河出書房新社
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文庫・新書
みがけば光る
石井 桃子 著
変わりゆく日本のこと、言葉、友だち、恋愛観、暮らしのあれこれ……子どもの本の世界に生きた著者が、ひとりの生活者として、本当に豊かな生活とは何かを問いかけてくる。単行本を再編集、新規五篇収録。
定価814円(本体740円)
△3週間~
迷蝶の島
泡坂 妻夫 著
太平洋に漂うヨットの上から落とされた女、絶海の孤島に吊るされた男。一体、誰が誰を殺したのか……そもそもこれは夢か、現実か? 手記、関係者などの証言によって千変万化する事件の驚くべき真相とは?
定価792円(本体720円)
×品切・重版未定
理解という名の愛がほしい。
山田 ズーニー 著
孤独の哀しみをのりこえ、ひらき、出逢い、心で通じ合う人とつながるレッスン。「ほぼ日」連載「おとなの小論文教室。」からのベストコラム集。居場所がなくてもだいじょうぶ! あなたには表現力がある。
定価704円(本体640円)
×品切
KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ
三面鏡の恐怖
木々 高太郎 著
別れた恋人にそっくりな妹が現れた。彼女の目的は何か。戦後直後の時代背景に展開する殺人事件。木々高太郎の隠れた代表的推理長篇、初の文庫化。
広辞苑先生、語源をさぐる
新村 出 著
あの『広辞苑』の編纂者で、日本の言語学の確立に大きく貢献した著者が、身近な事象の語源を尋ね、平たくのんびり語った愉しい語源談義。語源読み物の決定版です。
ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所 長く暗い魂のティータイム
ダグラス・アダムス 著 安原 和見 訳
奇想ミステリー「ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所」シリーズ第二弾! 今回、史上もっともうさんくさい私立探偵ダーク・ジェントリーが謎解きを挑むのは……なんと「神」です。
定価1,012円(本体920円)
○在庫あり
島とクジラと女をめぐる断片
アントニオ・タブッキ 著 須賀 敦子 訳
居酒屋の歌い手がある美しい女性の記憶を語る「ピム港の女」のほか、クジラと捕鯨手の関係や歴史的考察、ユーモラスなスケッチなど、夢とうつつの間を漂う<島々>の物語。
気になる疑問が解ける! 飛行機の最新知識 座席のテーブル面を“3度”傾斜させている理由とは?
秋本 俊二 著
ジェットエンジンの内部はどんな仕組み? パイロットの袖口にある「金ライン」の意味は?――など、飛行機をめぐる謎や不思議を解決。最新情報を満載した「知って安心・納得」の博学本!
定価748円(本体680円)
滅亡から読みとく日本史 一族が表舞台から消えるとき何が起こったのか?
鷹橋 忍 著
豊臣氏、武田氏、奥州藤原氏、平氏、長宗我部氏……権勢を誇った一大勢力が消えるとき、内部では何が起きているのか? 残された者たちの運命は? その後の歴史への影響は? 新たな視点で日本史を探る!
文藝別冊
竹中直人 “無能”でありつづけること
河出書房新社編集部 編
俳優、映画監督、ミュージシャン、芸人……マルチタレントという言葉ではくくりきれない有機的な才能の持ち主、竹中直人。その脳内世界をシュラシュシュシュと探索する決定版ムック!
定価1,430円(本体1,300円)
岡崎京子 増補決定版
特別付録として映画『リバーズ・エッジ』の行定勲監督、二階堂ふみスペシャル・インタヴューを増補! エッセイ、特別収録漫画、イラストなど、岡崎ワールドを知るための資料を多数収録。
いがらしみきお ペン先で神に触れる
『ぼのぼの』や『羊の木』、『i【アイ】』を描いた孤高の漫画家・いがらしみきおを総特集。単行本未収録作や幻の投稿作など貴重漫画を収録。ロングインタビュー、寄稿漫画、エッセイ等。
学校の青空
角田 光代 著
いじめ、うわさ、夏休みのお泊まり旅行……お決まりの日常から逃れるためにそれぞれの少女たちが試みたささやかな反乱。生きることになれていない不器用なまでの切実さを直木賞作家が描く傑作青春小説集。
定価627円(本体570円)
家と庭と犬とねこ
子ども時代、東北での農場暮らし、犬や猫や食べもののこと……日本の児童文学に大きな実りをもたらした著者が、ささやかな日常の出来事をのびやかに綴った生活随筆集。単行本を再編集、新規三篇収録。
にんげん蚤の市
高峰 秀子 著
エーゲ海十日間船の旅に同乗した女性は、ブロンズの青年像をもう一度みたい、それだけで大枚をはたいて参加した。惚れたが悪いか――自分だけの、大切なものへの愛に貫かれた人間観察エッセイ。
定価726円(本体660円)
一冊でつかむ日本史
武光 誠 著
石器時代から現代まで歴史の最重要事項を押さえ、比較文化的視点から日本の歴史を俯瞰。「文明のあり方が社会を決める」という著者の歴史哲学を通して、世界との比較から、日本史の特質が浮かび上がる。
闘争領域の拡大
ミシェル・ウエルベック 著 中村 佳子 訳
自由の名の下に、人々が闘争を繰り広げていく現代社会。愛を得られぬ若者二人が出口のない欲望の迷路に陥っていく。現実と欲望の間で引き裂かれる人間の矛盾を真正面から描く著者の小説第一作。
定価990円(本体900円)
戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった
イシメール・ベア 著 忠平 美幸 訳
ほくの現実はいつも「殺すか殺されるかだった」。十二歳から十五歳までシエラレオネの激しい内戦を戦った少年兵士が、ついに立ち直るまでの衝撃的な体験を世界で初めて書いた感動の物語。
定価1,078円(本体980円)
海を渡った人類の遥かな歴史 古代海洋民の航海
ブライアン・フェイガン 著 東郷 えりか 訳
かつて誰も書いたことのない画期的な野心作! 世界中の名もなき古代の海洋民たちは、いかに航海したのか? 祖先たちはなぜ舟をつくり、なぜ海に乗りだしたのかを解き明かす人類の物語。
定価1,320円(本体1,200円)
孤独の科学 人はなぜ寂しくなるのか
ジョン・T・カシオポ/ウィリアム・パトリック 著 柴田 裕之 訳
その孤独感には理由がある! 脳と心のしくみ、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景……「つながり」を求める動物としての人間――第一人者が様々な角度からその本性に迫る。
定価1,485円(本体1,350円)