読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

三頭の蝶の道
山田 詠美 著
★2025.10.30 魑魅魍魎が妖怪が出てきて不思議!?
蝶の数え方が一頭二頭と数えることがわかった
女流作家の葛藤がわかって面白い

京大生、出町にダイブ!
青木 悠 著
★2025.10.30 知り合いのススメで手に取り、あっという間に読了でした。一瞬にして過ぎ去っていく10代の日常を、好奇心の赴くまま立ち止まり、素直で丁寧に紡いだ商店街の人たちとのやり取りに目が離せませんでした。デビュー作とのこと、彼女がこれから見聞きすることを、その瑞々しい感性でどう言葉にしていくか楽しみです。
遥か彼方に過ぎ去った学生時代の空気に触れることができた時間でした。

あの夏が飽和する。
カンザキ イオリ 著
★2025.10.29 「君は何も悪くないよ」の歌詞と千尋さんが言っていたところがもう、同じでヤバい!!その言葉に込められた意味が詳しく書かれていて、こういうことを言いたかったんだ~と思いました。歌の中では過去の千尋さんと流花さんの物語しかわからなかったので、新しい登場人物である武命くんの話がもう泣けた。今自分は中学1年なので、千尋さんと流花さんの気持ちがちょっとわかるな~とも思いました。ちょっと中学生の自分にはわからない言葉があったけど、面白かったです。

京大生、出町にダイブ!
青木 悠 著
★2025.10.27 歴史ある京都出町で暮らす人々の気配を鮮やかに伝える一冊。みずみずしい表現、特徴ある擬音語に擬態語がユニークで面白かったです。
私が大学生活を送ったのは別のまちで、はるか昔のことですが、10代の終わりから20代の最初にかけてしか、見えない何か、触れることができない空気があるのかもしれないと思いました。
阿弥陀寺の門から伝わる気配は、妖精との出会いのようで、京都というまちは、一定の年齢、あるいは感性の持ち主に対してのみ、時々開く扉があるように思います。作者に対して、その扉が開いた気がしました。
ロンドンに留学されていたとのこと、ぜひロンドン編も読んでみたいなと思わせる一冊です。

戦下の歌舞伎巡業記
岡﨑 成美 著
★2025.10.25 戦前、戦中の交通事情は現代とは違うであろう中、歌舞伎が全国を巡っていた様子がわかりました。まるで忍者のようで、読み応えがありました。

くもをさがす
西 加奈子 著
★2025.10.24 私も乳がんに罹患し治療中です。
気持ちの揺らぎや変化について、共感できるところがたくさんあって、理解してもらえたと思いました。
手術でかけてしまったと思ってましたが、これはこれで私なんだと認めることができました。
ありがとうございます。

ドクトル・ガーリン
ウラジーミル・ソローキン 著 松下 隆志 訳
★2025.10.21 ソローキンによる真っ当な(?)冒険小説として大いに楽しめました。『青い脂』にある異形のものたちが成すSF風味はもちろんのこと、『テルリア』などにあるロシアを基にした皮肉のコラージュめいた構造や、氷三部作にあるスピード感それらすべてが詰められていたと思いました。
確かに集大成的傑作と謳うべき作品でありました。

戦下の歌舞伎巡業記
岡﨑 成美 著
★2025.10.15 すごい本。3回読みました。辞書のよう。
万年筆の筆跡がうっとり。
忍者のような瞬間移動。丈夫な身体。
なんといっても中表紙に使われた6代目の目。素襖落に凝縮されている。みんなついていこうと思う。ピンポイントで時代の大きな波に巻き込まれ役割を果たしましたね。
ナルコさんのくだりはクライマックス。辛かった。

戦下の歌舞伎巡業記
岡﨑 成美 著
★2025.10.10 戦下に九州から北海道まで巡業をしていたとは。移動の困難さや食事に至るまで細かい記録に感動した。歌舞伎がどれほど人気があったかよくわかった。

イギリスの歴史
君塚 直隆 著
★2025.10.09 本書はイギリス通史の決定版となるのではないでしょうか。古代から現代までの長い期間を約400ページで扱っていますが、出来事の羅列に陥ることなく、物事の背景をきちんと掴めるようになっています。文章は平易でかつ、物語性を感じれるようになっているので、一般読者もストレスなく歴史を味わえます。そして、地図や写真、王朝の家系図がしっかり載っている点もプラスの要素です。イギリス史の土台を作るには最適な書物に仕上がっているので、ぜひ多くの方に読んでもらいたいと思います。

