読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
母がゼロになるまで
リー・アンダーツ 著
★2023.10.04 人によっては見たくない、自分には関係ないと思いたい話かも知れない。だけど、このお話に出てくるお母さんも当たり前だけど昔は若かったのだ。
人は誰しも歳をとる。その中で、何の問題もなく生きていける人は少ない。本の中のお母さんは、厄介なことや苦手なことから目を逸らして逃げ続けた末の姿なのではないだろうか。自分の人生の責任から逃れてしまった為に自分のことを他人事みたいに感じていたのではないか?
筆者は自分だけでなく、そんなお母さんの責任や厄介なことや苦手なことからも目を逸らさず、受け止め、それでも生きていく。
その違いなのかもしれない。今後ますます高齢者の人口比は増え、自分自身も歳をとる。その現実から目を背けずに、「では、今、自分はどうするか?」ということを、本を読んだ方と話したくなる。そんな本。
いつかすべてが君の力になる
梶 裕貴 著
★2023.10.03 .. そして、自分の将来の夢でもある"声優"という職業も、これからもっと本気で目指していきたいと思いました。
14歳を生きている2度と戻れない今だからこそぴったりな1冊で、梶さんとこの「いつかすべてが君の力になる」という素敵な本とも出会えて本当に本当に良かったです。
これからも梶さんが応援していますとこの本の中でお話していたように、自分も夢を追いかけながらもずっと全力で応援しています。
そしていつか、もし"声優"という職業を叶えて自分の活動ができるようになれたら、梶さんやその他沢山の声優の方々と作品で共演できることを夢見て、これからも何事にも全力で頑張っていきたいです。
改めて素敵な1冊を届けて頂き、本当にありがとうございました。またこの本もこれから沢山読み返していきたいです。
いつかすべてが君の力になる
梶 裕貴 著
★2023.10.03 最近梶さんが出演しているアニメを見ている時、偶然この本を見つけて早速購入し、あっという間に全文楽しく読ませて頂きました。
小学5年生の頃、友達からとあるアニメ作品を教えて貰ったことがきっかけで、そこで初めて"アニメ"と"声優"という存在を改めて知り、その中で出会うことができた声優の方の1人が梶裕貴さんでした。
自分が初めて詳しく知ったアニメ作品が流行っていた時期より以前のこと、そして梶さんの今までの様々な経験や体験談がこの1冊に沢山詰め込まれていて、どのお話も凄く心に響いて本当に素敵だなと思いました。またこの本を読んでみて梶さんの言葉1つ1つに今の自分の背中を思いきり押して貰えたように感じます。
特に 〜「本当に辛いことからは、目を背けて全力で逃げる」という選択肢を持つこと〜、〜いつでも「ここから」の気持ちでいる〜 という言葉に勇気を貰えて大好きな座右の銘になりました。↓
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.10.02 日々記録していたからこその臨場感がすごく伝わってきました。著者の持ち前の底力と繊細な感性で、人生の大きなうねりを乗り越えた様がとても美しく見えます。全身麻酔で両側切除なのに日帰りというのが一番衝撃で、しばらく忘れられません。日本では経験できないことだと思うので。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.29 I’m just me. I love me.
