河出書房新社
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文庫・新書
黒猫ジュリエットの話
森 茉莉 著 早川 茉莉 編
「私はその頃、ボロアパートとJapoとを愛していた」「私は散歩の度、買い物の度に抱き歩いて見せびらかしていた」大きな黒猫Japoとともに暮らした十四年間。森茉莉言葉で描かれた愛すべき猫たち。
定価814円(本体740円)
×品切・重版未定
空間へ
磯崎 新 著
世界的建築家・磯崎新。その軌跡の第一歩となる伝説の単著がついに文庫化。一九六〇年代を通じて記された論文・エッセイをクロノジカルに並べ、状況と対峙・格闘した全記録がここにまとまる。
定価1,540円(本体1,400円)
△3週間~
見知らぬ乗客
パトリシア・ハイスミス 著 白石 朗 訳
妻との離婚を渇望するガイは、父親を憎む青年ブルーノに列車の中で出会い、提案される。ぼくはあなたの奥さんを殺し、あなたはぼくの親父を殺すのはどうでしょう?……ハイスミスの第一長編、新訳決定版。
定価968円(本体880円)
人類が絶滅する6のシナリオ
フレッド・グテル 著 夏目 大 訳
明日、人類はこうして絶滅する! スーパーウイルス、気候変動、大量絶滅、食糧危機、バイオテロ、コンピュータの暴走……人類はどうすれば絶滅の危機から逃れられるのか?
定価1,100円(本体1,000円)
ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官
似鳥 鶏 著
都内の暴力団が何者かに殲滅され、偶然居合わせた刑事二人も重傷を負う事件が発生。警視庁の威信をかけた捜査が進む裏で、東京中をパニックに陥れる計画が進められていた――人気シリーズ第三弾、文庫化!
○在庫あり
動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学
千葉 雅也 著
全生活をインターネットが覆い、我々は窒息しかけている――接続過剰の世界に風穴を開ける「切断の哲学」。異例の哲学書ベストセラーを文庫化! 付*千葉=ドゥルーズ思想読解の手引き。
がらくた少女と人喰い煙突
矢樹 純 著
立ち入る人数も管理された瀬戸内海の孤島で陰惨な連続殺人事件が起こる。ゴミ収集癖のある《強迫性貯蔵症》の美少女と、他人の秘密を覗かずにはいられない《盗視症》の主人公が織りなす本格ミステリー。
定価869円(本体790円)
HOSONO百景 いつか夢に見た音の旅
細野 晴臣 著 中矢 俊一郎 編
沖縄、LA、ロンドン、パリ、東京、フクシマ。世界各地の人や音、訪れたことなきあこがれの楽園。記憶の糸が道しるべ、ちょっと変わった世界音楽旅行記。新規語りおろしも入って文庫化!
定価825円(本体750円)
性愛論
橋爪 大三郎 著
ひとはなぜ、愛するのか。身体はなぜ、もうひとつの身体を求めるのか。猥褻論、性別論、性関係論からキリスト教圏の性愛倫理とその日本的展開まで。永遠の問いを原理的に考察。
定価990円(本体900円)
KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ
疑問の黒枠
小酒井 不木 著
差出人不明の謎の死亡広告を利用して、擬似生前葬と還暦祝いを企図した村井喜七郎は実際に死亡し……不木長篇最高傑作の初の文庫化。
定価880円(本体800円)
青少年のための自殺学入門
寺山 修司 著
鬼才・寺山修司が自殺をあらゆる角度から考察しつくし、生と死を問いなおすいまだに衝撃的な<自殺学>への招待。
定価704円(本体640円)
ほんとうの中国の話をしよう
余 華 著 飯塚 容 訳
最も過激な中国作家が十のキーワードで読み解く体験的中国論。毛沢東、文化大革命、天安門事件から、魯迅、格差、コピー品まで。国内発禁! 三十年の激動が冷静に綴られたエッセイ集。
定価1,012円(本体920円)
パタゴニア
ブルース・チャトウィン 著 芹沢 真理子 訳
黄金の都市、マゼランが見た巨人、アメリカ人の強盗団、世界各地からの移住者たち……。幼い頃に魅せられた一片の毛皮の記憶をもとに綴られる見果てぬ夢の物語。紀行文学の新たな古典。
定価1,320円(本体1,200円)
ラテンアメリカ怪談集
ホルヘ・ルイス・ボルヘス 著 鼓 直 編
巨匠ボルヘスをはじめ、コルタサル、パスなど、錚々たる作家たちが贈る恐ろしい15の短篇小説集。ラテンアメリカ特有の「幻想小説」を底流に、怪奇、魔術、宗教など強烈な個性が色濃く滲む作品集。
定価1,210円(本体1,100円)
93番目のキミ
山田 悠介 著
心を持つ成長型ロボット「シロ」を購入した也太は、事件に巻き込まれて絶望する姉弟を救えるのか? シロの健気な気持ちはやがて也太やみんなの心を変えていくのだが……ホラーの鬼才がおくる感動の物語。
定価660円(本体600円)
この世のメドレー
町田 康 著
絶海の孤島で死すら乗りこえ超然の高みに達したはずの「余」を、ひとりの小癪な若者が破滅の旅へと誘う。神の意志か、悪魔の意志か。人間存在そのものと世界の深淵に迫る、『どつぼ超然』に続く傑作長篇。
定価836円(本体760円)
美しの神の伝え 萩尾望都 小説集
萩尾 望都 著
萩尾望都の圧倒的幻想世界。一九七七~八〇年「奇想天外」に発表したSF小説十一編に加え、単行本未収録の二作「クリシュナの季節」&マンガ「いたずららくがき」も特別収録。異世界へ導かれる全十六編。
妖櫻記 上
皆川 博子 著
時は室町。嘉吉の乱を発端に、南朝の血を引く少年・阿麻丸、赤松家の姫・桜姫、活傀儡・五琴に異形ら、死者生者が入り乱れ運命が動きだす。著者畢生の傑作長篇伝奇小説、復活!
妖櫻記 下
阿麻丸と桜姫は京に近江に流転し、玉琴の遺児清玄は桜姫の髑髏を求める中、後南朝の二人の宮と神器をめぐって吉野に火の手が上がる……! 応仁の乱前夜を舞台に絢爛に繰り広げられる一大伝奇、完結篇。
定価1,430円(本体1,300円)
我が心は石にあらず
高橋 和巳 著
会社のエリートで組合のリーダーだが、一方で妻子ある身で不毛な愛を続ける信藤。運動が緊迫するなか、女が妊娠し……高度経済成長と政治の時代のなか、志の可能性を問う高橋文学の金字塔!