河出書房新社
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文庫・新書
現代語訳 南総里見八犬伝 下
曲亭 馬琴 著 白井 喬二 訳
全九集九十八巻、百六冊に及び、二十八年をかけて完成された日本文学史上稀に見る長篇にして、わが国最大の伝奇小説を、白井喬二が雄渾華麗な和漢混淆の原文を生かしつつ分かりやすくまとめた名抄訳。
定価1,650円(本体1,500円)
△3週間~
フィネガンズ・ウェイク 2
ジェイムズ・ジョイス 著 柳瀬 尚紀 訳
主人公イアーウィッカーと妻アナ、双子の兄弟シェムとショーンそして妹イシーは、変容を重ねてすべての時代のすべての存在、はては都市や自然にとけこんで行く。本書の中核をなすパート。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切
シャーロック・ホームズ対切り裂きジャック
マイケル・ディブディン 著 日暮 雅通 訳
ホームズ物語の最大級の疑問「ホームズはなぜ切り裂きジャックに全く触れなかったか」を見事に解釈した一級のパロディ本。英推理作家協会賞受賞の現役人気作家の第一作にして、賛否論争を生んだ伝説の書。
定価968円(本体880円)
×品切・重版未定
新選組全隊士徹底ガイド 424人のプロフィール
前田 政記 著
新選組にはどんな人がいたのか。大幹部、十人の組長、監察、勘定方、伍長、そして判明するすべての平隊士まで、動乱の時代、王城の都の治安維持につとめた彼らの素顔を追う。隊士たちの生き方・死に方。
定価792円(本体720円)
フィネガンズ・ウェイク 1
二十世紀最大の文学的事件と称される奇書の第一部。ダブリン西郊チャペリゾッドにある居酒屋を舞台に、現実・歴史・神話などの多層構造が無限に浸透・融合・変容を繰返す夢の書の冒頭部。
宿命の交わる城
イタロ・カルヴィーノ 著 河島 英昭 訳
文学の魔術師カルヴィーノが語るタロットの札に秘められた宿命とは……世界最古のタロットカードの中に様々な人間の宿命を追求しつつ古今東西の物語文学の原点を解読する! 待望の文庫化。
定価990円(本体900円)
言葉からの触手
吉本 隆明 著
定価594円(本体540円)
賢治先生
長野 まゆみ 著
少年たちを乗せた汽車は、ひたすら闇のなかを疾ります……ケンタウリ祭の晩に汽車に乗ったジョヴァンナとカンパネッラ。旅の途中で二人と乗り合わせた宮沢賢治。少年たちとの蒼白い銀河交流の行方は?
定価429円(本体390円)
死者と踊るリプリー
パトリシア・ハイスミス 著 佐宗 鈴夫 訳
《トム・リプリー・シリーズ》完結篇。後ろ暗い過去をもつトム・リプリー。彼が殺した男の亡霊のような怪しいアメリカ人夫婦の存在が彼を不気味に悩ませていく。『贋作』の続篇。
定価1,078円(本体980円)
ジャンキー
ウィリアム・S・バロウズ 著 鮎川 信夫 訳
『裸のランチ』によって驚異的な反響を巻き起こしたバロウズの最初の小説。ジャンキーとは回復不能になった麻薬常用者のことで、著者の自伝的色彩が濃い。肉体と精神の間で生の極限を描いた非合法の世界。
詩の朗読会[フランス編]
窪田 般彌 編訳 G・アポリネール 著
詩はもともと、音楽や絵画のように楽しめるものだ。詩こそ、声に出して「朗読」するのに最も適した芸術である。本書では新しい詩の試みが盛んに行われた20世紀前半の黄金期から59篇を収録した。
定価660円(本体600円)
兄弟天気図
ぼくは三人兄弟の末っ子。ちィ坊と呼んでぼくをからかう姉さんと兄さんの間には、六歳で死んだ、もう一人の兄さんが居た。キリリンコロンの音とともに現れる兄さんそっくりの少年は誰?
○在庫あり
夏帽子
先生、今度は何処の学校へ行くのだろうね……紺野先生は臨時の理科教師。白い夏帽子に旅行鞄。行く先々の生徒たちは、先生が駆使する言葉の魔法に誘われ、不思議な世界をかいま見る。傑作、文庫化!
定価484円(本体440円)
ブコウスキーの酔いどれ紀行
チャールズ・ブコウスキー 著 マイケル・モントフォート 写真 中川 五郎 訳
故国ドイツへの旅の模様を、八十数点の貴重な写真と共につづる紀行エッセイ。ブコウスキーの生の声を満載し、彼の人生観、その素顔が存分に味わえる、痛快なドキュメント。
定価935円(本体850円)
淀川長治 究極の映画ベスト100
淀川 長治 著
『淀川長治映画ベスト1000』の中から究極の百本をよりすぐり、淀川さんの発言・文章をボリュームアップ。グリフィス「イントレラス」から北野武「キッズ・リターン」まで。生涯かけて全作見たい。
定価748円(本体680円)
七つの恋の物語
森 詠 著
定価770円(本体700円)
柔かい月
イタロ・カルヴィーノ 著 脇 功 訳
変幻自在な語り部Qfwfg氏が、あるときは地球の起源の目撃者、あるときは生物の進化過程の生殖細胞となって、宇宙史と生命史の奇想天外な物語を繰り広げる。幻想と科学的認識が高密度で結晶した傑作。
現代語訳 古事記
福永 武彦 訳
日本人なら誰もが知っている古典中の古典『古事記』を、実際に読んだ読者は少ない。名訳としても名高く、もっとも分かりやすい現代語訳として親しまれてきた名著をさらに読みやすい形で文庫化した決定版。
定価1,089円(本体990円)
江戸あやし物語
原 武男 著
定価825円(本体750円)
裸のランチ
クローネンバーグが映画化したW・バロウズの代表作にして、ケルアックやギンズバーグなどビートニク文学の中でも最高峰作品。麻薬中毒の幻覚や混乱した超現実的イメージが全く前衛的な世界へ誘う。