河出書房新社
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外国文学
ブーベ氏の埋葬 【シムノン本格小説選】
ジョルジュ・シムノン 著 長島 良三 訳
第二次大戦直後のパリ、8月のある朝、セーヌの河岸通りの古本屋の店頭でブーベ氏が急死する。身寄りもいないと言われていた彼の写真が新聞に出ると、複数の人が関係者だと言って現れる。
定価1,870円(本体1,700円)
×品切・重版未定
馬鹿たちの学校
サーシャ・ソコロフ 著 東海 晃久 訳
現代ロシア文学最大の実験作をついに訳出。青年のモノローグに始まり、無数の語り手の声が響きあいながら現出させる、言語の破壊と創造による絶後のポエジー。いしいしんじ、中原昌也推薦。
定価2,640円(本体2,400円)
ストレンジ・フィクション
エステルハージ博士の事件簿
アヴラム・デイヴィッドスン 著 池 央耿 訳
架空の小国の難事件を、博覧強記のエステルハージ博士が解決。唯一無二の異色作家による、ミステリ、幻想小説、怪奇小説を超えた傑作事件簿。世界幻想文学大賞受賞。解説:殊能将之
定価2,090円(本体1,900円)
100歳の少年と12通の手紙
エリック=エマニュエル・シュミット 著 阪田 由美子 訳
10歳で余命12日と宣告されたオスカー。1日を10年と考えて生きて、神さまに1日1通の手紙を書くと決めたとき、少年の新しい人生が始まった。40カ国で翻訳されたベストセラー。映画化。
定価1,320円(本体1,200円)
モーツァルトの陰謀
スコット・マリアーニ 著 高野 由美 訳
モーツァルトは自分が殺されることを知っていた! ベン・ホープは軍隊時代の旧友の死を調べる内に、モーツァルトの死の謎に巻き込まれていく。『消えた錬金術師』に続くシリーズ第2弾。
定価1,980円(本体1,800円)
神曲【完全版】
ダンテ 著 平川 祐弘 訳 ギュスターヴ・ドレ 画
1300年春、ダンテは地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る……最高の名訳で贈る、世界文学の最高傑作。ギュスターヴ・ドレによる挿画135枚を完全収録。カラー口絵、詩篇・解説付。
定価6,490円(本体5,900円)
○在庫あり
半分のぼった黄色い太陽
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 著 くぼた のぞみ 訳
犠牲者数百万といわれるナイジェリアのビアフラ戦争。この内戦の悲劇をスリリングなラブストーリーを軸に、心ゆさぶられる人間ドラマとして描く。最年少オレンジ賞受賞。映画化。
定価2,860円(本体2,600円)
×品切
アンランダン 上 ザナと傘飛び男の大冒険
チャイナ・ミエヴィル 著 内田 昌之 訳
ふたりの少女が迷い込んだのは、不思議なものたちが住む「もうひとつのロンドン」――。「ハリー・ポッター以降もっとも想像力あふれた」ファンタジーと絶賛されたローカス賞受賞作。
定価2,420円(本体2,200円)
アンランダン 下 ディーバとさかさま銃の大逆襲
不思議なもうひとつの世界<裏ロンドン>をめぐる大冒険、いよいよ完結。異世界に紛れ込んでしまった少女は迫りくる脅威から仲間を救えるのか――。ローカス賞受賞の傑作ファンタジー。
奇想コレクション
平ら山を越えて
テリー・ビッスン 著 中村 融 編訳
地殻変動で生まれた巨大な山を越えるトラック乗りと少年の旅を描いた表題作他、ローカス賞&ネビュラ賞受賞の「マックたち」など、SF界屈指の短篇の名手による〈現代のほら話〉9篇。
プリンセス・ダイアリー 永遠のプリンセス篇
メグ・キャボット 著 代田 亜香子 訳
とうとうミアは高校生活にさようなら。大学へ進むべきか、プリンセスとして邁進するか、夢の小説家になるべきか!? マイケルとの恋のゆくえはわからないし、最後までドキドキの最終巻!
ヘヴンアイズ
デイヴィッド・アーモンド 著 金原 瑞人 訳
筏でたどり着いた黒い黒いブラック・ミドゥン。月の明るい晩に、ヘヴンアイズを見つけた――養護施設を脱出した子供たち。イギリスの大ベストセラー作家が放つさわやかな冒険小説!
定価1,650円(本体1,500円)
スクロール版 オン・ザ・ロード
ジャック・ケルアック 著 青山 南 訳
ひとつながりの巻紙(スクロール)に3週間で打ちこんだという、伝説の『オン・ザ・ロード』草稿版。すべてが実名で登場し、刊行版では削除された部分も読むことができるファン待望の一冊。
定価3,850円(本体3,500円)
そしてカバたちはタンクで茹で死に
ジャック・ケルアック/ウィリアム・バロウズ 著 山形 浩生 訳
1944年8月。舞台は第二次世界大戦終結直前のニューヨーク。「ビートを生み出した殺人事件」を軸に「作家以前」のケルアックとバロウズが章ごとに書きつないだ伝説のコラボレーション!
定価2,200円(本体2,000円)
消えた錬金術師 レンヌ・ル・シャトーの秘密
死にかけた子どもを救うため、ベンが依頼された探し物は錬金術師が残した古い手稿だった。邪悪な魔手から逃れ、謎を追って潜入した聖地には、歴史を超えた秘密が眠っていた。
我らの罪を許したまえ
ロマン・サルドゥ 著 山口 羊子 訳
1284年の冬、南フランスで司教が惨殺される。その深い闇。中世のフランスとローマ教皇庁を舞台に、謎が謎を呼び、陰謀がつぎつぎと繰り広げられていく壮大な歴史ミステリー。
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集
賜物
ウラジーミル・ナボコフ 著 沼野 充義 訳
ベルリンに亡命した青年が、世界的な蝶の研究者である偉大な父への追憶を抱きつつ作家として自立するまで描く。祖国への思いを込めたナボコフ最後のロシア語小説を原典から初の邦訳。
定価3,960円(本体3,600円)
地上の見知らぬ少年
J・M・G・ル・クレジオ 著 鈴木 雅生 訳
はじめてこの地上に降り立った少年の無垢な瞳に、世界はどのように映るのか。海、空、大地、樹木、草花、動物などのあるがままの美しさを描いた傑作長篇。ノーベル文学賞受賞作家の新境地。
定価3,080円(本体2,800円)
さすらう者たち
イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ 訳
ベストセラー『千年の祈り』の著者初の長篇。1979年、一人の女性が国家の敵として処刑された。無実を知るかつての同級生は夫と息子との幸せな家庭を捨て、友の名誉回復の抗議行動を決意する。
マンハッタンの哀愁 【シムノン本格小説選】
孤独と苦悩と幻滅の極にあった中年の男女が、ある夜マンハッタンの場末の軽食堂で偶然出会い、三流ホテルの部屋で、互いの過去を忘れるかのように激しく求め合う。恋と激情と再生の物語。