河出書房新社
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日本文学
BUNGEI SPECIAL
〈同時代〉としての女性短歌
馬場 あき子/俵 万智 短歌
〈時代〉の心を31の音の響きに乗せて――。斎藤史、馬場あき子をはじめ、俵万智、林あまりまで、90余人の女性歌人のインタヴュー、作品、女性短歌史年表などを収めた画期的案内書。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
マンガ日本の古典
マンガ西鶴名作集
檜谷 昭彦 甲斐 謙二 画
欲と共に生きざるをえない人間をテーマに、現代人にも深い感銘を与える西鶴の文学。「本朝二十不孝」「日本永代蔵」「世間胸算用」など、代表作を軽妙にそして痛切な思いを込め描く。
定価1,388円(本体1,262円)
愛の遠景
“私はその人を先生と呼んでいた。作家であり、教師でもあったから。私は18歳。”ある作家との不可思議な出会い、出現する謎の風景、いやされぬ愛の記憶の痛み――。鮮烈なデビュー作。
定価1,495円(本体1,359円)
空から来るもの
増田 みず子 著
“体の中に他人がいる気がする――”季節の移ろいとともに、密やかな自己世界を彷徨う女性の静影を、幻想的に写し出す長篇連作小説。微妙に色調を変えていく女性の心理を細やかに描く。
定価1,708円(本体1,553円)
名残りのコスモス
干刈 あがた 著
学生食堂でひっそりと働く中年女性、昔の恋人に偶然再会した主婦、日々を持て余している思春期の男子高校生等、市井に生きる人々の素顔をさわやかに描く短篇9篇。著者最後の作品集。
遊読記 書評集
種村 季弘 著
主に朝日新聞を舞台として6年間にわたって書きつがれた書評の集大成。無類の本好き読書家による好奇心あふれるコラム集。自由自在なブックライフの報告書。
定価2,350円(本体2,136円)
フィネガン辛航紀
柳瀬 尚紀 著
ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』という難攻不落の大作を世界で初めて翻訳した著者の、6年余の辛苦と歓笑の航跡を克明にたどる正嫡の解読書。『フィネガン』が強烈に面白くなる。
定価1,923円(本体1,748円)
大灰色 スウェーデン狼物語
太古の面影を残す北欧の雄大な自然と壮厳な四季の推移を背景に、絶滅に瀕した誇り高き一匹狼が駆ける! 文明の侵略に追われる野生動物の運命を深い感動をこめて描く新しい動物小説。
天使のはしご
永森 羽純 著
だれもが寝しずまった真夜中に、目をじっとこらすと見えてくる言葉の花束。“しのび逢えないふたり”“月の波”など、夜の街の吟遊詩人・永森羽純の第一作品集。
濃姫と熈子 信長の妻と光秀の妻
中島 道子 著
織田信長の妻から明智光秀のもとに走る密使――。そして光秀は本能寺を目指した。天下をめぐる男の戦いの裏面に秘められた信長の妻濃姫と光秀の妻熈子が織りなす女の愛の葛藤。
続 結婚百物語
好評の前作に続く「百物語」第2弾。平塚雷鳥・景山英子・樋口一葉・田村俊子などの女傑たちも登場して、日本の夫婦模様はますます百花繚乱!さて、あなた方はどのタイプですか?
ザ・ミッシング 行方不明
45年前、海に消えた男が? サンフランシスコですれ違った東洋人がよび醒ました、第二次大戦下の悪夢の記憶。時代の変貌を背景に歳月を越えた怨念を追う、サスペンス・ミステリー!
新・ニッポン非公認記録
えのきど いちろう 著
「一杯のかけそばを実際に試す」「かゆいところはないですか、という質問」「天国に関する考え方の違い」など、卑近な問題を手作りのデータで検証する、著者一流のデータ超個人主義。
新文芸読本
性の文学
河出書房新社編集部 編
文学における性の追求はどこまで可能か。古今東西さまざまな試みが文芸の世界を彩ってきた。それら性文学の流れを追いながら、現代作家にみる性の描き方、表現の軌跡などを広く収録。
半魚人あらわる
花形 みつる 著
夕暮れは今日の終わりじゃなくって、明日へのほんの幕間だった、あの日――オレたちが、塾教師ノビ太と繰り広げる、ナチュラルでどこか懐かしい、友情と冒険の物語。
定価1,282円(本体1,165円)
ヤポニカ・タペストリー
久間 十義 著
ぼくのおじいちゃんは仙人だった――はるかな大陸を、そして夢の彼方をかけめぐった超能力者の波瀾万丈の生涯を壮大な構想力で描く、三島賞受賞作家が放つ、衝撃の受賞第一作。
人生の風景
愛・友情・仕事・芸・宗教・旅などの切実な体験を通して、生きることの意味、歓びと悲哀、勇気と厳しさを、現代文化界の最前線で活躍する旗手たちが省察する感動の人生アンソロジー。
ボクの大東亜戦争 心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出
東大生のボクが、二等兵としてはるかな南の島でくり広げたスマトラ人、中国人たちとの交友記。現地の人々との交友によって日本書紀の「八紘一宇」を実践しようとした孤軍奮闘記。
定価3,631円(本体3,301円)
井原西鶴
大谷 晃一 著
住吉神社での大矢数俳諧、「好色一代男」に始まる浮世草子の名作の数々――。江戸の芭蕉に対峙して上方の元禄文化を築いた代表的大阪人の華やかで孤独な生涯を初めて定着させた歴史快作。
定価2,030円(本体1,845円)
残夢集
借金の為逃亡を続ける男と素性のしれぬ女との寄る辺ない生活を描く「喜代観音」、中年男の悲恋を哀感をこめて描く「迎去絵馬」他、秀作2篇を収録。人情の機微を描き切る珠玉の短篇集。
定価2,136円(本体1,942円)