河出書房新社
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日本文学
新本陣殺人事件
矢島 誠/若桜木 虔 著
知事選挙を目前にして、前文部科学省事務次官・神谷孝範氏が殺害された。そして、同日同時刻に起こったもう一つの「密室殺人事件」。瀬名秀明氏絶賛の本格ミステリー。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
デッド・エンド・スカイ
清野 栄一 著
『レイヴ力』で知られる著者の文学界新人賞受賞作を含めた長篇小説。レイヴのDJが過去をふり返りながら、地の果てを彷徨する。読む者の魂を震わせる新しいスピリチュアル・ノヴェルの誕生。
定価2,200円(本体2,000円)
されど男と女 人生のロスタイムを迎えたあなたに
山下 勝利 著
若さを誇るには遅すぎる。さりとて枯れるには早すぎる。人生のロスタイムがちらつきだしたとき、男はどんな行動に走るのか。そして女は……。そんな焦燥に駆られた男と女の〈愛と性〉の物語。
定価1,980円(本体1,800円)
もういちど生きる 小説 老人の性
菅野 国春 著
著者が十年の歳月をかけて取材した老人達の愛と性。黄昏迫る人生に明日を夢見てときめく恋する老人男女の群像に、老いたることの意味を改めて問いなおした新社会小説。
千年王子
長野 まゆみ 著
ワールドツアー後の新学期。教官の人気ランキングの最下位は今年もおなじ人物。ぼくらは彼をシンヤと呼び捨てにする。あやまって彼のプログラムをヒットしたぼくは……。
定価1,210円(本体1,100円)
愛別外猫雑記
笙野 頼子 著
猫のために都内のマンションを引き払い、千葉に家を買ったものの、そこもまた安住の地ではなかった。猫たちのための新しい闘いがはじまる。涙と笑いで、読む者の胸を熱くする愛猫奮闘記。
ネバーソープランド
小林 エリカ 著
どこでもない“ニッポン”で老いさらばえる「ウェンディー」と「ピイタア」。彼女の眼にはすべてが狂って見える。不思議で残虐なイメージを独特なリズムで描く処女小説。
定価1,100円(本体1,000円)
次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?
柴崎 友香 著
大阪発東京行。友人カップルのドライブ旅行に男2人がむりやり便乗。車中、自称天才が、わがまま放題、あげくに告白してふられる始末。笑えて、せつない、ロード・ラブ・ストーリー。
定価1,430円(本体1,300円)
過ぎて行く歌
齋藤 史 著
黎明の明治に生を享け、21世紀をも詠みつづける歌人・齋藤史が世に問う幻の小説。1948年信濃毎日新聞社創業75周年懸賞小説第一席入選の「過ぎて行く歌」を大幅に加筆、半世紀ぶりに刊行。
ラブリー
濱田 順子 著
一見すると淡々としているけれど、ひそかに荒廃と暴力をひそませた高校生たち、そして阪神大震災。文藝賞受賞『Tiny,tiny』の裏バージョンであり、それ以上に鋭利な世界を描く書き下ろし。
きみよ わすれないで
篠原 一 著
盲目のピアノ調律師の部屋を訪れる14歳の少女。時折男は外出すると、なぜか身体を傷つけられて帰ってくる。彼の面倒をみていた叔父は首をつって自殺していた……。天才・篠原一が放つ傑作!
妖精愛
谷村 志穂 著
身体は夢中なのに、心が満たされないのはなぜ? 喧噪のクラブ。年下の男。不倫。刹那の性愛を求めて夜の街を彷徨う女達。闇の中の哀切な叫びを、濃厚なエロスで匂やかに描き出す衝撃の九篇。
北山大橋
橘 弦一郎 著
50年昔、京都大学在学中に高橋和巳らと文学活動を開始し、川端康成論、小泉八雲論などで独特の評論世界を拓いた著者が円熟期を迎えて放つ異色の長篇恋愛小説。
国道20号線
小林 紀晴 著
フィルムを回している間だけ、世界は私の思い通りに存在する――東京発/信濃。冬から春へ。国道20号線の上を歩き、生きる6人のロード・ストーリー。あの小林紀晴が、初の“本格小説”に挑戦!!
メイドインジャパン
黒田 晶 著
この国が産みおとした子どもたちによる、この国にしか起こりえない少年犯罪。リアルで残酷な殺人描写とグルーヴ感あるクールな文体に全選考委員が“不快”な絶賛を贈った、戦慄の問題作!
定価1,320円(本体1,200円)
肉触
佐藤 智加 著
精神か肉体かいずれかを捨てるなら、私は迷うことなく精神を捨てる――姉の追憶に支えられた詩的宇宙の静かな崩壊のゆくえ。早熟な才能と表現、17歳・高校生による珠玉の作品。
惜春
井上 明久 著
新緑鮮やかな京都東福寺の通天橋から紅葉燃える永観堂の臥龍廊と京の街々。謎を秘めた美女を巡る男たちの狂おしい恋を描き、漱石以来の小説の醍醐味をいまに甦らせた二都物語!
定価1,870円(本体1,700円)
遠雷四部作 全一巻(四分冊・函入り)
立松 和平 著
高度成長からバブル崩壊に至る時代の流れとともに、土地と人間の荒廃を描いてきた『遠雷』『春雷』『性的黙示録』『地霊』の4部作と資料篇を収録した時代の目撃者立松文学の全貌。
定価10,780円(本体9,800円)
小説 真夜中の弥次さん喜多さん
しりあがり 寿 著
全てがうすっぺらな江戸を捨て、お伊勢さんへと旅立った弥次さん喜多さん。ほんとうのリアルを求める道行きで、彼らが見たほんとうの世界とは? 宮藤官九郎初監督の映画原作!
僕とみづきとせつない宇宙
平中 悠一 著
自他ともに天才ミュージシャンと公言する傲慢不遜の少年=18歳のコサカ・トオル。デビューを約束された彼は、自信満々、学校を辞め、家出同然に一人暮らしを始めるが……。