河出書房新社
河出の本を探す
3166件中 2761~2780件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
新文芸読本
萩原朔太郎
河出書房新社編集部 編
人生をまっすぐに、まぜものなしに歌いあげた詩人、ことばへの絶望がはじめて歌を可能にすることを知っていた近代最初の詩人、明治大正昭和を生きたモダンボーイに多面的に迫る。
定価1,282円(本体1,165円)
×品切・重版未定
一九四五年、ぼくは中学生だった
昭和6年生まれ、昭和19年信州の中学校に入学、敗戦のとき中学2年生。授業のかわりに勤労動員にかりだされるあけくれのなかで敗戦の日を迎えた少年たちの日常生活を活写する。
定価1,923円(本体1,748円)
宵越しの銭 東京ことば――秋谷勝三老人聞き書き
日本橋と銀座の商人として、大正?昭和を生きた生粋の江戸っ子が、軽妙自在な語り口――本物の東京ことば――で伝える東京人の生活、風俗、心情、そして文化。これぞ、東京ことばの心意気!
定価1,708円(本体1,553円)
骨肉の舞い
苦悩と焦躁にみちた青春の日々――。世界放浪の夢、「書く」ことへの希求、父親との確執。屹立する現実を前に、彷徨う孤魂を痛切に描きあげた渾身の三部作!
定価2,136円(本体1,942円)
少年たちの戦争
昭和20年、大空襲下の焦土の東京をさまよいながら、愛し合い、悩み、苦しみ、生死をわけた少年と少女。友情と恋愛を通して純なる魂の成長と希望を描き、歴史の意味を問う本格ロマン。
定価2,990円(本体2,718円)
逃げろ!! ウルトラマン
花形 みつる 著
ホームレスなハートをかかえた子供たちと、大学生ノビ太が、“遊びの塾”を始めるまでの日々をユーモラスに描いた、タテノリ・ボーイズの“遊べる共和国”宣言!
定価1,068円(本体971円)
千年の祈り
渡辺 十絲子 著
「Fの残響」から三年――おもいがけない旋律のゆらぎの中にたしかに渦をまいている眩く、新しいポエジーの可能性のかたち。90年代詩をきりひらく大型女性詩人による話題の第二詩集。
定価2,350円(本体2,136円)
情況としての画像
吉本 隆明 著
昭和天皇の死、天安門事件、美空ひばり――昭和から平成へ時代が大きく変わる中、歴史と情況をテレビの画像を通じて解読し、社会主義国家権力と超資本主義という新たな時代の問いに応える。
名作再訪 小説のふるさとを歩く
『坊ちゃん』のふるさと松山から『潮騒』の舞台となった神島まで、永遠の名作40篇の小説世界を気鋭の記者たちが自らの読書体験と重ね合わせながら訪ね歩いたユニークな名作の旅。
スラヴ吸血鬼伝説考
ブルガリア、ユーゴスラヴィア、ポーランド、ウクライナなどのスラヴ諸国の民衆の心のひだにわけ入り、フォークロア資料を駆使して、吸血鬼が生まれる原郷世界をたずねる画期的労作。
男の本質
男がみても気になる男たち――椎名誠や赤川次郎など、最前線に立つ知的スーパースターたちを男の視線で捉えてみると、見えてくる“男というもの”が――エッセイの名手が贈る現代男性論。
定価1,495円(本体1,359円)
村上春樹をめぐる冒険 対話篇
三人の若手批評家が三様の立場から村上春樹の作品の意味と構造と表現の可能性をわかりやすく読み解き、批評のことばの先、現代の“圧倒的な空虚”の向こう側にある問題の本質に迫る。
小林一茶
“花の影寝まじ未来が恐しき”――。最愛の子供達の死、血縁との確執、あてどない旅の日々。表現者としての修羅を生きぬいた、漂白の人生詩人小林一茶の劇的な生涯を描く感動の大作。
同時代の女性歌集
きらい
大田 美和 短歌
〈木漏れ日に漏れたる君にくちづける今朝は世界ができて七日め〉 ほのかな恋の芽ばえから悲しい黄昏の別れの歌のほか、鋭利な批評を秘めたフェミニズムの短歌までを収録。話題の第一歌集。
与謝野晶子
人はふしぎ、歌はおもしろい。晶子は1901年に歌集「みだれ髪」で衝撃的にデビューした。またすぐれた女性論を書き、古典の口語訳業を残した。今世紀を飾った女性第一人者の丸ごと。
球体の神話学
神話の森を逍遥しながら、偏在する球体幻想の始源へとわけいる詩的エッセイ。究極の美、神、宇宙の原型、魂と愛と生命の象徴としての球体を原始の思考に探究する異色作。
近頃またあなたに恋してるって気づいた
すきとおった心のなかに、そーっとひろがる、優しくてきらきら光る言葉の星座。“幸福の玉子”“わるい恋愛なんてない”“一緒に昼寝”など、ふんわりとした書き下ろし愛の詩画集。
ロンドンの夏目漱石
漱石はロンドンで本当にノイローゼになったのか? 当時の英国での生活を新聞、雑誌等あらゆる史料を駆使して詳細に再現、漱石が近代というものに早々と見切りをつけた思考の足跡を描く。
定価2,030円(本体1,845円)
野苺の首飾り
十六歳の恋と結婚は一生を貫ぬけるか。貧困、病い、不倫と二人の愛の行く手に立ちふさがる試練を乗りこえて生きさせた力は、無心に野苺と遊ぶ子どもたちの愛。天草を舞台にした感動小説。
追悼 野間宏
文藝編集部 編
戦後文学・戦後思想の巨人の全業績を、あらゆる角度から検証しつつ、強靭な批判精神と豊かな実験性にみちた<同時代人・野問宏>を浮彫りにする注目の特集。戦後文学ファン必読の書。
定価1,602円(本体1,456円)