河出書房新社
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日本文学
水漬く魂 第四部 青に燃える
小嵐 九八郎 著
少年時代からの親友、堀口大示と河井は政治の季節に青春をすごす。ノンセクトの堀口が早苗に思いをよせるが、早苗は党派に身を投じた河井に惹かれる。思いがよじれながら安田砦の陥落が迫る。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
ハル、ハル、ハル
古川 日出男 著
この物語は全ての物語の続篇だ。暴走する世界、疾走する少年と少女。3人のハルよ、世界を乗っ取れ! 乱暴で純粋な人間たちの圧倒的ないまを描いた、古川日出男の最高傑作。
定価1,540円(本体1,400円)
KAWADE道の手帖
中井英夫 虚実の間に生きた作家
1964年2月29日『虚無への供物』刊行――あれから40年以上、いまなお絶大な支持を得ている中井英夫。「反世界」に生きた作家のすべてに迫る! 単行本未収録短篇多数収録。
定価1,650円(本体1,500円)
水漬く魂 第三部 白に燃える
生来の嘘つきとして堀口参蔵は、戦後を漂うように生きていた。運命の絡み合いを通して、もうひとつの戦後が浮かび上がる。
大好きやったんやで 上
れい 著
〈天国のお前にな、手紙のつもりで書いたんやで〉 衝撃的な出会い、幸せな日々、永遠の別れ。ケータイ小説超人気サイト「魔法のiらんど」で圧倒的な感動を呼び起こした話題作、ついに書籍化!
定価1,100円(本体1,000円)
大好きやったんやで 下
〈神様、どうかあいつを俺から奪わんといて下さい〉 二人の幸せな日々に忍び寄る悪魔の影。衝撃的な運命を受け入れ、世界でたった一人の恋人に捧げた真の純愛物語。実話をもとにした感動作!
水漬く魂 第二部 赤に燃える
主人公・大示が新聞記者だった父・剛蔵の日記を開くと、そこに描かれているのは戦争突入前夜の上海の日々だった。美女や革命家、政治家たちが跋扈する混沌とした世界を描く。
定価2,090円(本体1,900円)
水漬く魂 第一部 藍に燃える
昭和の戦前期から現代までをまたにかけた長岡出身の一族の壮大な血と愛と政治の激動を描く渾身の大作。反骨の新聞記者が自身の生をえぐりつつ、一族の闇に迫る。
コップとコッペパンとペン
福永 信 著
一行先も予測できない! 母から娘へ――娘から息子へ……赤い糸がつなぐ現代家族の非人情物語を描いた表題作を含む、短篇3本に書き下ろしを加えた著者6年ぶりの大暴走小説集。
×品切
戦国の凰 お市の方
鈴木 輝一郎 著
戦国動乱の運命に翻弄されつつも強くしなやかに生きたお市の方。兄・信長の命令で浅井長政に嫁ぎ、長政没後は柴田勝家の妻に。妻として女として波瀾万丈の生涯を描く、壮大な歴史ロマン!
定価1,760円(本体1,600円)
みずうみ
いしい しんじ 著
ひとつだけ、教えてくれ。今日は、何月、何日だ――伸び縮みする時間の中で、みずうみは渦巻き、そして落ちていく。『ポーの話』から2年、待望にして著者最高の長篇小説!
モンゴルの剣 元朝最後の密命
天堂 晋助 著
姫を脱出させよ! 大ハーンの命令を受けた若きモンゴル剣士の恋と冒険活劇の旅。江南の地から北京へ、紅巾の乱の元朝末期中国を敵中突破。愛と友情のために戦う成長小説中国歴史ロマン。
オーロラマシーンに乗って
明川 哲也 著
裏社会のドンで遊園地の支配人ヨキ氏の夢想に基づいた、世界一高い山よりも高いジェットコースターに乗って出会ったものとは……。元ドリアン助川・物語作家明川哲也が贈る大人の童話3篇。
母ちゃん[オンマ]
江宮 隆之 著
韓国で戦後、縁もゆかりもない孤児133人を育て上げた日本人がいた。悲惨のどん底をさまよう地獄のような少女時代、そして孤児たちを守り抜いた後半生。日韓の秘話を壮大なスケールで描く。
定価1,870円(本体1,700円)
ひとり日和
青山 七恵 著
20歳の知寿が居候することになったのは、71歳の吟子さんの家。奇妙な同居生活の中、知寿はキオスクで働き、恋をし、吟子さんの恋にあてられ、成長していく。選考委員絶賛の第136回芥川賞受賞作!
定価1,320円(本体1,200円)
夢を与える
綿矢 りさ 著
チャイルドモデルから芸能界へ――幼い頃からTVの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。ある出来事をきっかけに彼女はブレイクするが!? 成長する少女の18年を描く、芥川賞受賞第一作。
定価1,430円(本体1,300円)
定本 謎解き『死霊』論
川西 政明 著
長年にわたって埴谷雄高と親交深かった著者が『死霊』の全体を細部にわたって検証しながら、巨大なる謎にみちた世界的長篇の全体像をはじめてあきらかにした名著の増補・改訂版。
定価3,740円(本体3,400円)
諜報新撰組 風の宿り 源さんの事件簿
秋山 香乃 著
井上源三郎は、長州脱藩の間者・佐伯又三郎と親しくなり、長州、水戸、会津の政争にまきこまれていく。大和行幸、相撲興行の思惑、芹沢一派殲滅の意味を、8・18政変と続く時代の中に探る。
炎の如く 備前贋銀事件始末
酒井 篤彦 著
国許で贋銀造り発覚。大老酒井忠勝、儒官林羅山の厳しい追及に、窮地に陥る名君岡山藩主池田光政と陽明学者熊澤蕃山。お家断絶の危機!? 江戸と備前を舞台に火花散る歴史巨篇。
父の晩年
山口 瞳 著
型破りな事業家であるとともに、「家族」というものに愛情を降りそそいだ父。山口文学の原点をなす表題作ほか、自伝的要素の濃い作品を中心に、単行本未収録の傑作12篇収録。
定価2,200円(本体2,000円)