河出書房新社
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776件中 561~580件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
内なる殺人者
J・トンプスン 著 村田 勝彦 訳
そうそうたる作家・監督が口を揃えてたたえる、ノワール(暴力と犯罪の小説)の巨匠トンプスンの代表作。邪悪な人の闇を、不気味なユーモアを混ぜ描いた、狂気の傑作。幻の古典!
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
夢へのレクイエム
H・セルビーJr 著 宮本 陽吉 訳
TV出演に驚喜し、ダイエットにはまるサラ。ヘロインにのめり込む息子ハリー。中毒を主人公とした、『ブルックリン最終出口』の著者の戦慄の名作。「π」の監督アロノフスキーにより映画化。
定価2,640円(本体2,400円)
墓地に建つ館
シェリダン・レ・ファニュ 編 榊 優子 訳
ある雨の降る5月の夜更け、教会墓地から奇妙な穴が穿たれた頭蓋骨が出土する。ここから、錯綜した恐怖にみちた過去の事件が掘り起こされる……。ジョイスに霊感を与えた怪奇小説の傑作。
定価5,390円(本体4,900円)
嘘をついた男
エマニュエル・カレール 著 田中 千春 訳
ジュネーヴに近いフランスの高級住宅地で、ある医者が妻と幼い子供達を殺害し、自宅に火を放った。実は偽医者で18年間も周囲を欺き通していた。二重人格、虚言症?人間の心の闇に迫る傑作。
定価1,980円(本体1,800円)
ガール・クレイジー
ジェン・バンブリィ 著 小西 未来 訳
ジルはL.A.の古本屋でバイトしてる女の子。ある日謎の男から稀覯本をタダ同然で買い取り、トラブル&アドベンチャーが始まった! 本に隠された秘密と、旅路の末に得たものは?
〈関係〉の詩学
エドゥアール・グリッサン 著 管 啓次郎 訳
1991年ロジェ・カイヨワ賞受賞作。クレオール最大の作家グリッサンの代表作の一つであり〈クレオール〉とは何かが明確に語られる文学・思想論集。クレオールブームを深化させリードする著作。
定価4,070円(本体3,700円)
マルコ・ポーロの見えない都市
イタロ・カルヴィーノ 著 米川 良夫 訳
メルヘンの香り漂う空想都市から現代の巨大都市まで――幻想の旅を行くマルコ・ポーロが、憂い顔の皇帝フビライ汗に語る55の都市の変奏曲。イタリア文壇の鬼才の傑作小説。
定価2,420円(本体2,200円)
ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり
ダニエル・ウォレス 著 小梨 直 訳
父さんは、大物(ビッグフィッシュ)だった! 死にゆく父親をどうにか理解しようと、息子は語りはじめるのだが――おかしくて悲しくて、切なくて愉快。ティム・バートンが映画化した愛すべき一冊。
定価1,760円(本体1,600円)
ディフェンス
ウラジーミル・ナボコフ 著 若島 正 訳
少年時代にチェスを覚えた主人公はたちまち才能を発揮し、やがて世界的プレーヤーに成長する。優しい恋人でさえ入りこめない孤高の内面を描いた幻の初期代表作、本邦初訳。
亡霊たちの誕生
マリー・ダリュセック 著 高頭 麻子 訳
夫が姿を消した――結婚7年目の生活に突然の亀裂が走る。夫の蒸発に端を発した世界の変容と解体を著者特有の言葉とイメージを駆使してつづった、ベストセラー作家の第2弾。
定価1,870円(本体1,700円)
冬の少年
感受性が鋭く内気な少年ニコラ。現実と少年の白昼夢がないまぜとなって様々な事件が続発し、ついに悲劇を迎える――。1995年度フェミナ賞受賞。映画「ニコラ」原作。
あなたが知らなかったギリシア神話
ミヒャエル・ケールマイアー 著 池田 香代子 訳
恋愛と憎悪、罪と罰、悪徳と美、復讐と献身――。名訳で語られる神々と人間の壮大なドラマ。ギリシア神話には現代人の生きるヒントとなる心理劇、交渉術、エンターテイメントが満載!
カリブの女
ラフカディオ・ハーン 著 平川 祐弘 訳
小泉八雲の名で知られるラフカディオ・ハーンの貴重な小説2篇を収録。来日前に発表し、アメリカ文壇へのデビュー作となったこれらの作品は、最近とみに再評価されている。
幻の薔薇
エルザ・トリオレ 著 戸田 聰子/塩谷 百合子/鍋倉 伸子 訳
シャンソン「エルザの瞳」のモデルとして有名なトリオレの代表作。都市の生活を夢みた少女が運命に弄ばれ破滅してゆく姿をリアルに描き切る、残酷な妖精物語。
恋人はタキシードを着たネコ
ベッツィ・ハウイー 著 道下 匡子 訳
人生を曖昧のままに生きてきた30歳の女主人公は、突如2匹の猫と車で北へ北へと旅に出る。失敗に終わった結婚、原因不明の痛みに堪えながら、再生する望みにすがりつつ――。半自伝的小説。
閉鎖病棟
パトリック・マグラア 著 池 央耿 訳
ニュー・ゴシック・ロマンの旗手の最新作。1950年代のロンドンの精神病院を舞台にくりひろげられる性的強迫観念がもたらす情事の破局をヴィヴィッドに描く。
定価2,200円(本体2,000円)
フリーダ・カーロ 太陽を切りとった画家
R・ジャミ 著 水野 綾子 訳
トロツキー、イサム・ノグチを虜にした、世界的壁画家ディエゴ・リベラの妻フリーダ。メキシコを代表する画家である彼女の革命と芸術と恋愛に棒げられた生涯に迫る、本格的伝記ロマン。
定価3,520円(本体3,200円)
哀れ、ダーリンは娼夫?
ルパート・エヴァレット 著 上田 茉莉恵 訳
ライス少年の夢、それは「女優になる」こと。だが、その夢をうち砕くモノが彼の前に――それは、彼の可愛いペニス! 俳優ルパート・エヴァレットによる半自叙伝的、冒険小説。
ナンシー・キュナード 疾走する美神
アン・チザム 著 野中 邦子 訳
クイーン・エリザベス号を有する名門汽船会社の令嬢でありアラゴンのつれない女、黒人解放運動の先駆者――様々な伝説に彩られた、キキと並ぶ1920年代のシンボルを鮮烈に描く、初の伝記。
定価4,180円(本体3,800円)
郷愁のモロッコ
エスタ・フロイド 著 小野寺 健 訳
1960年代中頃のロンドンから、自由を求めてマラケシュへ旅立つヒッピーの母親と二人の娘。魔法の地モロッコでの不思議な体験を5歳の娘の目を通して描く。映画「グッバイ・モロッコ」原作。