読んだ後、まさにこれだな、西さんが伝えたい事は。と感じて感想を送るためにサイトを開いたらTシャツにその様な文字がありました。
ちゃんと伝わりました、西さん。
今の多くの日本人にメッセージとして伝わって欲しいと個人的に強く思います。
そして不安がゼロにはならないと思いますが、とりあえずの治療の終了、本当に良かったです。
最後の章の、6 息をしている のためのその前の241ページなのだとグッとくるものがありました。
ガンと診断されていない人よりは、死というものを身近に感じた体験をされたであろうと思います。
いつの日か、西さんにしか書けない、死というものに思いを馳せるというか、向き合う様な小説を期待しています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.25 大好きな西加奈子さんのエッセイということで、じっくりゆっくり拝読しました。
読み進める度に、全身で受け止めなければと覚悟のようなものを抱いて読んでいました。
そして、何度も西加奈子さんの言葉に救われ、自分のままで生きていきたいと強く思いました。
ほんとに辛いことが重なり、大変な日々を過ごされていたのだと知りました。それでも周りの人々や西加奈子さん自身のパワーで乗り越え生きてこられたのだと改めて感じました。
今までより、もっと西加奈子さんが大好きになり、身近に感じることが出来ました。
心からの感謝を伝えたいです。
どうもありがとうございます。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.17 私も期間は空いてますが、乳がんにより両胸全摘出しました。 再建手術もしないことを決めましたがたまーに寂しくなったりしてました。でも、「乳首っているー?」のところで大笑いして、何だかスッキリしました。
私も今の自分の身体がとても愛しいです。子供のころの感覚に戻ったような、清々しさです。なかなかわかり会える人はいないかも、しれませんが。
西さんの明るさ、正直さ、最高に救われました。ありがとうございました☆
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.17 私も昨年10月に浸潤性乳管癌になり右胸全摘しました。まさか自分が癌になるとは…同時に生活が一気に変わりました。私の場合は先に2種類の抗がん剤治療8クールが終わってからの手術、不安で不安で…ただありがたい事に職場で出来る治療は全てやってもらい、何とか乗り越えて今は1年間TS-1治療をする事になり頑張ってます。お陰様で仕事もしながら…病気になって色々と考えさせられました。
西さんの事は手術が終わり実家で療養中に朝日新聞の連載で知りました。今回本も読ませていただき、私も西さんみたいに頑張ると改めて思いました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.16 私がこの本を読んでいる最中に毎年普通にしている胃カメラで癌が見つかりました。ショックで続きを読むことができずに暫くそのままにしていましたが、手術の日程が決まり覚悟を決めた時にもう一度最初から読み始めて最後まで一気に読みました。西先生の言葉に共感し力をもらいました。今一回目の手術が終わりもうこれで終了と思っていたら以外と拡がっていて残りの3分の1の胃もとって全摘することになって2回目の手術の予定待ちです。世界一受けたい授業でも先生の前向きなお姿を見てますます頑張ろうと自分を鼓舞しているところです。サラバは前に読んでましたが、漁港の肉子ちゃんやiを読んでいます。先生の益々のご活躍を期待しながら、私も前向きに頑張ります。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.15 私も先日乳がんと告知され、まだ検査中です。がんと告知され驚いたけれど、なんで私が?と思う気持ちはありませんでした。むしろがんになったのが、私の周りの大切な人ではなくて私で良かった、と思う自分がいました。西さんも同じような事を書かれていて、気づいたら涙していました。この涙は、そんな事言ったら家族が傷つくかなと思い、誰にも言えない気持ちを西さんの本を通して客観的に見つめたら自然と流れた涙でした。これから治療をする身として、大変勇気付けられました!素敵な作品をありがとうございました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.12 ゆっくり読んでいます。
私のところにも同じ病気がやってきました。怖くて不安で、読めないと思ったけど読んでみたら私の気持ちをほぐしてくれました。
やっつけるって力んでいたけど、治療って思うと冷静になれました。
私は私であるし、病気に飲み込まれたくない。飲み込まれていた私を救ってくれました。また自分が見えなくなったらゆっくり読んでわたしが消えていかないように、何度でも読みたくなる本。
カナコさんありがとう。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.11 最初は自分が癌になったらここまで冷静にいられるだろうか…と思っていたが読み進めていくうちに「大丈夫」「わたしはわたし」と思えるようになってきた。
