読者の声 最新一覧

ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

投稿のしかた

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.07.20   手にとって買おう買うまいか迷いました。大腸がんを患っています。手術を終えたけど、リンパ節転移があり、術後化学療法をしています。がんが見つかってから今日まで何が自分に起きたのか、まだ受け入れられてない自分がいます。
その中、やっぱり手にとって読みたいと思って買ってきました。
綴られている言葉が自分の気持ちを言葉にしていてくれました。
言葉が自分をつくるというのも実感しました。海外の作家の言葉などが引用されていて、その言葉にも力をもらいました。
何回も読み返しては進み、読破しました。これからもまた何回も読み返していきます。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.07.15   ある時 ひとつの部屋にしばらくいないといけなくなった、、
身体が楽になり時間だけはたっぷりとある
最初は携帯に手が、、
でも そこはとても狭い世界だった、、、
読みたくて買ってあった数冊の本、、
読み始めた、、
くもをさがす
とまらなくなった、、  朝読み始め、、読み切ってしまった。。
かなしい涙は出なかったけど、、
別のなみだ、、、
病気、、今は暴れているが、、なぜか急に自分の身体をよしよしとなでてやった、、
またこれが落ち着き、、恐怖と戦う、、

でも また戦える気がする。

私もくもをさがす、、  きもちになれそう

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.07.13   死というもの、度重なる不運や病ががニュートラルなものであると受け止める加奈子さんの生き方、考え方が、私の視野を大きく広げてくださいました。
愛と情についての記述もとても興味深く、ことあるごとに、これは愛か?情か?私はどちらを持ちたいのか考えるようになりました。この本を読み、これまで以上に西加奈子さんという方を好きになり、尊敬しています。たくさんの気づきをありがとうございました。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.12   私は肺がん4期のがん患者です。がん種は異なるものの、発見から治療に至るまでのストレスに満ちた日々には、共感することが多く、「そうだよねそうだよね」と頷きながら、一気に読みました。
取り分け、がんは元はと言えば自分の細胞なのだから、闘わないという意味の一文には、同じことを考えている人がいると、心強さすら感じました。
これからきっと、しんどいことや諦めそうになることもあるでしょうが、それもまた自分のありのままであると、心を支えてくれる本に出会ったなと思っています。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.10   ヒコさんがテレビ番組で。この本のことをしゃべっていて、普段あまり本を読まない自分が妙に引き付けられ、案の定一気に読み終えました。65年生きても知らなかったこと、知ろうとしなかったことを、この本でどんどんぶつけられて。自分はいったい今後、何をすれば良いのか、どうすべきなのか、その答えは、残された人生のなかで少しでも見つけられたら良いかも、と思っています。素敵な作品をありがとうございました。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.10   私はコロナ後遺症で、今も普通通りに生活ができません。それでも私の症状は比較的ましな方です。でも、この先の見えない病気で何度もくじけそうになり、正直、いなくなりたいと思ったりと今も恐怖と戦っています。この恐怖は当たり前の感情であり、たとえ完治したとしてもずっとつきまとうということ。紙一重だということ。
後遺症になってから自分を責めていましたが、その必要はないと感じました。西加奈子先生が生きてくれて本当に良かったと私は思います。そして自分自身が今この本を読めたことに感謝しています。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.07.09   くもをさがす 本日買い求めてそのまま読み切りました。
私も女性特有のがんで全摘の経験があります。幸い初期で抗がん剤治療も転移もありませんでした。
が、幸いなんて言わずに辛かったって言って良かったんだと、思えました。
5年間の経過観察の間、一度も不安のない定期検診はなく、ずっと苦しかったし、今後も変わらないけれど、治療を終えて元気に生活してる幸せと、生きるってどっちもなんだなって思いました。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.08   カナダのバンクーバーに住んでいます。
今まさにカナダで乳がん治療中です。
西さんの事を知ったのは、日本に住む友達から「くもをさがす」の本の事を教えてもらって、カナダへ本を送ってもらいました。
私の乳がんが発覚した時期と、西さんの本を知った時期が同じで、なんだか運命的なものを感じました。 
西さんが通院していた病院で治療しています。
本を読み始めると、今まさに自分が経験してる事が書いてあり、現実味がしました。
今は手術前の抗がん剤治療をしていて、手術はこれからです。
乳がんが発覚した時は、カナダで死ぬんだろうかと思うほど不安と恐怖に押しつぶされそうでした。 
そんな時に西さんの本と出会い、勇気と感動をもらいました。 
自分らしく生きていくことに背中を押してもらえたような気がします。
この「くもをさがす」に出会わせてくれてありがとうございます。 

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.05   テレビのインタビューを見て読まなきゃと書店に走りました。私のことは私が決める!って大事なことだな。会話は関西弁で(笑)それが面白かったです!病気を克服した話だけど暗くならず病気も悪いことばかりじゃないのかな?と思うような本でした。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.04   人とのつながり、暖かみを感じられました。マイナスなことはそれとして大切に抱えつつも、前向に生きていく勇気をもらえる一冊です。

彼女が言わなかったすべてのこと

彼女が言わなかったすべてのこと

 

