河出書房新社
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文庫・新書
SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集
飛 浩隆 著
名作SF論から作家論、書評、エッセイ、自作を語る、対談、インタビュー、帯推薦文まで、日本SF大賞二冠作家・飛浩隆の貴重な非小説作品を網羅。単行本未収録作品も多数収録。
定価1,078円(本体980円)
○在庫あり
黒衣の聖母 山田風太郎傑作選 推理篇
山田 風太郎 著 日下 三蔵 編
聖女のような娼婦の秘められた顔が破滅を招く表題作をはじめ、「戦艦陸奥」「さようなら」「狂風図」など、戦争に運命を狂わされた人々の悲喜劇を描く傑作推理小説集。
定価1,342円(本体1,220円)
脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?
恩蔵 絢子 著
記憶を失っていく母親の日常生活を2年半にわたり記録し、脳科学から考察。アルツハイマー病になっても最後まで失われることのない脳の能力に迫る。NHK「クローズアップ現代」など各メディアで話題!
定価759円(本体690円)
四天王寺の鷹 謎の秦氏と物部氏を追って
谷川 健一 著
四天王寺は聖徳太子を祀って建立されたが、なぜか政敵の物部守屋も祀っている。守屋が化身した鷹を追って、秦氏、金属民、良弁と大仏、放浪芸能民と猿楽の謎を解く、谷川民俗学の到達点。
戦国の日本語 五百年前の読む・書く・話す
今野 真二 著
激動の戦国時代、いかなる日本語が話され、書かれ、読まれていたのか。武士の連歌、公家の日記、辞書『節用集』、キリシタン版、秀吉の書状……古代語から近代語への過渡期を多面的に描く。
定価1,100円(本体1,000円)
汽車旅12カ月
宮脇 俊三 著
四季折々に鉄道旅の楽しさがある。1月から12月までその月ごとの楽しみ方を記した宮脇文学の原点である、初期『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』に続く鉄道旅のバイブル、新装版。
定価990円(本体900円)
マスードの戦い アフガニスタン伝説の司令官
長倉 洋海 著
もし彼が生きていたなら「アフガニスタンの今」はまったく違ったものになっていただろう――タリバン抵抗運動の伝説の指導者として民衆に愛された一人の戦士を通して描く、アフガンの真実の姿。
定価1,056円(本体960円)
世界を読み解く科学本 科学者25人の100冊
山本 貴光 編
不透明な世界を知りたいと思った時、科学のアプローチは役に立つ。AI、認知科学、病理学、素粒子、深海&宇宙…分野を横断し、未知と既知の境界で奮闘する科学者ら25名が推す必読書、渾身のレビュー。
定価1,034円(本体940円)
お楽しみはこれもなのじゃ 漫画の名セリフ
みなもと 太郎 著
ギャグ大河漫画『風雲児たち』の作者にして天下無比の漫画研究家、みなもと太郎による伝説の漫画エッセイ集。膨大な作品をとりあげながら、漫画の魅力をイラストとともに語る、漫画史に輝く名著。
歩道橋の魔術師
呉 明益 著 天野 健太郎 訳
1979年、台北。中華商場の魔術師に魅せられた子どもたち。現実と幻想、過去と未来が溶けあう、どこか懐かしい極上の物語。現代台湾を代表する作家の連作短篇。単行本未収録短篇を併録。
テヘランでロリータを読む
アーザル・ナフィーシー 著 市川 恵里 訳
全米150万部、日本でも大絶賛のベストセラー、遂に文庫化! テヘランでヴェールの着用を拒否し、大学を追われた著者が行った秘密の読書会。壮絶な彼女達の人生とそれを支える文学を描く、奇跡の体験。
定価1,672円(本体1,520円)
キンドレッド
オクテイヴィア・E・バトラー 著 風呂本 惇子/岡地 尚弘 訳
謎の声に呼ばれ、奴隷制時代のアメリカ南部へのタイムスリップを繰り返す黒人女性のデイナ。人間の価値を問う、アフリカ系アメリカ人の伝説的作家による名著がついに文庫化。
21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考
ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳
私たちはどこにいるのか。そして、どう生きるべきか――。『サピエンス全史』『ホモ・デウス』で全世界に衝撃をあたえた新たなる知の巨人による、人類の「現在」を考えるための21の問い。待望の文庫化。
定価1,320円(本体1,200円)
怒り 心の炎を静める知恵
ティク・ナット・ハン 著 岡田 直子 訳
怒りは除去すべきものではなく、思いやりと幸福に変えられるもの――ブッダの根本思想を実践的に説くベストセラー。歩く瞑想、呼吸法など、重要なポイントをわかりやすく説明した名著。
定価1,089円(本体990円)
ベンヤミン メディア・芸術論集
ヴァルター・ベンヤミン 著 山口 裕之 訳
いまなお新しい思想家の芸術・メディア論の重要テクストを第一人者が新訳。映画論、写真論、シュルレアリスム論等を網羅。すべての批評の始まりはここにある。「ベンヤミン・アンソロジー」に続く決定版。
定価1,452円(本体1,320円)
サンタクロースの贈物 クリスマス×ミステリーアンソロジー
新保 博久 編
クリスマスを舞台にした国内外のミステリー13篇を収めた傑作アンソロジー。ドイル、クリスティ、シムノン、E・クイーン……世界の名探偵を1冊で楽しめる最高のクリスマスプレゼント。
少年たちの終わらない夜
鷺沢 萠 著
終わりかけた僕らの十代最後の夏。少年たちに訪れた、愛のきらめき、透明なかげり。八〇年代末の“豊かさ”が照らしだす夜に終わりはあるのか? ピュアでせつない永遠のロングセラー青春小説!
定価891円(本体810円)
選んだ孤独はよい孤独
山内 マリコ 著
地元から出ないアラサー、女子が怖い高校生、仕事が出来ないあの先輩……“男らしさ”に馴染めない男たちの生きづらさに寄り添った、切なさとおかしみと共感に満ちた作品集。
定価748円(本体680円)
ポリフォニック・イリュージョン 飛浩隆初期作品集
日本SF大賞史上初となる二度の大賞受賞に輝いた、現代日本SF最高峰作家のデビュー作をはじめ、貴重な初期短編6作。文庫オリジナルのボーナストラックとして超短編を収録。
定価858円(本体780円)
官報複合体 権力と一体化するメディアの正体
牧野 洋 著
日本の新聞はなぜ政府の〝広報紙〟にすぎないのか? 権力との癒着を示すさまざまな事件をひもとき、「権力の応援団」となっている日本メディアの大罪を暴いていく。