読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.06 今読み終わり、始めから終わり迄ずっと泣きっぱなし、なぜって私もトリプルネガティブ乳ガンの治療中だから、生きてる背景は違えど本当にそうそう、私も感じたと同感の嵐、大切な本に出会えて、最高です。まるで私の気持ちを代弁してくれるような文章にただただ涙です。これからの生き方をすごく考える指南のような本でした。後5クールと放射線治療が残っていますが、自然体で望みます。本当にありがとう。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.04 現代では癌は治る病気と自分に言い聞かせていましたが、実際癌と診断されたら、心境穏やかではないのが人間。母を膵臓癌で4年前に亡くし、癌と聞くと人ごとではない。実体験をリアルな心境で綴る事で、今後救われる方がたくさんいます。また、病気のことだけではなく、社会的な問題、日本が大きく問題として取り上げない、目をつぶっている部分にもフォーカスしていたり、大変色々と考えさせられる作品。私はこの作品を読んで、涙と笑顔が溢れました。大変な経験をされても前を向き、自分らしくいることの美しさを体で表現されている西さんは女性の見本です。日本では、痩せてガリガリがいい女、胸が大きいと良い女などなど固定概念ばかりでそこにハマろうとする女性が多い。私は、そんな部分にハマらずに生きていきたいと思っていたので、後押しされた気分でスッキリしました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.09.01 私は外科医として大勢の癌の患者さんを治療してきました。出来るだけ一人一人の希望に寄り添いたいと思っていますが、様々な治療方法を提案し選択を訪ねると私は素人なのでわからない、決めてほしいと言われることが多く日本では昔ながらの父権主義的な関係性の方がお互い幸せだったのかなと思う時がありました。くもをさがすを読んで、西さんの感情の動きと自身の人生を決めていく強さに感銘を受けました。また悩んだ時に読み返したいと思います。応援しています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.27 39才で乳がんを患い、右乳房、リンパ節摘出、卵巣摘出、抗がん剤を経験しました。一番感じた事は、日本との医療制度の違いです。日帰り手術なんて、有り得ない!!考えられないです。私は熱も出たし、麻酔が切れた後の痛みは強かったし、西さんはとても強い方だと、心底尊敬します。医療従事者の方達とのやり取りが、関西弁で救われました。
20年経過した時に、主治医から初めて「あなたはサバイバーですよ。」と言われました。いろんな事を忘れていくのに、がん治療中の事だけは、今でも忘れる事はありません。乳がんにならなかったら人生違っていたのでは?と、思いますが…。乳がんになって、ゼロから生き直したとは思っています。まだまだ、不安はあると思いますが、西さんなら、何があっても絶対大丈夫です!
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.23 カナダの人々の愛や、「あなたの体のボスはあなたやねんから。」という言葉、そしてその言葉の通り自分のことを自分で決めて生きていく西さんが特に心に残っています。自分も、この本に出てきた人生の先輩たちのように、愛をもって、強く生きていきたい、強く笑って生きていきたい、と思いました。
私はこれから先、何度もこの本を読み返して、元気をもらって生きて行くと思います。西さん、この本を書いてくださってありがとうございました。西さんの本をこれからも楽しみにしています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.23 わたしも昨年、右胸のしこりを見つけて31歳で乳がんの診断を受けました。誰もが、がんと宣言された時は同じ気持ちなんだなぁと心強く感じました。わたしは初期段階での早期発見で抗がん剤は経験していませんが、手術、放射線治療30回、ホルモン療法5年の予定で治療をしています。この本に出会えて前向きに日々を生きていこうと思えました。ありがとうございました。これからも1人じゃない!一緒乗り越えていきましょう!
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.20 西加奈子さんが、乳がんに罹患し
カナダで『くもをさがす』とはどういうことなのか?
と思い本を買い読み始めました。
私は現在乳がんの再発はなく生活しています。
ですが、何年経っても再発という言葉が
怖いです。
「待って、まだ怖いねん。」
それは静かで、鈍い孤独だった。
というところで涙が止まりませんでした。
西さんも同じ気持ちなんだと思い救われました。
一緒に頑張って生きましょう!
