河出書房新社
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日本文学
犬はいつも足元にいて
大森兄弟 著
中学生の僕と犬が、茂みの奥で見つけた、得体の知れない“肉”の正体とは? 日本文学史上初!の兄弟ユニット作家による完全共作。話題の第46回文藝賞受賞作/第142回芥川賞候補作。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
ボーダー&レス
藤代 泉 著
この世界はどこにだって、見えない溝がある。僕ら2人の間にも……新入社員の僕が出会った独特な魅力の在日コリアンのソンウ。2人の友情を描き芥川賞候補にもなった第46回文藝賞受賞作。
△3週間~
時間のかかる読書 横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず
宮沢 章夫 著
これはいったい、どんな種類の冗談なんだ?――わずか1時間ほどで読み終わる短篇小説を、11年余の時間を費やして読み解きながら、「読むことの停滞」を味わいつくす文学エッセイ。
定価1,760円(本体1,600円)
荷風と左団次 交情蜜のごとし
近藤 富枝 著
芝居への愛が2人をつないだ――歌舞伎界の風雲児・2世市川左団次との温かく純情な交流から浮かび上がる、荷風の意外な素顔。これまで誰も書かなかった荷風論の意欲作。
定価1,980円(本体1,800円)
刑事 雪平夏見
殺してもいい命
秦 建日子 著
河原で発見された死体の口には「殺人ビジネス開業」のチラシが突っ込まれていた。殺された男の名は……ベストセラー《刑事・雪平夏見》シリーズ第3弾。雪平の最も哀切な事件が幕を開ける!
糞神
喜多 ふあり 著
高校の入学式。「世界中の迷えるベイビーたちを救うため」と、担任教師は突然、学校を辞めた。センセーはクソなのか? それとも神=ヒーローなのか!? 石川忠司氏絶賛の文藝賞受賞第一作。
定価1,430円(本体1,300円)
掏摸
中村 文則 著
天才スリ師に課せられた、あまりに不条理な仕事……失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、お前が親しくしている女と子供を殺す。ジャンルを超えた絶賛の声続々の話題作!! 第4回大江健三郎賞受賞。
○在庫あり
海底八幡宮
笙野 頼子 著
国を追われ、来歴を消され、名前を奪われ、真実を消され……白髪の作家が千葉の建売りで見た、真夏のミル・プラトー1500年史。
文藝別冊
寺山修司の時代 なぜいつも新しいのか
没後25年をへて戯曲の上演など再評価の声が高い寺山修司。なぜ寺山はいつも新しいのか。その可能性を多様な角度から検証する。美輪明宏、新高恵子、流山寺祥、高取英、安藤礼二など。
定価1,257円(本体1,143円)
パリに生きて
村上 香住子 著
フランス文学の翻訳者であった著者が、85年から20年、パリの特派員として過ごしたメモワール。サガン、ル・クレジオ、バーキンなど、作家、アーティストとの華麗な交遊とパリ暮らしの光と影。
終着駅
宮脇 俊三 著
デビュー作『時刻表2万キロ』と『最長片道切符の旅』の間に執筆されていた幻の連載「終着駅」。当連載を含む、全篇単行本未収録作品で構成する、宮脇俊三最後の随筆集。
夜啼く鳥は夢を見た
長野 まゆみ 著
少年は夢見るように微笑みながら沼の中へと消えた……従兄の草一を訪ねた紅於と頬白鳥の兄弟。彼らの瑠璃色の愛を描いた初期傑作! カラーイラスト入りオリジナル単行本を、新装版で復刻。
引き出しの中のラブレター
新堂 冬樹 著
ラジオパーソナリティの真生のもとへ届いた、一通の手紙。それは絶縁し、仲直りをする前に他界した父が彼女に宛てて書いた手紙だった。大ベストセラー『忘れ雪』の著者が贈る、最高の感動作!
定価1,650円(本体1,500円)
ヘタな人生論より藤沢周平 不朽の時代小説から読みとく「人生の重大な秘密」とは――
野火 迅 著
藤沢周平の小説は、人間への深い観察、人生への鋭い洞察に満ち、情感豊かな人生世界を創出している。人生の普遍の真理がこめられた心情描写、台詞、情景に光を当て、人生を探求する一冊!
夏みかん酢つぱしいまさら純潔など 句集「春雷」「指環」
鈴木 しづ子 著
女流俳人・鈴木しづ子は、句集『春雷』『指環』を遺して、昭和27年に失踪しました。製図工、恋愛、性、ダンサー生活、黒人米兵との同棲を赤裸々に詠んで消えた女の2冊の句集完全復活。
定価1,540円(本体1,400円)
懐かしき友への手紙
三木 卓 著
人間であることは、すべて満足と感謝のなかにある――。肉体の感覚が呼び覚ます人生の記憶。最愛の母、兄、そして友人達の生と死を通し、生きてあることの喜びと哀しみを描く感動の連作集。
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 宮沢賢治
上田 哲/関山 房兵/大矢 邦宣/池野 正樹 編
岩手県在住の研究者が足で集めた新事実をもとに賢治「伝説」を見直す! 賢治が愛した森、林、生きもの、鉱物、星、懐かしい人々。賢治のすべてに出会えるイーハトブ案内。
七十五度目の長崎行き
吉村 昭 著
取材魔・吉村昭は、旅行魔でもあった。街角のほんのそこまでの旅から、数々の名作の舞台となった土地の記録まで。「歴史の証言者」が津津浦浦をめぐる、最後の紀行文集。
本の読み方 墓場の書斎に閉じこもる
草森 紳一 著
読書の歓びは、内容を追いかけることだけではない。ついほかのことを考えたり、まどろんでしまったり、ただ本とともにあるこよなきひと時。書物の達人が、すべての書痴に贈る。
取材ノートから 1992-2009
小林 照幸 著
人に出会い、土地に出会う。さまざまなジャンルを横断して対象に肉薄してきた第一線のノンフィクション作家が、そのデビュー以来現在まで、時代と切り結んできた足どりの記録。
定価1,870円(本体1,700円)