河出書房新社
河出の本を探す
1522件中 361~380件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
平家物語 犬王の巻
古川 日出男 著
時は室町。京で世阿弥と人気を二分しながらも、歴史から消された能役者がいた。その名は犬王――鳴り響く琵琶は呪いか祝福か。窮極の美を求めた異貌の男の一生が物語られる。平家物語異聞。
定価1,650円(本体1,500円)
○在庫あり
あなたが子供だった頃、わたしはもう大人だった
川崎 徹 著
年上の妻に先立たれた老境の主人公が紡ぎだす子供時代、高校時代、結婚生活の鮮明な記憶。淡々とした筆致で綴られる、慎ましくも軽やかな物語。CM界から転身した作家初の本格長篇。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
アムステルダム・ヘブン
又井 健太 著
こんな日本に誰がした! LGBT、AV強制出演、ブラック企業、うつ病、自殺願望……人生に絶望した者たちが集い、究極のホワイト企業を起ち上げようと動き始める。だがその仕事とは──
永遠の道は曲りくねる
宮内 勝典 著
世界を放浪していた有馬は、旧友の誘いにより、沖縄の精神病院で働くことになる。そして再び、運命の歯車は動き出す。《終わらぬ悲劇の連鎖》と《生命の輝き》を描く、至極の超大作!
定価2,035円(本体1,850円)
ストラディヴァリウスを上手に盗む方法
深水 黎一郎 著
時価十数億の伝説の名器が、若き女性ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場から消えた! 巨大な密室と化した超満員の音楽ホール。犯人の驚くべき手口とは? 華麗な音楽ミステリー集。
定価1,870円(本体1,700円)
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻
近現代作家集 Ⅱ
池澤 夏樹 編
明治から現代までの作家の名品を、作品の時代背景順に収める『近現代作家集』。Ⅱ巻には昭和初期から戦後までを扱った20篇を集成。安岡章太郎、井上ひさし、安部公房、上野英信など。
定価3,080円(本体2,800円)
私が好きなあなたの匂い
長谷部 千彩 著
香りとともによみがえる、あの人との時間、ささやかな記憶――シャネル、エルメス、クロエ、ジヴァンシィ……実在の香水から甘やかに、時にほろ苦く喚起されるショートストーリー35篇。
定価1,980円(本体1,800円)
児童書
5分シリーズ
5分後に涙のラスト
エブリスタ 編
感動するのに、時間は要らない。「過去アプリ」で運命に逆らう『不変のディザイア』他、20000作超から選ばれた最高の感動体験8作!
定価1,078円(本体980円)
5分後に驚愕のどんでん返し
こんな結末、絶対予想できなかった。超能力を持つ男の顛末を描く「私は能力者」他、20000作超から選ばれた衝撃の体験11作!
5分後に戦慄のラスト
読み終わったら、人間が怖くなった。隙間を覗かずにはいられない男を描く『隙間』他、20000作超から選ばれた怒濤の恐怖体験11作!
どんぶらこ
いとう せいこう 著
「なぜ自分だけがこんな目に?」――父が倒れ、母が倒れる。介護せざるを得なくなった息子/娘の揺れる日常に、沈んだ不安は今日も漂流、どんぶらこ。老いた日本社会の濁りが浮かび上がる。
定価1,815円(本体1,650円)
△3週間~
カルテット 2
坂元 裕二 著
偶然を装い、軽井沢でひと冬の共同生活をおくるカルテットの4人は、それぞれの過去と向き合い、片思いの恋心を隠しながら関係を深めていく。人気脚本家が紡いだ大人の恋と秘密の行き先は――?
×品切
近現代作家集 Ⅰ
明治から現代までの作家の名品を、作品の時代背景順に収める『近現代作家集』。I巻には平安末期から太平洋戦争前夜までを扱った12篇を精選。久生十蘭、泉鏡花、金子光晴、髙村薫など。
成功者K
羽田 圭介 著
ある朝目覚めると、Kは有名人になっていた。TVに出まくり、寄ってくるファンや知人女性と性交を重ねるK。これは実話か、フィクションか!? 又吉直樹氏推薦、芥川賞作家の超話題作!
定価1,540円(本体1,400円)
カルテット 1
女ふたり、男ふたり、全員30代。演奏者として夢が叶わなかった彼らはある日偶然出会い、カルテットを組むことに。しかし、その「偶然」には大きな秘密が――。話題のドラマのシナリオブック!
プログラム
土田 英生 著
純粋な“日本人”以外はバッジ装着義務のある、閉じた人工島「日本村」には、夢の次世代エネルギーMG発電の本拠地がある。ある日、空に赤い小さな雲が浮かび……その日を描く連作長編小説。
けものになること
坂口 恭平 著
ドゥルーズになった「おれ」は『千のプラトー』第10章を書き始めた。狂気と錯乱が渦巻きながら23世紀の哲学をうみだす空前の実験。『現実宿り』を更新する異才の大傑作。
先生の夢十夜
芳川 泰久 著
吾輩の夢枕に立ったのは、なんとあの漱石先生だった。先生は、『それから』で夫を捨てたヒロイン三千代の“それから”を探るよう頼んできた……道ならぬ恋の続きに迫る漱石三部作・完結篇!
マッド・ドッグ
美達 大和 著
自らの父親をモデルに無期懲役囚が放つ衝撃の小説デビュー作! 菊山尚泰は1924年、韓国の貧しい農家に生まれ、18歳の時に日本に来た。その腕力だけで頂点に立った一人の男の一生。
血と肉
中山 咲 著
その日私はお腹の子と共に、夜行バスに乗って東京を去った……田舎の海沿いのラブホテル「コート・ダジュール」を舞台に、女性の持つ業と痛み、そして連綿と続く「命」の連鎖を描く飛躍作。