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.20 自分が40代になり、がんもしくは他の病に罹り健康な身体を損なう可能性をいつも頭の片隅に置いて考えるようになった。次は私なのではないか?そう思わずにはいられない。時間の有限性を気にして生きるというのは、時にネガティブになる。
そんな時に出会った『くもをさがす』
西さんの関西弁と、カナダの看護師や医師に、つっこまずにはいられない程の対応に、泣きながら笑った。特に手術前のやり取り。
私はこの本に出会えて幸運だった。ここには、真実しか書いてない。そう思うから、私がこの先病に臥せる日が来た時にもなんだか大丈夫な気がした。みんな不安を抱いている。PTSDになったりもする。それが自分たった一人じゃないということだけで、なんだか大丈夫な気がする。
西さん、ありがとうございます。
あなたの作品に、安心と希望と温かさをもらいました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.17 あさイチを見てすぐに読みたい!と思って読みました。
西さんの人柄とご家族、ご友人、カナダの看護師が大好きになりました。最高だった。
私は看護師として働いています。「くもをさがす」を読んで、看護師として患者さんに向き合うために大切なことは何か気付かされたように思います。
海外での医療、看護をもっと知りたいと思ったし、私もバンクーバー行ってみたい。人生一度だから後悔のない生き方を、周りの人達を心から愛したいと思いました。ありがとうございました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.17 あさイチを見てすぐに読みたい!と思って読みました。
西さんの人柄とご家族、ご友人、カナダの看護師が大好きになりました。最高だった。
私は看護師として働いています。「くもをさがす」を読んで、看護師として患者さんに向き合うために大切なことは何か気付かされたように思います。
海外での医療、看護をもっと知りたいと思ったし、私もバンクーバー行ってみたい。人生一度だから後悔のない生き方を、周りの人達を心から愛したいと思いました。ありがとうございました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.15 西さんの生命力に心を打たれながら最後まで読み切り、終わりに、で泣いた。人は自分の力で生きていると思いがちだがそうではないし、人の愛(そう、情とは違う)や宿命に生かされている。西さんが失ったものより大きなものを得て、この世界に戻ってきてくれたこと、長い旅の果に見たものをシェアしてくださったこと、この本との出逢いに感謝。
ザ・ブルーハーツ
陣野 俊史 著
★2023.08.15 子どもを連れて家を出ました。最小限の荷物の中に『STICK OUT』と『DUG OUT』だけを詰め込みました。それからの生活で、この2枚はまさしく私のDUG OUTでした。高校生のときではなく、こんなオバサンになって救われるとは滑稽ですが、今でもブルーハーツの歌を必要としている人はいるのです。ハイロウズやクロマニヨンズも含め、もうどうしようもなく好きで貴書に辿り着きました。2020年にもなって一体なぜ? このタイトルはないんじゃない? と半信半疑でしたが、著者自身の迷いや戸惑いを認めながら真摯に考察する内容は読みごたえがありました。バージニア・ウルフの件は気になっていたことを代わりに調べていただいていて、感謝したいです。ハイロウズにも様々な論考のテーマが考えられますので、解散20周年の2025年に新刊を出してくれたらうれしいです。
悪魔のコーラス
モモコグミカンパニー 著
★2023.08.09 スピード感ある展開に途中で飽きることなく読み進めることができました。
ページ数もちょうど良かったです。
読めば読むほど『悪魔のコーラス』という題名通り不穏で救いようがない展開にドキドキしましたが、最後の展開で全ての伏線回収もありとても楽しく読めました。
久しぶりに小説を買いましたが買って良かったです。
次回の作品も期待しています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.09 ゴルフカート転落事故で骨折。35日の入院を経て2019.8.17に退院。47歳。そして…2022.8.20妻の乳癌が発覚…。すべてに感謝して今を生きる幸せを…全世界の人々がこの本に共感できれば戦争のない平和な世界に繋がると思います。この本に限りませんが…。人間ほど都合のよい勝手な生き物もないとも思いました。大切なことを再確認させていただいた、この出会いに感謝しています。ありがとうございます。
推し、燃ゆ
宇佐見 りん 著
★2023.08.08 あの日失ったもの
心と折り合いを付けるしかない孤独
四つん這いで這いつくばい彷徨う抱える痛み
この苦しみを内蔵や背骨で表現する著者に信頼しかない
推しを推さない人生は余生
二足歩行は向いていなかった
目頭が熱くなった
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.06 癌で亡くなった夫がどんな気持ちでいたのかを知りたいとずっと思っていました。読み終えて西さんがこの本を書いてくださったことに感謝しています。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.05 乳がんの手術の為の入院中に読みました。それより前に本を頂いたのですが、時間と気持ちの余裕が無くて読めていませんでした。同じ病気という事で治療内容がリアルに理解できて、笑って、泣いて読みました。最後に「あなた」で、私に向けられたメッセージの様な気がして胸に刺さった気がしました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.08.02 西加奈子さんの本には必ず“救い”があり、私はいつもそれを求めて本を開けます。
この本を読み終えた日の日記には、
「彼女が並べる文字の羅列がどんどん体に染み渡って、今なら世界を愛せる気さえする」
と書いていました。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.30 今年の初め病気が発覚し、開胸手術を経験した私の気持ちをそっと汲んでくれたような、優しい文章に癒されました。
分かる分かると同調し泣きたくなる気持ちになりながらも泣かなかった。
そこには事実しかないから。
病気が発覚し手術までは冗談であってほしい、嘘であってほしい願いも虚しく朝起きるたびにいちいち絶望感に打ちひしがれました。
けど、日常は続いていく。
実は死を近くに感じながらも、淡々と生きていくしかない現実に私は助けられていたのかもしれません。
くもをさがす
西 加奈子 著
★2023.07.29 3年前に乳ガンの手術、2年前に分子的治療を終えて今は4ヶ月ごとに検診を受けています。
乳ガン検診や自分の胸を意識することの大切さを周りの人にうまく伝えられずにいる中で会社で30歳の方が罹患。健康診断で見つかったのですが「若い人でも…」と焦っていた時、河北新報の新刊予告でこの本のことを知りました。
今、会社で回し読みしています。すみません。
でも手っ取り早く大切なことが伝わると思っています。
会社では以外と病気のことは本人の意思に関わらず公表しづらい雰囲気なので。