桜庭 一樹 著

★2023.07.04   この作品を読んで、あと、5年くらい経ったら、続編を読んでみたいな、と思いました。乳がんのこと、私も患いましたが、小説の中とは思えないほど、丁寧でした。コロナのこと、ラジオのこと、浅草のこと、うんうんって思ったり、忘れていたり。清澄白河は、どんな街か、行ってみたくなりました。複雑な気持ちが詰まっていました。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.02   西さんと同い年。そして同じ頃に癌を診断されました。希少癌でした。
闘ってたのは自分だけじゃなかった。
それだけで救われました。
残りの人生で何ができるか、前向きに生きていく力を頂きました。ありがとう。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.07.01   昨年、希少難治癌の診断を受け、抗がん剤治療、手術をし、闘病しています。
癌サバイバーならではの、治療中に抱いた心理がリアルに描かれており、「そうなの、同じことを感じたな」と、振り返りながら拝読をさせていただきました。
⚪︎手術後に感じられた、癌との戦いを終え、嬉しいはずなのに、目標がなくなり、ぽっかりと心に穴が空いてしまったという、ご友人の心理描写。
⚪︎自分の体のオーナーは自分。治療選択も医師任せにせず、自分で決める。
私だけでなく、癌サバイバーの皆さんが感じる心持ちなのだと、前を向けました。モヤモヤした思いを整理する事が出来、感謝です。
素敵な本との出会いを、ありがとうございました。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.06.29   西加奈子さんの作品が好きで、新刊が出たので気になっていましたが、闘病の日記は胸が痛そうだなぁと、躊躇していたら、自分にも乳がんが見つかりました。
すこし怖かったですが、いいタイミングだと思い読みました。
主人が買ってくれました。
胸が痛くなり、恐怖もわきましたが西さんが元気で輝かれているのはすごく励みになるし、私も自分のがんと向き合いたいと思います。
来週手術です。
癌に罹患された方みんながそれぞれいろいろな不安やこのなんとも言えない思いを経験されていると思うと、すごく勇気が出ました。ありがとうございます。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.06.27   ちょうど4年前に乳がんになり、全摘するか温存するかの判断を迫られた時に、とっさに、夫に
「全摘して大丈夫?」と聞いた。
『くもをさがす』を読んだ後、なんであんなことを聞いたのか…考えている。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.06.26   西さんの「くもをさがす」を拝読させて頂いて、まず思ったことは、本当に本当に読んでよかった! そして、西さんの、正直で真剣で格好良くて温かい言葉や文章に、時に胸が痛くなり、時に熱くなり、時に涙し、、、自分の心に深く刻まれるような経験をさせて頂き、私にとってお守りのような存在の本になりました。
私は弱い、けどそれが私で最高だ!

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.06.23   6月11日、ラジオで秋元康と大崎洋が対談していて、その流れで白色の表紙の「居場所」を手に取りました。その横に黄色の表紙で「カナダでガンになった」って!何言うてんねん、この本は!と勢いで買ってしまいました。
私は7年前に妻をガンで亡くしていますが、彼女は闘病中、どんな心持ちで戦っていたのかしら?と改めて当時を振り返っていました。
悲しみ色だけではなく、強い気持ちと周りの方の友情を力に変えて、フラフラなのにしっかり生きていく西さんを、素晴らしいガンサバイバーだと尊敬します。
丁度出張の途上、ANAの機内誌の特集がVancouver、思わずCAさんに何マイルで行けるかをたずねてしまいました、西さんに会えるなら行ってみたいと。
当時、妻を全力で支えてくれた子供達にこの本をバトンタッチして読んでもらいます。

文豪たちの妙な旅

文豪たちの妙な旅

 

山前 譲 編

★2023.06.23   静岡県浜松市のタウン情報誌『浜松百撰』5月号で紹介されているのを読んで購入しましたが、私の好みの作品ばかりで、現在、とても楽しく読んでいるところです。特に気に入ったのは「温泉宿」(林芙美子)、「エトランジェ」(堀辰雄)、「猫町」(萩原朔太郎)の3作で、どの短編にも、一度読んだら忘れられないコクがあります。「猫町」の主人公は、どんな旅にも興味とロマンスを無くしてしまった人物で、私も同じようなものですが、まだまだ、「読書という旅」は、私にロマンへの憧れを抱かせてくれるようです。私の好みの小説、それは、私に摩訶不思議な世界を覗かせてくれる物語です。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.06.22   私は『あなた』の1人です
見た目よりかなり重い思いを
それでも軽やかにセンスよく手渡されて
その間何度も笑わせてもらいながら
私なりに受け取りました

『あなた』と私は繋がっている
私は誰とでも繋がっている
私が望めば、望んだ通りに

恐れも喜びも思いのままに
感じることができる
私もいつか、くもになる日まで
きれいなくもに、なりたいな

この本を、命かけて届けてくれた『あなた』に
感謝の気持ちを込めて。
心から、ありがとう。

くもをさがす

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西 加奈子 著

★2023.06.20   異国ではないものの、4年ほど前にほぼ同じ病を経験しましたので、同じ病でも病状も違えば、受け止め方も違い、同じではないということが良くわかります。
でも、心底弱ったときに救われるのは共通で、笑ってくれる周りの人ではないかと思います。
私はオープンに語る勇気は持てませんでしたが、恐怖と共に最善を尽くそうと1年を過ごし、乗り越えてさらに逞しくなった気がします。
美しい瞬間って、私にもあったあの時のあの瞬間かも..と想像しています。