世界の蛾
デイヴィッド・L・ワグナー 著 屋宜 禎央/千代田 創真 日本語版監修 矢能 千秋 翻訳
★2025.10.07 蛾の生態や仕組みから分布や人間との関わりについてまで書かれていてとても勉強になります。図解もあり、写真も豊富で素晴らしいです。今まで蛾の本を探しても日本国内の蛾に限定されがちか、生態には細かな言及がなくビジュアルとしてのまとめが多かったですが、この書籍は世界の蛾の生態や写真がまとめられておりとても良かったです。

わすれなぐさ
吉屋 信子 著
★2025.10.04 10代のなんとも言えない、うまく表現できない、名前の付け方も分からないあの気持ち。吉屋信子の美しい言葉の数々で丁寧に描かれていました。

戦下の歌舞伎巡業記
岡﨑 成美 著
★2025.10.03 最近歌舞伎を観始めたので買ってみました。日記を追っていく形だからか、ドラマチックで面白かったです。エッセイ部分も当時のことが細かく描写されており、勉強になりました。
過酷な今の世の中でも、自分にできることがあるかもしれないと思いました。

戦下の歌舞伎巡業記
岡﨑 成美 著
★2025.09.28 〇興味深く拝読しました。歌舞伎巡業興行を裏から支える狂言作者の役割がリアルに再現されて興味深く読みました
〇旅行日誌と家族日誌の記録資料を時刻表・公演場所・戦時下の事象などをきめ細かく丹念に追って肉付けをした著者の筆力に敬服致します。
〇戦後80年をキーワードにした今年の発刊は丁度良いタイミングであったと思います。

ベートーヴェン捏造
かげはら 史帆 著
★2025.09.27 べートーヴェンの伝記は何冊も読んだので、しかもシンドラーが会話帳を改竄したことは知っていたので最初は購入する気にならなかった本でしたが、知人から映画の話を聞いてまずは原作を読んでみました。今まで読んだべートーヴェン関係のどれよりも面白いと思います。それはシンドラーの視点で書かれていることが大きな理由です。それと、解説の栗原氏がいう「シンドラーがやっていたのは、ひとりべートーヴェンの捏造にとどまらない」という言葉にはなるほどと納得させられるものがありました。

おまえレベルの話はしてない
芦沢 央 著
★2025.09.22 ミステリー色の強い作家さんが書く、将棋物。
興味が湧いて読んでみる。
力強い文体と、強烈に心に刺さる言葉が多いと感じている芦沢さんだが、こちらも冒頭から読んでてもう体が固くなるような文章が連なる。
2章に別れ、それぞれのふたりの目線で語られる。
この反比が面白い。
男っぽい乱暴な言葉じりにの中に、心の動きがよく読み取れる。
苦しかったり、羨望や喜び…いろんな感情が強い力で押し寄せて来る。
将棋がわかればもっと面白いのだろうが、知らなくても楽しめる。
長編とは行かないからか、サラッと終わってしまった感が否めないが、現代のAIをも取り入れ、読み応えは満タン。
時に、AV描写に賛否あるようだが、意味を求めるなら、男子感情を強調したいが為の表現なのだろうか。

ロバのクサツネと歩く日本
高田 晃太郎 著
★2025.09.18 ロバのスーコと旅をする
なんて優しい気持ちを思い出させてくれる本でしょう。
イラン、モロッコとあまり馴染みの無い国の国民性も多少理解できました。なんといっても読んでて楽しい、筆者の高田さんは本には無いご苦労の連続だったと思いますが、こちらはゆったりした気分で読ませていただきました。
若い頃、ユースホステルの旅をしていた頃を思い出しました。
本を書いてくださってありがとうございます。
クサツネと歩く日本も購入します。ワクワクです。

ベートーヴェン捏造
かげはら 史帆 著
★2025.09.08 映画の原作という事で、よく分からず読み始めたのですが、後半戦の面白さがなんとも!知らず知らずのうちにシンドラー頑張れと思っている自分がいました。(捏造してるのに)
最後まで読むのにもう少しかかりそうですが、この先どうなるのかワクワクが止まりません。

ベートーヴェン捏造
かげはら 史帆 著
★2025.09.08 SNSの発展により、これまで見過ごされていたことは許されなくなった。たった一つの過ちで舞台から引きずり降ろされる時代である。当事者ですらない誰かが今日もどこかで正義を振りかざしている。
史実を捏造したシンドラーは糾弾されたが、当事ベートーヴェンという偉人をありのままに後世に伝えようとした多数派の感覚は正常と言えるのだろうか。尊厳は守られるべきではないのか。皆、平等に。捏造が当たり前になる時代が来るかもしれない。そんなことを想像した。

ベートーヴェン捏造
かげはら 史帆 著
★2025.09.08 原作はまだこれから読むのですが、類家さんの表紙がとても素敵なので棚に飾っています。
映画は、大好きなバカリズムさんの世界で、大好きな山田裕貴さんがどう輝くのかが見どころだと思います。