河出書房新社
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文庫・新書
グレースの履歴
源 孝志 著
美奈子が夫の希久夫に遺した国産名車。カーナビの履歴を巡る旅で美奈子の想いが見えてくる。藤沢、松本、尾道、モナコ……往年の名女優、伝説のエンジニアの人生と交錯する愛と絆の物語。
定価1,012円(本体920円)
○在庫あり
消滅世界
村田 沙耶香 著
人工授精で、子供を産むことが常識となった世界。夫婦間の性行為は「近親相姦」とタブー視され、やがて世界から「セックス」も「家族」も消えていく……日本の未来を予言する芥川賞作家の圧倒的衝撃作。
定価693円(本体630円)
△重版中
でもいいの
佐野 洋子 著
どんなときも口紅を欠かさなかった母、デパートの宣伝部時代に出会った篠山紀信など、著者ならではの鋭い観察眼で人々との思い出を綴った、初期傑作エッセイ集。『ラブ・イズ・ザ・ベスト』を改題。
定価726円(本体660円)
薄情
絲山 秋子 著
他人への深入りを避けて日々を過ごしてきた宇田川に、後輩の女性蜂須賀や木工職人の鹿谷さんとの交流の先に訪れた、ある出来事……。土地が持つ優しさと厳しさに寄り添う傑作長篇。谷崎賞受賞作。
定価792円(本体720円)
きょうのできごと 増補新版
柴崎 友香 著 保坂 和志 解説
京都で開かれた引っ越し飲み会。そこに集まり、出会いすれ違う、男女のせつない一夜。芥川賞作家の名作・増補新版。行定勲監督で映画化された本篇に、番外篇を加えた魅惑の一冊!
定価682円(本体620円)
シモーヌ・ヴェイユ アンソロジー
シモーヌ・ヴェイユ 著 今村 純子 編訳
最重要テクストを精選、鏤骨の新訳。その核心と全貌を凝縮した究極のアンソロジー。善と美、力、労働、神、不幸、非人格的なものをめぐる極限的にして苛烈な問いが生み出す美しくきびしい生と思考の結晶。
定価1,430円(本体1,300円)
△3週間~
舞踏会へ向かう三人の農夫 上
リチャード・パワーズ 著 柴田 元幸 訳
それは一枚の写真から時空を超えて、はじまった――物語の愉しみ、思索の緻密さの絡み合い。二十世紀全体を、アメリカ、戦争と死、陰謀と謎を描いた驚異のデビュー作。
定価1,210円(本体1,100円)
舞踏会へ向かう三人の農夫 下
文系的知識と理系的知識の融合、知と情の両立。「パワーズはたったひとりで、そして彼にしかできないやり方で、文学と、そして世界と戦った。」解説=小川哲
定価1,100円(本体1,000円)
文藝別冊
総特集 木皿泉 増補新版 ますます物語る夫婦作家のこれから
河出書房新社編集部 編
「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「Q10」など愛され続けるドラマを生み出し、『昨夜のカレー、明日のパン』『さざなみのよる』など小説でも活躍する2人の創作の秘密に迫る総特集!
×品切
航空戦全史 第一次・第二次世界大戦からテロ制圧の現代戦まで―――
青山 智樹 著
軍用機はどのように登場・発達し、戦争でどう使われたのか。水上機、雷撃機、戦略爆撃機、垂直離着陸機、無人機など、さまざまな用途の軍用機の栄枯盛衰を、航空戦略の変化とともに解説、最新機まで紹介。
定価748円(本体680円)
×品切・重版未定
小田急電鉄 スゴすぎ謎学 ファン惚れ惚れの車両で快走する私鉄界きっての“優等生”!
小佐野 カゲトシ 著
新型ロマンスカー投入、悲願だった複々線化の実現…いま鉄道ファンからもっとも注目される「小田急電鉄」。運転技術やサービスへの並外れたこだわりから、ダイヤ編成、駅、歴史まで、多彩な魅力を探る!
キング・クリムゾン 増補新版
最大最強のプログレッシブロックバンドのデビュー50周年を記念してクリムゾン本の究極を増補。最新のディスクガイドやバンドの現在を加えてその魅力を徹底的に分析した決定版。
ギケイキ 千年の流転
町田 康 著
はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪――千年の時を超え、現代に生きる源義経が、自らの物語を語り出す。古典『義経記』が超絶文体で甦る、激烈に滑稽で悲痛な超娯楽大作小説、ここに開幕。
定価814円(本体740円)
キスできる餃子
秦 建日子/松本 明美 著
人生をイケメンに振り回されてきた陽子は、夫の浮気が原因で宇都宮で餃子店を営む実家に出戻る。店と子育てに奮闘中、新たなイケメンが現れて……監督&脚本・秦建日子の同名映画、小説版!
太宰よ! 45人の追悼文集 さよならの言葉にかえて
井伏鱒二の弔辞をはじめ、坂口安吾、檀一雄、石川淳、田中英光ら同時代の作家や評論家、編集者、友人、家族など四十五人の追悼文を厳選収録。太宰の死を悼み、人となりに想いを馳せる一冊。
定価913円(本体830円)
暗がりの弁当
山本 周五郎 著
食べ物、飲み物(アルコール)の話、またそこから導き出される話、世相に関する低い目線の真摯なエッセイなど。曲軒山周の面目躍如、はらわたに語りかけるような、素晴らしい文章。
太宰治の手紙 返事は必ず必ず要りません
太宰 治 著 小山清 編
太宰治が、戦前に師、友人、縁者などに送った百通の手紙。井伏鱒二、亀井勝一郎、木山捷平らへの書簡を収録。赤裸々な、本音と優しさとダメさかげんが如実に伝わる、心温まる一級資料。
定価836円(本体760円)
寝ても覚めても 増補新版
柴崎 友香 著 豊﨑 由美 解説
消えた恋人に生き写しの男に出会い恋に落ちた朝子だが……運命の恋を描く野間文芸新人賞受賞作。芥川賞作家の代表長篇が濱口竜介監督・東出昌大主演で映画化。書き下ろし番外篇を増補。
辺境を歩いた人々
宮本 常一 著
江戸後期から戦前まで、辺境を民俗調査した、民俗学の先駆者とも言える四人の先達の仕事と生涯。千島、蝦夷地から沖縄、先島諸島まで。近藤富蔵、菅江真澄、松浦武四郎、笹森儀助。
定価968円(本体880円)
死者と踊るリプリー
パトリシア・ハイスミス 著 佐宗 鈴夫 訳
天才的犯罪者トム・リプリーが若き日に殺した男ディッキーの名を名乗る者から電話が来た。これはあの妙なアメリカ人夫妻の仕業か? いま過去が暴かれようとしていた……リプリーの物語、最終編。
定価1,078円(本体980円)