河出書房新社
河出の本を探す
1538件中 421~440件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
ワイルドフラワーの見えない一年
松田 青子 著
猫カフェ殺人事件、少年という名前のメカ、ベティ・デイヴィス……わずか数行の超短編や寓話を含む色とりどりの50の作品がいま、私たちの「世界」を貫く!
定価1,650円(本体1,500円)
○在庫あり
北高野球部 学生監督ガイ
本田 有明 著
甲子園にその名を轟かせた名門野球部が廃部の危機に陥った。部を救うため、学生監督・凱のチャレンジがはじまる。トラブル、恋、そして病を乗り越えてひとつにまとまってゆく青春小説。
×品切・重版未定
陥没地帯/オペラ・オペラシオネル
蓮實 重彦 著
三島賞受賞の『伯爵夫人』に先立つ小説作品二編を集成。伝説の雑誌「エピステーメー」の終巻をかざった幻の傑作「陥没地帯」、官能の気配にみちた「オペラ・オペラシオネル」をおさめる。
定価2,420円(本体2,200円)
図書館ホスピタル
三萩 せんや 著
元気だけがとりえの悦子が、ひょんなことから図書館に就職した。ところがそこは普通の図書館と違う、不思議な噂が存在していた。館長や同僚司書に助けられ、悩める利用者さんを救えるか?
定価1,540円(本体1,400円)
月刊「小説」
松波 太郎 著
死にかけた「小説」を、この男が救うのか――? 売れない作家が立ち上げた文芸誌の行方は……表題作他3編を収録。類まれなユーモア、身体性、言語感覚を併せ持つ不世出の奇才による傑作選。
定価1,980円(本体1,800円)
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻
大岡昇平
大岡 昇平 著
二組の夫婦と復員兵の恋愛をめぐる心理小説『武蔵野夫人』、戦争体験をもとにした思索的小説『俘虜記』から3篇、花柳小説「黒髪」、評論「母と妹と犯し」他、戦後文学最高峰の傑作を集成。
定価2,860円(本体2,600円)
少女ABCDEFGHIJKLMN
最果 タヒ 著
好き、それだけがすべてです――「きみは透明性」「わたしたちは永遠の裸」「宇宙以前」「きみ、孤独は孤独は孤独」。最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語!
ラジオラジオラジオ!
加藤 千恵 著
わたしとトモは週に一度、ラジオのパーソナリティーになる! 進路決定を目前に、それぞれの未来がすれ違っていく二人の女子高生を描く、佐久間宣行さん感動のせつなさ120%の青春小説。
定価1,430円(本体1,300円)
報われない人間は永遠に報われない
李 龍徳 著
この凶暴な世界に私たち二人きりね――。自意識ばかり肥大した男と、自己卑下に取り憑かれた女の、世界で一番いびつで無残な愛。男を破滅に導く「運命の女」を描く、著者待望の第二作!
×品切
スーツアクター探偵の事件簿
大倉 崇裕 著
ひょんなことから、怪獣に入って演技する「スーツアクター」のコンビを組むことになった、椛島雄一郎と太田太一。映画撮影所で次々とおこる謎の事件を、この凸凹なふたりが解決する!
定価1,870円(本体1,700円)
ねこのおうち
柳 美里 著
生きることの哀しみ、そしてきらめき……ひかり公園で産まれた六匹のねことその家族が奏でる “命”の物語がいま、幕をあける――中川翔子さん推薦!! 著者2年ぶりとなる、待望の最新小説!
個人完訳 小泉八雲コレクション 心 日本の内面生活がこだまする暗示的諸編
小泉 八雲 著 平川 祐弘 訳
明治日本を愛情をもって活写した小泉八雲=ラフカディオ・ハーン。「停車場にて」「ある保守主義者」などを収めた代表作『心』が名訳で甦る。日本人とは何か。いま読まれるべき名著。
定価2,640円(本体2,400円)
エンタツアチャコのぼくらは探偵
上田 賢一 著
昭和初期、大阪のホテル従業員が自殺を図ったが、裏には日本軍の機密が秘められていた。その謎を解決するは、エンタツアチャコ! 伝説の元祖漫才コンビを主人公とした痛快ミステリ開幕。
金閣寺の首
朝松 健 著
妖かしにより滅亡した足利将軍十五代を描く「ぬっへっほふ」、京の都の蠱惑に取り憑かれた一族を描いた「『西の京』戀幻戯」……国内ホラー作家の第一人者が贈る、極上の室町伝奇傑作集!
定価2,530円(本体2,300円)
ギケイキ 千年の流転
町田 康 著
はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪。私の名は――千年の時を超え、現代に生きる源義経が、自らの怒濤の生涯を語り出す。激烈に滑稽で、激烈に悲痛な魂を描く、新たな代表作。
定価1,760円(本体1,600円)
筆跡はお見とおし
山下 貴光 著
街中で頻発する落書きや動物の惨殺、そして高校生の自殺。天才筆跡鑑定士・英介と助手の真子が事件を追ううち、意外な繋がりが見えてくる。最後に解かれる10年前の英介のトラウマとは?
アカガミ
窪 美澄 著
2030年、若者は恋愛も結婚もせず、ひとりで生きていくことを望んだ――国が立ち上げたお見合い制度「アカガミ」に志願したミツキは、そこで恋愛や性を知り、新しい家族を得るのだが……。
宮沢賢治/中島敦
宮沢 賢治/中島 敦 著
病床で綴られた連作詩「疾中」や「ポラーノの広場」「ひかりの素足」など宮沢の18篇と、「環礁」「李陵・司馬遷」など中島の7篇を収録。周縁から文学の核心に迫った二人の世界。
定価3,190円(本体2,900円)
KUHANA!
秦 建日子 著
三重の小さな小学校にジャズバカの先生がやってきた。退屈な毎日と家の手伝いから逃げ出したい子供たちはジャズ部を作ることに! 痛快でちょっと泣けて、元気が出る物語。2016年映画化。
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 2
坂元 裕二 著
東日本大震災以降、練と連絡が取れなくなって5年、介護福祉士となった音は、いまだ練が消息不明と知り……。悩みや痛みを抱え、すれ違いながらも東京で生きようともがく男女6人の群像劇。