 木村 榮一 訳
不思議な力をもつ少女クラーラは、美しい姉の死から9年間の沈黙の後、姉の婚約者と結婚し、精霊たちが見守る館で暮らしはじめる。三世代の女たちの運命を描く、驚異と幻想に満ちた傑作。
ハイファに戻って/太陽の男たち
ガッサーン・カナファーニー 著 黒田 寿郎/奴田原 睦明 訳
20年ぶりに再会した親子の中に時代の苦悩を凝縮させた「ハイファに戻って」、密入国を試みる難民たちの悲劇「太陽の男たち」など、世界文学史上に不滅の光を放つ名作群、待望の復刊!
失踪者/カッサンドラ
フランツ・カフカ/クリスタ・ヴォルフ 著 池内 紀/中込 啓子 訳
故郷プラハを追われて新大陸アメリカを彷徨する17歳の青年の孤独と遍歴の物語と、未来を予見する力を持つ王女カッサンドラの視点から、トロイア戦争を読み替えた女性作家の代表作。
シェヘラザードの憂愁 アラビアン・ナイト後日譚
ナギーブ・マフフーズ 著 塙 治夫 訳
アラブ人作家として初めてノーベル文学賞を受賞した著者の晩年の代表的小説。『アラビアン・ナイト』が終わった翌日から始まる続篇といえる作品。奇想天外でファンタジックな物語。
雪男たちの国 ジョージ・ベルデンの日誌より
ノーマン・ロック 著 柴田 元幸 訳
「目が覚めたら、私は南極にいた」病院の地下で発掘されたスコット探検隊の生存者による手記。凍った影や死者の音楽、氷河に現れた赤い靴の女――これは妄想と幻覚の作り話か、それとも?
三人姉妹
トニー・パーソンズ 著 小田島 則子/小田島 恒志 訳
母に捨てられた三姉妹。コドモに振り回されずに生きようとする長女、不妊で悩む次女、三女の突然の妊娠。それぞれの「家族の流儀」をめぐる決定版「妊娠小説」。英国発ベストセラー!
砂漠
J・M・G・ル・クレジオ 著 望月 芳郎 訳
フランスの植民地化の波のなかで、抵抗しつつも滅亡の道をたどるサハラの民の物語と、その末裔である少女ララの遍歴を合わせ、神話的世界を作った傑作。ノーベル文学賞受賞作家の後期代表作。