河出書房新社
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日本文学
ゆく人なしに
辻井 喬 著
古事記を背景にした長篇小説。物語は第一に古事記を執筆する稗田阿礼と太安万侶を中心とした宮廷の人間関係、第二の神話の物語、第三に書くという行為の物語と重層的な交響構造をもつ。
定価1,923円(本体1,748円)
×品切・重版未定
旅からさようなら
高柳 佐知子 著
恋を失いその思いから離れられない少女が旅にさそわれた。ひとのやさしさを知り、心の風景を詩に描きながら、感傷旅行が続く――。遠くのあなたに贈る、ハートフル・スケッチブック。
定価1,388円(本体1,262円)
凍てる指
江宮 隆之 著
焦土と化した戦後日本の荒廃した社会の中、身体そのものから流露する言葉で彗星のように俳句界に現れ、消え去った“幻の女性俳人”――鈴木しづ子を描いた力作小説。ほか一篇を収録。
定価1,708円(本体1,553円)
法廷の賓客たち
海を渡ってきた彼らは、なぜ罪を負わねばならなかったのか――急増する滞日外国人のさまざまな運命を、法廷という場を通して描き出し、文学に新しい世界をひらいた注目の連作集。
山色水聲 時事論集
昭和天皇の崩御から、バブル経済、湾岸戦争、そしてソ連邦の消滅にいたる激動の3年を、実業家としての体験と古今の古典への素養を通して直視した異色評論。江藤淳・宇野精一氏推賞。
定価2,136円(本体1,942円)
ケアレス・ラブ
恋する前と、恋した後と、どっちが孤独?――“恋人商法”を取材し、危険なアフター・ファイブを描いた表題作にセールスマンの苦闘を描いた「マンディ」を併録。文藝賞作家待望の第二作!
怨念の絵師 岩佐又兵衛
中島 道子 著
信長に惨殺された摂津池田城主荒木村重一族にあって、唯一、生きながらえた又兵衛が見据えたものは――。自らの情念を描ききった「山中常磐物語絵巻」の作者岩佐又兵衛の実像に迫る。
定価1,980円(本体1,800円)
夜間飛行
いろいろな形の恋があり、僕らは素敵に胸おどらせる――。振り返りたい出会いと別れ、ほろ苦くってさわやか。かけがえのない人と読みたい、すこぶるチャームなラブストーリィの誕生。
三月うさぎのグリーティング・コレクション
ことばのブリキ罐
長野 まゆみ 著
長野まゆみワールドにちりばめられた言葉の宝石たち。乗り物、食べ物、鉱物、植物など、とっておきのコトバたちの秘密を明かす長野ファン必読の不思議の国の辞典。
定価1,282円(本体1,165円)
本阿弥行状記
中野 孝次 著
美術史に多大な影響を与えた本阿弥一族をめぐる様々な逸話を重ね、柔軟にして強靭な精神世界を描く。風流で清貧な生活を愛した光悦、光甫らに見る、日本人の原像を浮き彫りにする。
定価1,815円(本体1,650円)
古田織部
土岐 信吉 著
「自由・華麗・豪放」の造形美・織部焼を残して忽然と消えた戦国大名・古田織部――。千利休の高弟にして、桃山文化の華を創った武人芸術家の謎の生涯に迫る書きおろし長編ロマン。
エンドレス・ワルツ
稲葉 真弓 著
“速度が問題なのだ。音にしても言葉にしても”ジャズ界の異端児、阿部薫。作家であり女優であった、鈴木いづみ。傷つけ合いながらも、激しく求めあった男女の凄絶な愛の軌跡。映画化。
新文芸読本
柳田國男
河出書房新社編集部 編
北海道から沖縄まで日本の隅々までわけ入って、普通の民=常民の生活文化の豊かさを実証的に明らかにする日本固有の民俗学を確立した巨人の姿を多面的に照らしだす。
心にのこる言葉 1 Words to Remember
小野寺 健 著
英字紙「Asahi Weekly」に長年連載の言葉のコラム“WORDS TO REMEMBER”より精選。名訳で知られる英文学者の、日本語と英語で楽しめる、心を豊かにする名エッセイ。
定価1,602円(本体1,456円)
ベストフレンズ
比留間 久夫 著
若い恋人たちの暴力的な虚勢の悪夢をユーモラスに描く「16の夏」はじめ、夜の冒険に挑むベストフレンズたちを切れ味鋭く刻む、「YES・YES・YES」の作者による待望の連作集。
日溜まりの水 ポルノグラフィア2
立松 和平 著
前作「快楽の一滴」に続くポルノグラフィア・第二弾。とめどなく紡ぎ出される幻想的な物語。刹那の快楽を貧り、性の饗宴の果てに、文士の見たものは――。究極の愛を追求した意欲作。
少年アリス三月うさぎのお茶会へ行く
白うさぎを追って迷い込んだ森で、アリスは不思議なお茶会に出会う物語&あのL・キャロルの不思議の国で少年アリスが大活躍。イラストで出来たギフト・ブック。
定価1,068円(本体971円)
ランボー詩集
アルチュール・ランボー 著
永遠の青年詩人ランボー。17歳で傑作「酔いどれ船」を書き、詩壇の寵児となりながら、砂漠に旅立った詩人の、決定版現代語訳詩集。口絵付録=シャルルヴィルへの旅
好き! 木曜日のワードプロセッサー
「アイコ十六歳」から10年。ずっと名古屋にあって、いまでは大学院生、教師、小説家の三足のわらじを履くあけみの素顔がのぞく、木曜日ごとにワープロで綴ったプライベートメッセージ。
スペインの素顔
多彩な顔をもつスペイン最新事情。その国民性、スペイン女性の魅力、キッスは二度か三度か、スペインの経済力など、前マドリッド駐在の著者が明かす不思議の国案内。