読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.30 今年の初め病気が発覚し、開胸手術を経験した私の気持ちをそっと汲んでくれたような、優しい文章に癒されました。
分かる分かると同調し泣きたくなる気持ちになりながらも泣かなかった。
そこには事実しかないから。
病気が発覚し手術までは冗談であってほしい、嘘であってほしい願いも虚しく朝起きるたびにいちいち絶望感に打ちひしがれました。
けど、日常は続いていく。
実は死を近くに感じながらも、淡々と生きていくしかない現実に私は助けられていたのかもしれません。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.29 3年前に乳ガンの手術、2年前に分子的治療を終えて今は4ヶ月ごとに検診を受けています。
乳ガン検診や自分の胸を意識することの大切さを周りの人にうまく伝えられずにいる中で会社で30歳の方が罹患。健康診断で見つかったのですが「若い人でも…」と焦っていた時、河北新報の新刊予告でこの本のことを知りました。
今、会社で回し読みしています。すみません。
でも手っ取り早く大切なことが伝わると思っています。
会社では以外と病気のことは本人の意思に関わらず公表しづらい雰囲気なので。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.27 まず、1番に伝えたい事は大好きな西さんが今元気で生きてくれていることが本当に嬉しいです。
今までも西さんの作品に救われた事が沢山あるし、全ての作品が私の宝物です。
その中でもこのくもをさがすは特別な存在になりました。
これから自分に起こるであろう色々なことに挫けそうなとき、この本を開けば西さんが背中を押してくれる。
なんて心強いんだろう。
もう40代だし、おばさんだし…なんて後ろ向きになりがちでしたが私は私で最高なんだ!ってこれからは胸を張って生きていきます!!
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.27 私も10年前に子宮頸がんで子宮と卵巣全摘、
8年前に肺転移で右肺摘出
抗がん剤、放射線治療を経験し、病気後
不安神経症でパニック障害発症。気圧病で頭痛持ちの44歳。西さんの文章に涙が止まらず、そしてまた自分自身が救われました。この本を一生の宝物にし、辛い時、痛い時、泣きたい時に読み返して前を向いて生きて行こうと思います!
西さん!ありがとうございます!
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.25 大切な友達が乳がんになりました。
彼女はカナダに住んでいます。大丈夫なのか不安でしたが、西さんの本を読み、気持ちがとても落ち着きました。がんをやっつけてな。とめっちゃ言っていましたが、がんも生きようとしている。西さんの生きようとする考えが、何の濁りもなく、すっと入っていき、私自身も大切に生きようと思う気持ちが強くなりました。
彼女はカナダで、抗がん剤の治療を終え、一ヶ月後に手術をします。思いっきりハグしたいと思いました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.20 手にとって買おう買うまいか迷いました。大腸がんを患っています。手術を終えたけど、リンパ節転移があり、術後化学療法をしています。がんが見つかってから今日まで何が自分に起きたのか、まだ受け入れられてない自分がいます。
その中、やっぱり手にとって読みたいと思って買ってきました。
綴られている言葉が自分の気持ちを言葉にしていてくれました。
言葉が自分をつくるというのも実感しました。海外の作家の言葉などが引用されていて、その言葉にも力をもらいました。
何回も読み返しては進み、読破しました。これからもまた何回も読み返していきます。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.15 ある時 ひとつの部屋にしばらくいないといけなくなった、、
身体が楽になり時間だけはたっぷりとある
最初は携帯に手が、、
でも そこはとても狭い世界だった、、、
読みたくて買ってあった数冊の本、、
読み始めた、、
くもをさがす
とまらなくなった、、 朝読み始め、、読み切ってしまった。。
かなしい涙は出なかったけど、、
別のなみだ、、、
病気、、今は暴れているが、、なぜか急に自分の身体をよしよしとなでてやった、、
またこれが落ち着き、、恐怖と戦う、、
でも また戦える気がする。
私もくもをさがす、、 きもちになれそう
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.13 死というもの、度重なる不運や病ががニュートラルなものであると受け止める加奈子さんの生き方、考え方が、私の視野を大きく広げてくださいました。
愛と情についての記述もとても興味深く、ことあるごとに、これは愛か?情か?私はどちらを持ちたいのか考えるようになりました。この本を読み、これまで以上に西加奈子さんという方を好きになり、尊敬しています。たくさんの気づきをありがとうございました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.12 私は肺がん4期のがん患者です。がん種は異なるものの、発見から治療に至るまでのストレスに満ちた日々には、共感することが多く、「そうだよねそうだよね」と頷きながら、一気に読みました。
取り分け、がんは元はと言えば自分の細胞なのだから、闘わないという意味の一文には、同じことを考えている人がいると、心強さすら感じました。
