河出書房新社
河出の本を探す
1524件中 821~840件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
文藝別冊
岡本綺堂 半七捕物帳、江戸、そして怪談の世界
ご存じ「半七捕物帳」の別バージョンや戯曲版、怪談、探偵物、単行本未収録の綺堂ワールドを盛り沢山に。種村季弘インタヴューなど。
定価1,257円(本体1,143円)
×品切・重版未定
日本文学
巷説 天保水滸伝
山口 瞳 著
利根の川風袂に入れて、月に棹さす高瀬舟。山口瞳、唯一の長篇時代小説、未完のライフワーク。飯岡助五郎と笹川繁蔵は、なぜヤクザ渡世に入り、大喧嘩に至ったかを克明に描く。
定価2,090円(本体1,900円)
江戸まぼろし草子
海野 弘 著
深川の岡場所を取り締まる御上の「けいどう」、見世物小屋で身体を石のように硬くする芸を見せる男を描いた「石の男」など、江戸の町を舞台に繰り広げられる至極の「不思議」傑作短篇集!
定価2,200円(本体2,000円)
黒冷水
羽田 圭介 著
兄の部屋を偏執的にアサる弟と、執拗に監視・報復する兄。出口を失い暴走する憎悪の「黒冷水」はどこから生まれたのか? 選考委員を驚愕させた、17歳の高校生による文藝賞受賞作!
定価1,430円(本体1,300円)
オアシス
生田 紗代 著
ため息をひとつつく。哀愁ってやつだ――家事放棄の“粗大ゴミ”=母と、パラサイトされている姉、そして私。女3人、奇妙な家族の行方は? 第40回文藝賞受賞作。
定価1,320円(本体1,200円)
魔女の息子
伏見 憲明 著
和紀の日常を彩るのは、凄まじくも愛すべきオンナたち。老いらくの恋に燃える母親に接するうち、彼の中で何かがうずき始める。人間のいとおしさを伝える自伝的話題作!
女たちの新選組 花期花会
江宮 隆之 著
幕末期に結成された新選組。そこは殺戮のまち、動乱の京――そこで男たちは無限の夢を見、女たちは無償の愛に生きた。甲府、会津、終焉の地・函館――知られざる、もう一つの新選組悲歌……。
定価1,760円(本体1,600円)
慶応四年新選組
結束 信二 著
司馬遼太郎原作の、あの傑作TVドラマ「新選組血風録」「燃えよ剣」の脚本家・故結束信二の待望久しい幻の長篇小説復刊! 抑制された筆致で、凋落の1年を描ききる。
新選組
村山 知義 著
『忍びの者』で忍者小説を開拓した著者の最初の長編小説。転向文学者の視点で、マルクス主義歴史観をベースに、歴史の敗者・新選組の辿った道を魅力的に描く、新選組小説の記念碑的作品。
定価1,980円(本体1,800円)
月夜に逢いたい
森 詠 著
月に照らされた夜の静寂、ぼくは彼女と出逢った――。そこはかとなく哀しい男と女の恋の行方。神戸、横浜、長崎、小樽……出逢いのときめき、別れの切なさを、あふれる旅情で描き出す七篇。
定価1,650円(本体1,500円)
三日月少年の秘密
長野 まゆみ 著
空中電氣式人形諸君。架空線の上を疾走し、世界一のタワアに登れ! 勝鬨橋から遊船に乗り込んだぼくは、工事中の東京タワーを目撃する。時を超え、帝都の夜を駆ける、発火式ファンタジー。
定価1,100円(本体1,000円)
異国伝
佐藤 哲也 著
「これは本当に、21世紀に生きる日本人作家の作品なのか!?」 愛情の代価……魔王の機械……ンダギの民。異能の作家・佐藤哲也が描く「あ」から「ん」まで、45の国のものがたり。
蹴りたい背中
綿矢 りさ 著
高校に入ったばかりの“にな川”と“ハツ”はクラスの余り者同士。臆病ゆえに孤独な2人の関係のゆくえは……。世代を超えて多くの読者の共感をよんだ第130回芥川賞受賞作。
みすゞ
荻田 芳久 著
生誕百年を迎えた夭折の天才童謡詩人の生涯を扱った初めての小説。映画『みすゞ』の若き脚本家が、そのシナリオを基に小説に書き下ろした。みすゞがヴィヴィッドに蘇る。
幻術絵師、夢応のまぼろし
鈴木 輝一郎 著
時は信長天下の時代。絵師・茜部夢応は、描いた絵を、現(うつつ)に変える幻術師。信長から逃れつつ、幻術絵師として様々な生霊や魔と対峙していく夢応。人間への深い洞察にみちた幻想夢譚。
定価1,870円(本体1,700円)
媚薬
佐藤 亜有子 著
伽羅の香りと着物の襞。パティシエの指が奏でる蜜と乳の味。ネイリストのバラの香りと私の爪……芳醇な媚薬のあいだに、たゆたい、溺れる私。人気作家が贈る魅惑的愛と官能の連作短篇集!
定価1,540円(本体1,400円)
盗作
伊藤 たかみ 著
自殺した親友が残したフロッピーと彼の名を使って作家になった僕は、ある日突然何も書けなくなった。彼が生きているのではと疑い、死の真相を追い始める。中条省平氏絶賛の長篇!
夏休み
中村 航 著
吉田くんの家出をきっかけに突然訪れた、2組のカップルの危機。彼のプチ家出を理由に、僕らの妻ユキと舞子さんから「果たし状」が届いて!? なつかしくて新しい、とびきりの夏のおはなし。
踊りませんか ラストダンスを
山下 勝利 著
子育てに追われ、それが終われば親の介護。やっと得た仕事も中途半端。こうして女は老いていくのか。気を取り直して口紅を引いてみる。まんざらじゃない。そう、私の人生、これからだ。
抱いて、そしてそのまま殺して
律子は、暗殺のエージェンシーに自分自身の殺害を依頼。殺害方法、好みの暗殺者のタイプ等希望には応えてくれるが、男がいつ来るかだけは知らされなかった……傑作官能ホラー!