河出書房新社
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文庫・新書
ポップ中毒者の手記2(その後の約5年分)
川勝 正幸 著
川勝正幸のライフワーク「ポップ中毒者」第二弾。一九九七年から二〇〇一年までのカルチャーコラムを集成。時代をつくりだした類例なき異才だけが書けた時代の証言。解説対談・横山剣×下井草秀。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
渡良瀬川 田中正造と直訴事件
大鹿 卓 著
没後百年、いま甦る正造の警告! 足尾事件で闘いの先頭に立った男は命がけで政府を糾弾。鉱毒に気づいて敢然と立ち向かい、天皇直訴に至るまでの、被害住民と正造の闘いを描いた名作。
定価1,045円(本体950円)
内臓とこころ
三木 成夫 著
「こころ」とは、内臓された宇宙のリズムである……子供の発育過程から、人間に「こころ」が形成されるまでを解明した解剖学者の伝説的名著。育児・教育・医療の意味を根源から問い直す。
定価935円(本体850円)
△3週間~
遊廓の産院から 産婆50年、昭和を生き抜いて
井上 理津子 著
八千人もの赤ちゃんを取り上げた前田たまゑの産婆人生は、神戸の福原遊廓から始まった。彼女の語りから聞こえる、昭和を背負った女性達の声。著書『さいごの色街 飛田』の原点。
新東海道五十三次
井上 ひさし/山藤 章二 著
奇才・井上ひさしと山藤章二がコンビを組んで挑むは『東海道中膝栗毛』。古今東西の資料をひもときながら、歴史はもちろん、日本語から外国語、果ては下の話まで、縦横無尽な思考で東海道を駆け巡る!
定価825円(本体750円)
ミューズ/コーリング
赤坂 真理 著
歯科医の手の匂いに魅かれ、恋に落ちた女子高生を描く野間文芸新人賞受賞作「ミューズ」と、自傷に迫る「コーリング」――『東京プリズン』の著者の代表作二作をベスト・カップリング!
日本語のかたち
外山 滋比古 著
「思考の整理学」の著者による、ことばの姿形から考察する、数々の慧眼が光る出色の日本語論。スタイルの思想などから「形式」を復権する、日本人が失ったものを求めて。
定価726円(本体660円)
刑事 雪平夏見
愛娘にさよならを
秦 建日子 著
「ひとごろし、がんばって」――幼い字の手紙を読むと男は温厚な夫婦を惨殺した。二ヶ月前の事件で負傷し、捜査一課から外された雪平は引き離された娘への思いに揺れながら再び捜査へ。シリーズ第四弾!
定価638円(本体580円)
○在庫あり
クォンタム・ファミリーズ
東 浩紀 著
未来の娘からメールが届いた。ぼくは娘に導かれ、新しい家族が待つ新しい人生に足を踏み入れるのだが……並行世界を行き来する「量子家族」の物語。第二十三回三島由紀夫賞受賞作。
定価836円(本体760円)
×品切
酒が語る日本史
和歌森 太郎 著
歴史の裏に「酒」あり。古代より学者や芸術家、知識人に意外と呑ん兵衛が多く、昔から酒をめぐる珍談奇談が絶えない。日本史の碩学による、「酒」と「呑ん兵衛」が主役の異色の社会史。
定価968円(本体880円)
澁澤龍彦訳 幻想怪奇短篇集 マルキ・ド・サド他
澁澤 龍彦 訳
サド、ノディエ、ネルヴァルなど、フランス幻想小説の系譜から、怪奇・恐怖・神秘を主題に独自に選んだ珠玉の澁澤訳作品。文庫初の『共同墓地』(トロワイヤ)全篇収録。
巷談辞典
井上 ひさし 著
漢字四文字の成句をお題に、井上ひさしが縦横無尽、自由自在に世の中を考察した爆笑必至のエッセイ。「夕刊フジ」の「百回連載」として毎日生み出された百十篇と、山藤章二の傑作イラストをたっぷり収録。
淀川長治 究極の映画ベスト100〈増補新版〉
淀川 長治 著 岡田 喜一郎 編
映画の伝道師・淀川長治生涯の「極めつけ百本」。グリフィス「散り行く花」から北野武「キッズ・リターン」まで。巻末に折々のベスト5などを増補。
定価748円(本体680円)
NOVA 9 書き下ろし日本SFコレクション
大森 望 責任編集
日本SF第一世代の作家から二〇一〇年代デビューの気鋭の新人まで、十一人が集う。眉村卓、浅暮三文、斉藤直子、森深紅、田中啓文、小林泰三、片瀬二郎、宮内悠介、木本雅彦、谷甲州、扇智史。
ポップ中毒者の手記(約10年分)
二〇一二年一月に急逝した、ポップ・カルチャーの牽引者の全貌を刻印する主著三冊を文庫化。八六年から九六年までのコラムを集成した本書は「渋谷系」生成の現場をとらえる稀有の名著。
こんこんさま
中脇 初枝 著
「あたしの家、幸せにしてくれる?」お稲荷さんがあるために「こんこんさま」と呼ばれる屋敷に、末娘が連れてきた占い師。あやしい闖入者により、ばらばらだった家族が一転して――家族再生のものがたり。
七十五度目の長崎行き
吉村 昭 著
単行本未収録エッセイ集として刊行された本の文庫化。取材の鬼であった記録文学者の、旅先でのエピソードを収攬。北海道~沖縄に到る執念の記録。
グッドバイ・ママ
柳 美里 著
夫は単身赴任中で、子どもと二人暮らしの母・ゆみ。幼稚園や自治会との確執、日々膨らむ夫への疑念……孤独と不安の中、溢れる子への思いに翻弄され、ある決断をする……。文庫化にあたり全面改稿!
言葉の外へ
保坂 和志 著
私たちの身体に刻印される保坂和志の思考――「何も形がなかった小説のために、何をイメージしてそれをどう始めればいいのかを考えていた」時期に生まれた、散文たち。圧巻の「文庫版まえがき」収録。
絵とは何か
坂崎 乙郎 著
「人間の一生は、一回かぎりのものである。その一生を『想像力』にぶちこめたら、こんな幸福な生き方はない。絵とは人生そのものなのだ」――絵を前にした人へ、著者自ら原点に立ち戻り綴った名エッセイ。
定価682円(本体620円)