万が一いつかその日が来ても「大丈夫」だろうなと思わせてくれてありがとう。
いつか西さんとお会いできたら絶対にハグしたいです。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.10 この本に出会えて良かった、救われた、
どれもこれも言葉にすると陳腐になってしまう気がして、上手く伝えられません。
ただ、「この本を、あなたに読んでほしい」の「あなた」のうちの1人になれたことに、そして西加奈子さんに、心から感謝します。
よるべない100人のそばに居る。
御代田 太一 著
★2023.09.09 保護施設で働く者です。
支援者サイドで感じたストレートな体験や空気間が丁寧に言語化されていて、まるで自分事のように受け止めながら読み進められました。
剥き出しの感情を職員にぶつけてくる利用者さんには、人間味を感じずにはいられません。
救護はニッチな施設ではありますが、そう遠くない距離で生活が営まれていることが伝わり、最期まで楽しく拝読できました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.07 がんの手術をした友人、これから手術をする友人に「ガンは治るよ」「必ず元気になるよ」とポジティブな言葉しかかけてこなかった。
ひょっとしたら、そんな言葉がけで、その人が抱える不安や恐怖を表出させられなくしちゃったのかも。
カナコさんが文章で表現してくれたネガティブな気持ちは誰しもが自然と抱く「漠然とした不安」。書くことが仕事でない私たちには、そんな気持ちを表出できる場が、自分や病気を受容するエネルギーになるのかもしれないと思った。
この本を、これから乳がんの手術をするカナコさんと同年代の友人に貸してあげました。病気をググるのは怖くなるだけだから辞めた方がいいよ、とアドバイスしましたが、この本は笑えるし怖くないのでお勧めしました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.07 今年の7月から末期腎不全となり透析治療を始めています。病気への向き合い方を教えていただきました。私もやりたいことを続けるように頑張ってみます。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.07 私も乳癌になり手術も終わり しばらく経った時にテレビで西さんが自身の乳癌の体験を本にしたと読んで乳癌でも全然治療の進め方が違うんだとびっくりし日帰り退院なんて無理無理と思いました!
手術して右胸全摘しましたが なんとなくの不安は拭えません。
子ども達の幼稚園の先生が私と同じ位に乳癌になっていてつい先月亡くなられた事を聞きました。
とても驚きなんで?と、元気になる人もいるのに亡くなってしまう事もある嫌な病気です。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.06 今読み終わり、始めから終わり迄ずっと泣きっぱなし、なぜって私もトリプルネガティブ乳ガンの治療中だから、生きてる背景は違えど本当にそうそう、私も感じたと同感の嵐、大切な本に出会えて、最高です。まるで私の気持ちを代弁してくれるような文章にただただ涙です。これからの生き方をすごく考える指南のような本でした。後5クールと放射線治療が残っていますが、自然体で望みます。本当にありがとう。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.04 現代では癌は治る病気と自分に言い聞かせていましたが、実際癌と診断されたら、心境穏やかではないのが人間。母を膵臓癌で4年前に亡くし、癌と聞くと人ごとではない。実体験をリアルな心境で綴る事で、今後救われる方がたくさんいます。また、病気のことだけではなく、社会的な問題、日本が大きく問題として取り上げない、目をつぶっている部分にもフォーカスしていたり、大変色々と考えさせられる作品。私はこの作品を読んで、涙と笑顔が溢れました。大変な経験をされても前を向き、自分らしくいることの美しさを体で表現されている西さんは女性の見本です。日本では、痩せてガリガリがいい女、胸が大きいと良い女などなど固定概念ばかりでそこにハマろうとする女性が多い。私は、そんな部分にハマらずに生きていきたいと思っていたので、後押しされた気分でスッキリしました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.01 私は外科医として大勢の癌の患者さんを治療してきました。出来るだけ一人一人の希望に寄り添いたいと思っていますが、様々な治療方法を提案し選択を訪ねると私は素人なのでわからない、決めてほしいと言われることが多く日本では昔ながらの父権主義的な関係性の方がお互い幸せだったのかなと思う時がありました。くもをさがすを読んで、西さんの感情の動きと自身の人生を決めていく強さに感銘を受けました。また悩んだ時に読み返したいと思います。応援しています。