河出書房新社
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文庫・新書
強いられる死 自殺者三万人超の実相
斎藤 貴男 著
年間三万人を超える自殺者を出し続けている自殺大国・日本。いじめ、パワハラ、倒産……自殺は、個々人の精神的な弱さではなく、この社会に強いられてこそ起きる。日本の病巣と向き合った渾身のルポ。
定価935円(本体850円)
×品切・重版未定
身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔コレクション2
鶴見 俊輔 著 黒川 創 編
戦争、ハンセン病の人びととの交流、べ平連、朝鮮人・韓国人との共生……。鶴見の社会行動・市民運動への参加を貫く思想を読み解くエッセイをまとめた初めての文庫オリジナルコレクション。
定価1,430円(本体1,300円)
○在庫あり
山本八重 銃と十字架を生きた会津女子
楠戸 義昭 著
二〇一三年NHK大河ドラマの主人公、山本八重(新島八重)は、幕末の会津藩鉄砲師範の家に生まれた。戊辰戦争で鶴ヶ城に籠もって参戦、その後京都へ出、夫襄とともにキリスト者として生きる。
定価770円(本体700円)
中世幻想世界への招待
池上 俊一 著
奇想天外、荒唐無稽な伝説や物語に満ちた中世ヨーロッパの世界。なぜ当時の人々は、これらの文学に熱狂したのか。狼男、妖精、聖人伝説など……その豊穣なイメージの世界への扉を開く。
私戦
本田 靖春 著
一九六八年、暴力団員を射殺し、寸又峡温泉の旅館に人質をとり籠城した劇場型犯罪・金嬉老事件。差別に晒され続けた犯人と直に向き合い、事件の背景にある悲哀に寄り添った、戦後ノンフィクションの傑作。
定価1,210円(本体1,100円)
×品切
思想をつむぐ人たち 鶴見俊輔コレクション1
みずみずしい文章でつづられてきた数々の伝記作品から、鶴見の哲学の系譜を軸に選びあげたコレクション。オーウェルから花田清輝、ミヤコ蝶々、そしてホワイトヘッドまで。解題=黒川創。
日輪の翼
中上 健次 著
路地を出ざるをえなくなった青年と老婆たちは、トレーラー車で流離の旅に出ることになる。熊野、伊勢、一宮、恐山、そして皇居へ、追われゆく聖地巡礼のロードノベル。
定価1,045円(本体950円)
四百字のデッサン
野見山 暁治 著
定価825円(本体750円)
かめくん
北野 勇作 著
かめくんは、自分がほんもののカメではないことを知っている。カメに似せて作られたレプリカメ。リンゴが好き。図書館が好き。仕事も見つけた。木星では戦争があるらしい。第二十二回日本SF大賞受賞作。
定価814円(本体740円)
わたしの週末なごみ旅
岸本 葉子 著
著者の愛する古びたものをめぐりながら、旅や家族の記憶に分け入ったエッセイと写真の『ちょっと古びたものが好き』、柴又など、都内の楽しい週末“ゆる旅”エッセイ集、『週末ゆる散歩』の二冊を収録!
定価869円(本体790円)
ビートルズ原論
和久井 光司 著
定価836円(本体760円)
ああ! 懐かしのプロ野球黄金時代
山口 瞳 著
プロ野球見巧者が記録した、昭和三十年代からの日本シーズン、ペナント報告。川上哲治元巨人軍監督との対談や、野球狂たちとの熱血談議も収録。単行本未収録作品!
サマーレスキュー ~天空の診療所~
秦 建日子 著
北アルプスに夏だけ開設される山の診療所。四十年前に開設された、その小さな診療所を舞台に「医療とは」「命とは」という問いに悩み、成長してゆく若き医師やナースたちの姿を描く。文庫書き下ろし。
定価572円(本体520円)
私の戦後追想
澁澤 龍彦 著
記憶の底から拾い上げた戦中戦後のエピソードをはじめ、最後の病床期まで、好奇心に満ち、乾いた筆致でユーモラスに書かれた体験談の数々。『私の少年時代』に続くオリジナル編集の自伝的エッセイ集。
キャラクターズ
東 浩紀/桜坂 洋 著
「文学は魔法も使えないの。不便ねえ」批評家・東浩紀とライトノベル作家・桜坂洋は、東浩紀を主人公に小説の共作を始めるが、主人公・東浩紀は三人に分裂し、暴走し……衝撃の問題作。巻末に長篇解説付。
定価726円(本体660円)
NOVA 8 書き下ろし日本SFコレクション
大森 望 責任編集
革命少女の大脱走! ――山田正紀の怒濤の中篇、飛浩隆の二本立て短篇、東浩紀の火星シリーズ完結篇ほか、青山智樹、粕谷知世、片瀬二郎、北野勇作、友成純一、松尾由美の全十篇。
生きていく民俗 生業の推移
宮本 常一 著
人間と職業との関わりは、現代に到るまでどういうふうに移り変わってきたか。人が働き、暮らし、生きていく姿を徹底したフィールド調査の中で追った、民俗学決定版。
定価902円(本体820円)
むかしの汽車旅
出久根 達郎 編
『むかしの山旅』に続く鉄道アンソロジー。夏目漱石、正岡子規、泉鏡花、永井荷風、芥川龍之介、宮沢賢治、林芙美子、太宰治、串田孫一……計三十人の鉄道名随筆。
天下一品 食いしん坊の記録
小島 政二郎 著
大作家で、大いなる健啖家であった稀代の食いしん坊による、うまいものを求めて徹底吟味する紀行・味道エッセイ集。西東の有名無名の店と料理満載。
銃
中村 文則 著
昨日、私は拳銃を拾った。これ程美しいものを、他に知らない――いま最も注目されている作家・中村文則のデビュー作が装いも新たについに河出文庫で登場! 単行本未収録小説「火」も併録。
定価693円(本体630円)