これからきっと、しんどいことや諦めそうになることもあるでしょうが、それもまた自分のありのままであると、心を支えてくれる本に出会ったなと思っています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.10 ヒコさんがテレビ番組で。この本のことをしゃべっていて、普段あまり本を読まない自分が妙に引き付けられ、案の定一気に読み終えました。65年生きても知らなかったこと、知ろうとしなかったことを、この本でどんどんぶつけられて。自分はいったい今後、何をすれば良いのか、どうすべきなのか、その答えは、残された人生のなかで少しでも見つけられたら良いかも、と思っています。素敵な作品をありがとうございました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.10 私はコロナ後遺症で、今も普通通りに生活ができません。それでも私の症状は比較的ましな方です。でも、この先の見えない病気で何度もくじけそうになり、正直、いなくなりたいと思ったりと今も恐怖と戦っています。この恐怖は当たり前の感情であり、たとえ完治したとしてもずっとつきまとうということ。紙一重だということ。
後遺症になってから自分を責めていましたが、その必要はないと感じました。西加奈子先生が生きてくれて本当に良かったと私は思います。そして自分自身が今この本を読めたことに感謝しています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.09 くもをさがす 本日買い求めてそのまま読み切りました。
私も女性特有のがんで全摘の経験があります。幸い初期で抗がん剤治療も転移もありませんでした。
が、幸いなんて言わずに辛かったって言って良かったんだと、思えました。
5年間の経過観察の間、一度も不安のない定期検診はなく、ずっと苦しかったし、今後も変わらないけれど、治療を終えて元気に生活してる幸せと、生きるってどっちもなんだなって思いました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.08 カナダのバンクーバーに住んでいます。
今まさにカナダで乳がん治療中です。
西さんの事を知ったのは、日本に住む友達から「くもをさがす」の本の事を教えてもらって、カナダへ本を送ってもらいました。
私の乳がんが発覚した時期と、西さんの本を知った時期が同じで、なんだか運命的なものを感じました。
西さんが通院していた病院で治療しています。
本を読み始めると、今まさに自分が経験してる事が書いてあり、現実味がしました。
今は手術前の抗がん剤治療をしていて、手術はこれからです。
乳がんが発覚した時は、カナダで死ぬんだろうかと思うほど不安と恐怖に押しつぶされそうでした。
そんな時に西さんの本と出会い、勇気と感動をもらいました。
自分らしく生きていくことに背中を押してもらえたような気がします。
この「くもをさがす」に出会わせてくれてありがとうございます。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.05 テレビのインタビューを見て読まなきゃと書店に走りました。私のことは私が決める!って大事なことだな。会話は関西弁で(笑)それが面白かったです!病気を克服した話だけど暗くならず病気も悪いことばかりじゃないのかな?と思うような本でした。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.04 人とのつながり、暖かみを感じられました。マイナスなことはそれとして大切に抱えつつも、前向に生きていく勇気をもらえる一冊です。
彼女が言わなかったすべてのこと
桜庭 一樹 著
★2023.07.04 この作品を読んで、あと、5年くらい経ったら、続編を読んでみたいな、と思いました。乳がんのこと、私も患いましたが、小説の中とは思えないほど、丁寧でした。コロナのこと、ラジオのこと、浅草のこと、うんうんって思ったり、忘れていたり。清澄白河は、どんな街か、行ってみたくなりました。複雑な気持ちが詰まっていました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.02 西さんと同い年。そして同じ頃に癌を診断されました。希少癌でした。
闘ってたのは自分だけじゃなかった。
それだけで救われました。
残りの人生で何ができるか、前向きに生きていく力を頂きました。ありがとう。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.01 昨年、希少難治癌の診断を受け、抗がん剤治療、手術をし、闘病しています。
癌サバイバーならではの、治療中に抱いた心理がリアルに描かれており、「そうなの、同じことを感じたな」と、振り返りながら拝読をさせていただきました。
⚪︎手術後に感じられた、癌との戦いを終え、嬉しいはずなのに、目標がなくなり、ぽっかりと心に穴が空いてしまったという、ご友人の心理描写。
⚪︎自分の体のオーナーは自分。治療選択も医師任せにせず、自分で決める。
私だけでなく、癌サバイバーの皆さんが感じる心持ちなのだと、前を向けました。モヤモヤした思いを整理する事が出来、感謝です。
素敵な本との出会いを、ありがとうございました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.06.29 西加奈子さんの作品が好きで、新刊が出たので気になっていましたが、闘病の日記は胸が痛そうだなぁと、躊躇していたら、自分にも乳がんが見つかりました。
すこし怖かったですが、いいタイミングだと思い読みました。
主人が買ってくれました。
胸が痛くなり、恐怖もわきましたが西さんが元気で輝かれているのはすごく励みになるし、私も自分のがんと向き合いたいと思います。
来週手術です。
癌に罹患された方みんながそれぞれいろいろな不安やこのなんとも言えない思いを経験されていると思うと、すごく勇気が出ました。ありがとうございます。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.06.27 ちょうど4年前に乳がんになり、全摘するか温存するかの判断を迫られた時に、とっさに、夫に
「全摘して大丈夫?」と聞いた。
『くもをさがす』を読んだ後、なんであんなことを聞いたのか…考えている。