河出書房新社
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文庫・新書
日本の悪霊
高橋 和巳 著
特攻隊の生き残りの刑事・落合は、強盗容疑者・村瀬を調べ始める。八年前の火炎瓶闘争にもかかわった村瀬の過去を探る刑事の胸に、いつしか奇妙な共感が……〝罪と罰〟の根源を問う、代表長篇!
定価1,540円(本体1,400円)
○在庫あり
家光は、なぜ「鎖国」をしたのか
山本 博文 著
東アジア情勢、貿易摩擦、宗教問題、特異な為政者──徳川家光政権時に「鎖国」に至った道筋は、現在の状況によく似ている。世界的にも「内向き」傾向の今、その歴史の流れをつかむ。
定価924円(本体840円)
×品切・重版未定
ザーッと降って、からりと晴れて
秦 建日子 著
「人生は、間違えられるからこそ、素晴らしい」リストラ間近の中年男、駆け出し脚本家、離婚目前の主婦、本命になれないOL――不器用な人たちが起こす小さな奇跡が連鎖する、感動の連作小説。
定価704円(本体640円)
タラウマラ
アントナン・アルトー 著 宇野 邦一 訳
メキシコのタラウマラ族と出会いペヨトルの儀式に参加したアルトーがその衝撃を刻印したテクスト群を集成、苛烈な実験により「器官なき身体」への覚醒をよびさまし世界への新たな闘いを告げる奇跡的名著。
定価880円(本体800円)
ハイファに戻って/太陽の男たち
ガッサーン・カナファーニー 著 黒田 寿郎/奴田原 睦明 訳
二十年ぶりに再会した息子は別の家族に育てられていた――時代の苦悩を凝縮させた「ハイファに戻って」、密入国を試みる難民たちのおそるべき末路を描いた「太陽の男たち」など、不滅の光を放つ名作群。
定価1,078円(本体980円)
A
中村 文則 著
風俗嬢の後をつける男、罪の快楽、苦しみを交換する人々、妖怪の村に迷い込んだ男、決断を迫られる軍人、彼女の死を忘れ小説を書き上げた作家……。中村文則が贈る十三の「生」の物語。
定価605円(本体550円)
はじめての聖書
橋爪 大三郎 著
羊、クリスマス、十字架、ノア、モーセ、イエス、罪、愛、最後の審判……聖書の重要ポイントをきわめて平易に説き直す。世界標準の基礎知識への道案内。ほんものの聖書を読むための「予告編」。
定価814円(本体740円)
カネと暴力の系譜学
萱野 稔人 著
生きるためにはカネが必要だ。この明快な事実から国家と暴力と労働のシステムをとらえなおして社会の見方を根本から変えた、斬新にしてあざやかな理論の誕生。
KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ
蟇屋敷の殺人
甲賀 三郎 著
車から首なしの遺体が発見されるや、次々に殺人事件が。謎の美女、怪人物、化け物が配される中、探偵作家と警部が犯人を追う。秀逸なプロットが連続する傑作。
楽園への道
マリオ・バルガス=リョサ 著 田村 さと子 訳
ゴーギャンとその祖母で革命家のフローラ・トリスタン。飽くことなく自由への道を求め続けた二人の反逆者の激動の生涯を、異なる時空を見事につなぎながら壮大な物語として描いたノーベル賞作家の代表作。
リプリーをまねた少年
パトリシア・ハイスミス 著 柿沼 瑛子 訳
犯罪者にして自由人、トム・リプリーのもとにやってきた家出少年フランク。トムを慕う少年は、父親を殺した過去を告白する……二人の奇妙な絆を美しく描き切る、リプリー・シリーズ第四作。
定価1,320円(本体1,200円)
脳はいいかげんにできている その場しのぎの進化が生んだ人間らしさ
デイヴィッド・J・リンデン 著 夏目 大 訳
脳はその場しのぎの、場当たり的な進化によってもたらされた! 性格や知能は氏か育ちか、男女の脳の違いとは何か、などの身近な疑問を説明し、脳にまつわる常識を覆す! 東京大学教授池谷裕二さん推薦!
デカメロン 下
ボッカッチョ 著 平川 祐弘 訳
「百の物語には天然自然の生命力がみなぎっていて、読者の五感を楽しませるが、心の琴線にもふれる。一つとして退屈な話はない」(解説より)。物語文学の最高傑作の全訳決定版、完結編。
服従
ミシェル・ウエルベック 著 大塚 桃 訳
二○二二年フランス大統領選で同時多発テロ発生。極右国民戦線のマリーヌ・ルペンと、穏健イスラーム政党党首が決選投票に挑む。世界の激動を予言したベストセラー。
定価1,012円(本体920円)
国ゆたかにして義を忘れ
井上 ひさし/つか こうへい 著
劇作家、作家など幅広く活躍し、社会に疑問を投げかけ続けた井上ひさしとつかこうへい。時代を駆け抜けてきた十四歳差の二人が、演劇、国家、金、家族など、さまざまなテーマをのびやかに語った対談集。
風
青山 七恵 著
姉妹が奏でる究極の愛憎、十五年来の友人が育んだ友情の果て、決して踊らない優子、そして旅行を終えて帰ってくると、わたしの家は消えていた……疾走する「生」が紡ぎ出す、とても特別な「関係」の物語。
坊っちゃん忍者幕末見聞録
奥泉 光 著
あの「坊っちゃん」が幕末に?! 霞流忍術を修行中の松吉は、攘夷思想にかぶれた幼なじみの悪友・寅太郎に巻き込まれ京への旅に。そして龍馬や新撰組ら志士たちと出会い……歴史ファンタジー小説の傑作。
定価913円(本体830円)
わが解体
早逝した天才作家が、全共闘運動と自己の在り方を“わが内なる告発”として追求した最後の長編エッセイ、母の祈りにみちた死にいたる闘病の記など、“思想的遺書”とも言うべき一冊。赤坂真理氏推薦。
△3週間~
性・差別・民俗
赤松 啓介 著
夜這いなどの村落社会の性民俗、祭りなどの諸相から部落差別の実際を描く。柳田民俗学が避けた非常民の民俗学の実践の金字塔。
中央線をゆく、大人の町歩き 鉄道、地形、歴史、食
鈴木 伸子 著
あらゆる文化が入り交じるJR中央線を各駅停車。東京駅から高尾駅まで全駅、街に隠れた歴史や鉄道名所、不思議な地形などをめぐりながら、大人ならではのぶらぶら散歩を楽しむ、町歩き案内。
定価726円(本体660円)