河出書房新社
河出の本を探す
1511件中 381~400件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
青が破れる
町屋 良平 著
この冬、彼女が死んで、友達が死んで、友達の彼女が死んだ――秋吉、ハルオ、とう子、夏澄、梅生。五人の不定の生が紡ぎだす鮮烈のデビュー作。選考委員絶賛! 第53回文藝賞受賞作。
定価1,320円(本体1,200円)
○在庫あり
一○一教室
似鳥 鶏 著
カリスマ教育者・松田美昭が作った全寮制一貫校・恭心学園。高い進学実績、ひきこもりや反抗も「治る」と話題の学園で健康な男子高校生が突然死んだ――新生・似鳥鶏渾身のダークサスペンス!
定価1,760円(本体1,600円)
現実宿り
坂口 恭平 著
砂漠の砂は語りはじめる。失われた大地の声を、人間の歌を、そして「生」の愉悦と希望を――21世紀の鬼才芸術家が贈る、熊本地震を挟んで執筆された書きおろし長編小説。
定価2,200円(本体2,000円)
メビウス1974
堂場 瞬一 著
1974年10月14日は「日本の夢が終わった日」。長嶋引退試合と三井物産爆破事件が同時に起きたその日を始点に運命を引き裂かれた人々の「明」と「暗」をスリリングに描くミステリ!
×品切・重版未定
漂う子
丸山 正樹 著
「実はうちにもいるのよ。居所不明児童」――教師である恋人・祥子の教え子を探すことになったカメラマン直(なお)。家族とは何か、子を持つとは……子どもを巡る実情を描く社会派ミステリ。
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻
能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵
岡田 利規/伊藤 比呂美/いとう せいこう/桜庭 一樹/三浦 しをん/いしい しんじ/松井 今朝子 訳
能「松風」、狂言「木六駄」、説経節「かるかや」ほか、近松門左衛門の世話物やいわゆる三大浄瑠璃といった傑作を、作家の新訳で収める画期的試み。舞台もさらに楽しめる最高の一冊。
定価3,850円(本体3,500円)
すみなれたからだで
窪 美澄 著
焼夷弾が降る戦時下、喧騒に呑まれる八十年代、そして黄昏ゆく〈いま〉――それぞれの時代で、手探りで生きる人々の「生」に、寄り添うように描かれた八つの物語。
定価1,540円(本体1,400円)
坊っちゃんのそれから
芳川 泰久 著
大暴れして教師を辞め、東京に帰った坊っちゃんは、それから街鉄の運転手に。山嵐は幸徳秋水に出会い大逆事件に巻き込まれ……。朝日(星野智幸氏)・毎日(角田光代氏)書評で話題の続『坊っちゃん』!
世界一ありふれた答え
谷川 直子 著
離婚して未来を見失った女。ピアノを弾く時だけ、指が動かない病いのピアニスト。人生のどん底で出会った二人の男女の再生を描く感動作。伊藤比呂美さん、落合恵子さん絶賛!
メモランダム
長谷部 千彩 著
香水/ファッション/旅/ジャズ/写真/東京/男と女の関係性/女性の生き方/美しさ――独自の美意識につらぬかれた、エッセイとショートストーリー31篇。片岡義男氏推薦。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切
スペース金融道
宮内 悠介 著
「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下190度の惑星だろうと取り立てる。それがうちのモットーだ」新星金融の取り立て屋コンビがゆく。新本格SFコメディ誕生。
月兎耳の家
稲葉 真弓 著
2014年に逝去した著者の三回忌に際し、死の直前に発表された最後の遺作を単行本化。余命短い老女優の、人生の幕引きの日々を描いた表題作は、死と向き合う著者の息遣いが聞える感動作。
少年聖女
鹿島田 真希 著
「Aqua」という名のゲイバーで、僕が愛した青年が語る、ひとりの聖女と彼女に溺れていく男たちの物語――芥川賞作家が「背徳的な愛」を峻烈に描く衝撃作!
△3週間~
ワイルドフラワーの見えない一年
松田 青子 著
猫カフェ殺人事件、少年という名前のメカ、ベティ・デイヴィス……わずか数行の超短編や寓話を含む色とりどりの50の作品がいま、私たちの「世界」を貫く!
定価1,650円(本体1,500円)
北高野球部 学生監督ガイ
本田 有明 著
甲子園にその名を轟かせた名門野球部が廃部の危機に陥った。部を救うため、学生監督・凱のチャレンジがはじまる。トラブル、恋、そして病を乗り越えてひとつにまとまってゆく青春小説。
陥没地帯/オペラ・オペラシオネル
蓮實 重彦 著
三島賞受賞の『伯爵夫人』に先立つ小説作品二編を集成。伝説の雑誌「エピステーメー」の終巻をかざった幻の傑作「陥没地帯」、官能の気配にみちた「オペラ・オペラシオネル」をおさめる。
定価2,420円(本体2,200円)
図書館ホスピタル
三萩 せんや 著
元気だけがとりえの悦子が、ひょんなことから図書館に就職した。ところがそこは普通の図書館と違う、不思議な噂が存在していた。館長や同僚司書に助けられ、悩める利用者さんを救えるか?
月刊「小説」
松波 太郎 著
死にかけた「小説」を、この男が救うのか――? 売れない作家が立ち上げた文芸誌の行方は……表題作他3編を収録。類まれなユーモア、身体性、言語感覚を併せ持つ不世出の奇才による傑作選。
大岡昇平
大岡 昇平 著
二組の夫婦と復員兵の恋愛をめぐる心理小説『武蔵野夫人』、戦争体験をもとにした思索的小説『俘虜記』から3篇、花柳小説「黒髪」、評論「母と妹と犯し」他、戦後文学最高峰の傑作を集成。
定価2,860円(本体2,600円)
少女ABCDEFGHIJKLMN
最果 タヒ 著
好き、それだけがすべてです――「きみは透明性」「わたしたちは永遠の裸」「宇宙以前」「きみ、孤独は孤独は孤独」。最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語!