河出書房新社
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文庫・新書
母と子の契約
青野 聰 著
母は彼が二歳のときに死んだ。小学校二年になった彼の前に現れた新しいお母さん――著者自らの生い立ちを素材に、血の繁がりのない母と子の奇妙な愛憎のきずなを、爽やかに描き切った感動のデビュー作!
定価406円(本体369円)
×品切・重版未定
火の降る日
宮内 勝典
父の愛人を犯し旅立とうとする少年に、南国の海は沈黙し、山は怒りの火を噴く――。自殺未遂を繰り返す母に苦悩し疾走する十七歳の生と性。鮮烈で残酷な青春を生きる少年を神話的物語空間に描く力作。
定価619円(本体563円)
魔法の杖
俵 万智 著
三日月少年漂流記
長野 まゆみ 著
博物館に展示されていた三日月少年が消えた。精巧な自動人形は盗まれたのか、自ら逃亡したのか? 三日月少年を探しに始発電車に乗り込んだ水蓮と銅貨の不思議な冒険を描く、幻の文庫オリジナル作品。
定価418円(本体380円)
×品切
ハッピーバースデイ
比留間 久夫 著
定価513円(本体466円)
葬儀の日
松浦 理英子 著
定価660円(本体600円)
△3週間~
翻訳困りっ話
柳瀬 尚紀 著
フェアリーガール
堀田 あけみ 著
片想い? それとも両想い? 恋する少女のひと夏の経験。少女から大人へ飛躍しようとする青春の一ページをさわやかに描く、「アイコ16歳」「さくら日記」に続く青春小説Part3。
フェアリーボーイ
美しくて危うくて透明な少年、人をひきつける、妖精・フェアリーボーイ。まさ子は少年が好き、でも、少年はまさ子の弟。妖精のような少年に恋をした多感な少女のナイーブな心の成長物語。
スカートの下の劇場 ひとはどうしてパンティにこだわるのか
上野 千鶴子 著
ひとはどうしてパンティにこだわるのか? なぜ性器を隠すのか? 女はいかなる基準でパンティを選ぶのか? ――女と男の非対称性に深く立ち入り、セクシュアリティの本質を下着を通して描ききった名著。
定価616円(本体560円)
千年の愉楽
中上 健次 著
熊野の山々のせまる紀州南端の地を舞台に、高貴で不吉な血の宿命を分かつ若者たち――色事師、荒くれ、夜盗、ヤクザら――の生と死を、神話的世界を通し過去・現在・未来に自在に映しだす新しい物語文学。
○在庫あり
野ばら
少年の夢が匂う、白い野ばら咲く庭。そこには銀色と黒蜜糖という二匹の美しい猫がすんでいた。その猫たちと同じ名前を持つ二人の少年をめぐって繰り広げられる、真夏の夜のフェアリー・テール。
定価528円(本体480円)
他国の死
井上 光晴 著
定価1,046円(本体951円)
ユラリウム/ルナ
島田 雅彦 著
幸福の無数の断片
中沢 新一 著
幸福とは何か、それはいっさいの痕跡を残さないまま、地上から永遠に消え去ってしまうかもしれない人生の可能態。キラキラ飛び散った幸福の瞬間を記録し、その断片たちを出会わせる、知と愛の宝石箱。
定価683円(本体621円)
世紀末鯨鯢記
久間 十義 著
くずれおちる〈現実〉の彼方にひびく鯨たちのうたをきけ――調査捕鯨のため南氷洋へむかう捕鯨船のサイケデリックな迷走に、あの『白鯨』の黙示を甦らせて、絶賛を浴びた三島賞受賞の大作。
定価641円(本体583円)
青春デンデケデケデケ
芦原 すなお 著
1965年の夏休み、ラジオから流れるベンチャーズのギターがぼくを変えた。“やーっぱりロックでなけらいかん”――誰もが通過する青春の輝かしい季節を描いた痛快小説。文藝賞・直木賞受賞。映画化。
定価825円(本体750円)
シンデレラボーイ シンデレラガール
橋本 治 著
定価449円(本体408円)
宮武外骨
吉野 孝雄 編
明治大正昭和の三代にわたる反俗反骨反権力のジャーナリスト、外骨。最晩年の外骨と少年時を暮した著者が、遺された資料を基にその自由奔放な89年の生涯を綴る初の外骨伝。日本ノンフィクション賞受賞。
地の群れ