河出書房新社
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日本文学
ブックTHE文藝 文藝別冊
現代文学の最前線の才能を結集させて、停滞する文学状況を挑発して、熱い注目を浴びた一冊。執筆・登場陣─松浦理英子・島田雅彦・久間十義・三浦俊彦・奥泉光・笙野頼子・長野まゆみ他。
定価1,708円(本体1,553円)
×品切・重版未定
木田安彦集
ちょっと昔の京都
京都の美しさの原点は「町家」にある。通産大臣賞受賞版画家木田安彦が哀惜と怒りを込めて滅びゆく京の町家を残そうと描いたスケッチブック。
定価3,845円(本体3,495円)
煙猫と赤い花 妖精村の花通信
永田 萌 著
沼の底に青く咲くアジサイの秘密、不幸な連想を重ねていく考えすぎのリンドウの話など、妖精たちの不思議な世界を夢見がちな少女にたくして描いた、著者初のファンタジー短篇物語集。
定価1,388円(本体1,262円)
クロッシング・ポイント
松田 薫 著
京都言葉の揺らめくリズムにのせて、若い妻と夫という寄る辺なき関係を、こころに滑り込む異性のイメージが揺らす日常の怪しさを描く野心作。
定価1,923円(本体1,748円)
同時代の女性歌集
天使がきらり
干場 しおり 短歌
〈別のわれどこか遠くで泣いておりちりりと胸が痛い真夜中〉 一行の抒情詩としての短歌が透明に響かせる、去りゆく青春の、恋や仕事で日日痛みを覚える心のありのままの姿。
定価1,602円(本体1,456円)
矯正労働者の明日
“人斬り政”と呼ばれた青年ヤクザの塀の中の〈人生〉に迫りつつ、服役囚=矯正労働者のリアルな姿を、かつてなく鮮烈に、躍動感あふれる文体で描き出す、純文学長編小説。
山桃寺まえみち
芦原 すなお 著
女子大生のミラは、祖母の経営する居酒屋「福乃」を切盛りしていくことになった。ミラを中心に、「福乃」に集う人々の交流を軽妙に、ほのぼのと描く。優しいユーモアに満ちた力作長篇。
滞欧日記
澁澤 龍彦 著 巖谷 國士 編
澁澤龍彦の4度にわたるヨーロッパ旅行の記録を数々の旅の写真や絵ハガキとともに全て収録。編者による詳細な註と案内、解説を付し、わかりやすい「ヨーロッパ・ガイド」として編集。
定価2,563円(本体2,330円)
俳句のおけいこ MY HAIKU JOURNEY
J・スタム 著 江國 滋/佐藤 和夫 監修
梅咲いてまたひととせの異国かな――漂泊するコスモポリタンの哀しみとユーモアを、日本語と英語に託したHAIKU=俳句集。俳句の国際化に生涯を捧げた米コピーライターの意欲作。
雨のなか
「あたし死んでもあなたの家のお墓にも入らないわ」――今までの関係の終りと、新しい生への予感のはざまにたたずむ女たちをさまざまな手法で描く、フェミニズムの文学の先駆による連作集。
定価2,136円(本体1,942円)
年表作家読本
中原中也
青木 健 編著
詳細な生活事項と創作活動、中也自身の手紙や文章、肉親知友の証言、250余点の写真や図版を配して浮き彫る詩人の30年の赤裸々な生涯を読み解く。中也の没後史を付す。
新文芸読本
稲垣足穂
河出書房新社編集部 編
光のマントを翻し、過去と未来、地上と天界を自在に行き来し、ファンタジックな幻想のなかに多彩なオブジェを生みだした20世紀の魔術師。「ヰタ・マキニカリス」タルホの全貌に迫る。
昭和精神の風貌
日本人にとって大東亜戦争とは何を意味したか?いや、平成の現在、何を意味しているか? 著者の魂をゆるがした10人の思索者の言説を通して、昭和の精神の原点をあらためて問う名著。
コリオリの風
井辻 朱美 短歌
〈きたる世も吹かれておらんコリオリの力にひずむ地球の風に〉――。宇宙的な空間を意識しつつ、地球の古生代から現代までを視野に入れた、時空を超越したファンタジー溢れる歌集。
音符
放課後の美術室。彼と彼女と、そしてわたし。惑いながらも音符たちは青春の訣別を受け入れてゆく――。高校生活最後の1年間を、淡く、透明な文章で描く。
定価1,175円(本体1,068円)
白い血
真木 健一 著
繁華街でのナンパとケンカの日々に別れを告げ、健次は目下受験勉強に専念中。そんなある日、一人の少女との出逢いが彼の青春を熱くした。恋と暴力の世界を哀切に描いた青春長篇小説。
たまゆら草紙
松平 盟子 短歌
〈ランジェリーすべりおちゆくたまゆらのうすべにいろの迷い愉しむ〉 離婚を体験した女性の、別れた子どもへの思い、また日々接触する異性に対して揺れる女心を華麗にうたう。
ここは夜のどこか
“やわらかい白状”“冷蔵庫で眠りたい”“マニキュアを塗らない日”など、女のこころの真実をことばに変える松井五郎。つぶやきがあなたの胸にしみ入り、優しくふれ、やがてなぐさめる。
いつか笑える日 仲井戸麗市歌詞集
フォーク世代を風靡した「古井戸」時代の貴重な詞60編と、2枚のソロアルバム、さらに「麗蘭」での未発表詩を含む歌詞集大成! おおくぼひさこ氏の豪華グラビア、自作年譜つき。
定価1,815円(本体1,650円)
那須与一 上
谷 恒生 著
源平合戦絵巻のハイライト、屋島の合戦で突如表舞台に登場し、見事に扇の的を射落としながら、再び歴史の闇に消えて行った謎の天才児とは何者か? 鬼才谷恒生が描く傑作歴史ロマン。