河出書房新社
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日本文学
那須与一 下
谷 恒生 著
源平合戦絵巻のハイライト、屋島の合戦で突如表舞台に登場し、見事に扇の的を射落としながら、再び歴史の闇に消えて行った謎の天才児とは何者か? 鬼才谷恒生が描く傑作歴史ロマン。
定価1,708円(本体1,553円)
×品切・重版未定
郵便屋 Please、Mr.Postman
笹山 久三 著
あなたの街の郵便屋さんも心の中で泣いている――「四万十川」の作者が二十余年にわたる郵便局勤務をもとに、誰も書かなかった苛酷な労働現場の実態と人々の苦悩をえぐる書下ろし小説。
定価1,815円(本体1,650円)
東京平和維持軍 PKO IN THE HEART
東京平和維持軍は、君の街にもやって来る。真夏の夜、17歳たちは目覚めていた――。渋谷・センター街にたむろする、孤独な少年達の心のPKOを描いた期待の大型新人の長編書下ろし!
定価1,602円(本体1,456円)
永井荷風の東京空間
松本 哉 著
荷風の生地小石川から余丁町の断腸亭跡、偏奇館のあった六本木、墨東、浅草、吉原、さらに市川、岡山まで、荷風ゆかりの地をめぐる。手書きの地図、挿画、写真をふんだんに盛りこむ。
定価2,670円(本体2,427円)
猫のしっぽ 101匹俳句の猫大行進
バラ色の舌のぞかせて猫日和。パーソナリティ、声優、俳優として活躍するチャコとネコの四季遊び。101の俳句とかわいらしい写真でつづった猫たちのフォー・シーズン。
定価1,282円(本体1,165円)
ふるさとの風の中には 詩人の風景を歩く
俵 万智
瑞々しい感性で10人の文学者たちの生に思いを馳せると共に、美しい撮り下ろし写真とエッセイ、短歌で旅情をそそる。旅行ガイドとしても楽しめる旅のアルバム。
ハング・ルース
鷺沢 萠 著
宙ぶらりん少女は安心を求め、投げやり男は夢を見た。「体温」を求めてさまよう少女ユニと、フェイスと呼ばれる男。クラブ・ヌーでの出会いから、ふしぎな共同生活までを描く青春小説。
三月うさぎのグリーティング・コレクション
クリスマスの朝に
長野 まゆみ 著
クリスマス休暇を前にした女の子マティの悩みは、黒うさぎを旅行に連れて行けないこと――。不思議なおじさんと家族の肖像を描くかわいいイラストたくさんのクリスマス絵本。
鳳仙花のうた
韓国南端の美しい海辺の村。少年少女のひと夏の清冽な恋。だが二人を待ち受けていた運命は――朝鮮人従軍慰安婦問題を在日韓国人一世が初めて小説に結晶させた、純愛と衝撃の叙事詩。
定価1,495円(本体1,359円)
同時代の女性歌集
ふたりごころ
沖 ななも 短歌
〈一つ一つ放棄しゆけり捨てられるものがそれでもあるうちはよし〉 独身のまま中年に到った女性の日常に触れてくる光景や出来事、男性への思いを新鮮に刻んだ人生の歌集。
定価1,388円(本体1,262円)
ある翻訳家の雑記帖 AFTER WORDS
翻訳家は余計なこと(?)をする! 名訳者による熱意のこもった「訳者あとがき」大全。翻訳生活40年にわたる訳業のなかから62編の「あとがき」を選んだユニークなエッセイ集。
定価3,738円(本体3,398円)
テレヴィジョン・シティ 上
〈環の星〉の巨大なビルディング。パパとママが住む碧い惑星に憧れるアナナスは、立入禁止のゾーン・ブルゥからの脱出を試みるのだが――。終末へ向かう世界を描く衝撃の長篇。
テレヴィジョン・シティ 下
妄想依存症
この世に生きることはどこまでが現実でどこまでが妄想なのか、現実と幻想の境界に生きる人間の悲喜劇を著者独得の文体で描く連作。深部に戦後は虚妄だという著者のテーマが流れる。
心にのこる言葉 2 Words to Remember
小野寺 健 著
英字紙「Asahi Weekly」に長年連載中の言葉のコラム“WORDS TO REMEMBER”より精選。名訳で知られる英文学者の、日本語と英語で楽しめる心を豊かにする名エッセイ。
半生の記
貧しく孤独な生い立ち、失意の青春時代、そして作家としてデビューするまでの苦闘の日々を切々と告白した心うつ魂の記録。巨匠が人生と文学の原風景をはじめて明かした感動の名著!
原石鼎 二百二十年めの風雅
忘れられた天才俳人、原石鼎の生涯を追い、俳句を通して日本近代の精神像に新たな光をあてる、著者会心の注目の評伝文学! 好評につき、新資料を加えた増補新装版!
定価1,923円(本体1,748円)
BUNGEI SPECIAL
〈同時代〉としての女性短歌
馬場 あき子/俵 万智 短歌
〈時代〉の心を31の音の響きに乗せて――。斎藤史、馬場あき子をはじめ、俵万智、林あまりまで、90余人の女性歌人のインタヴュー、作品、女性短歌史年表などを収めた画期的案内書。
マンガ日本の古典
マンガ西鶴名作集
檜谷 昭彦 甲斐 謙二 画
欲と共に生きざるをえない人間をテーマに、現代人にも深い感銘を与える西鶴の文学。「本朝二十不孝」「日本永代蔵」「世間胸算用」など、代表作を軽妙にそして痛切な思いを込め描く。
愛の遠景
“私はその人を先生と呼んでいた。作家であり、教師でもあったから。私は18歳。”ある作家との不可思議な出会い、出現する謎の風景、いやされぬ愛の記憶の痛み――。鮮烈なデビュー作。